Raw 6/27/11

2011, 6, 29 水曜日

・ラス・ベガスからという事でRawルーレットが行われる。ブッカーTがルーレットを回す。

◆HBK登場。俺はここを離れるといったけど全てを捨て去ることは出来ないな。俺はこのリングで20年間試合してきたんだ。俺はゲスト・ホストとして出てきたんじゃない、只この場に来たかった一人の男さ。最後に明日から始まる新しいショーについて話したい、というとパンク、Nexus(ライアンの姿はなし)が現れる。
 パンク曰く、お前さんはこのリングに郷愁を抱いているようだが、俺は7/17にこのリングを去るのさ、それも商社としてな、という。言い争った後HBKは俺に歓声が送られているのは俺がお前より優れていることをみんな知っているからだ、という。パンクは俺に挑戦しているのか、と返す。HBKは似たような事だが、正確には違う、といってオタンガをけりぬく。
 メールが届く。パンクはオープニング・マッチを務める、と言う。ルーレットの結果、ミステリー・オポーネント・マッチとなる。出てきたのはケイン。HBKはマクギリュティーにもスイートチンを決めると去っていく。

①ケインvs.CMパンク
 ケインはチョーク・スラムを狙うも逃れられる。ダイビング・クローズラインを狙うべくコーナー上へ。パンクが捕まえスーパープレックスを狙う。持ち上げられず場外に逃げる。そのまま試合放棄でカウントアウト。
[Winner:ケイン(リングアウト)(4:16)]

②シン・カラvs.エヴァン・ボーン
 ボーンがエア・ボーンへ。カラはかわすとスピニング・マット・スラムでカウント3。
[Winner:シン・カラ(4:52)]

・コフィがルーレットを回そうとする。ヴィッキーが現れ代わりにまわしてしまう。結果はプレイヤーズ・チョイス。コフィは「ヴィッキーはリングサイドに入れない」という形式を選択する。

・MITBで行われるRawのMITB参加者はミステリオ、コフィ、ボーン、デル・リオ、トゥルース、スワガー、ライリー、ミズだと発表される。

③(ヴィッキーはリングサイドに入れない):コフィ・キングストンvs.ドルフ・ジグラー
 コフィがトラブル・イン・パラダイスを決め勝利。
[Winner:コフィ・キングストン(7:35)]

・デル・リオがルーレット室に現れショーとまた試合しなければいけない事に不満をもらす。マリースに俺の幸運を願って回してくれ、という。結果はケージ・マッチ。

④ケージ・マッチ:ビッグ・ショーvs.アルベルト・デル・リオ
 ショーがスーパープレックスを決める。リングサイドにいたヘンリーが扉を引き剥がす。リングに入りショーに襲い掛かる。その隙にデル・リオが脱出に成功する。
[Winner:アルベルト・デル・リオ(5:23)]
 試合後もヘンリーがショーを攻撃。

⑤サブミッション・マッチ:ニッキー・ベラvs.ケリー・ケリー
 ケリーがニッキーにボストン・クラブを決めギブ・アップさせる。
[Winner:ケリー・ケリー(1:18)]
 
・ルーレットの結果トルネード・マッチになる。DDPが現れBest of Monday Nitroの宣伝。マッキンタイアが現れ、老いぼれはすっこんでろ、今から俺のTVタイムだ、と言う。HBKが現れスイートチン。

⑥トルネード・マッチ:レイ・ミステリオ、アレックス・ライリーvs.ザ・ミズ、ジャック・スワガー
 ライリーがスワガーを攻撃し、ミステリオが619につなげる。更にライリーのDDT、ミステリオのトップ・ロープ・スプラッシュとコンボをつなげカウント3。
[Winner:レイ・ミステリオ、アレックス・ライリー(11:45)]

⑦テーブルズ・マッチ:ジョン・シナvs.Rトゥルース
 コーナー、及びリングにテーブルが設置される。シナがAAを狙ったところでパンクが登場。パンクとシナが乱闘。トゥルースがその隙を突いてシナにスピアーを決めテーブル葬。
[Winner:Rトゥルース(5:08)]
 
◆試合後パンクはステージに座り込むと話し始める。

 ジョーン・シナ。まあ、そこで寝ていろ。俺の話を聞いてくれ。3週間後俺はお前のWWE王座を持って離れるからな、お前のためにこれまでの歩みを振り返ってやろう、と思う。色々胸の中に閉まっていたことがあるんだよ。
 初めに言っておくが俺はお前が憎いって訳じゃないんだ。いや嫌ってさえいないんだよ。
バックステージにいるほとんどの奴等より好きなぐらいだ。俺が憎いのはな、お前が世界で一番優れているという考えられてることだ。お前が一番な訳ないだろう。だって俺が一番なんだから。一人しかいないから一番っていうのさ。お前に俺より優れている点があるとするならばビンスのケツにキスすることだ。ハルク・ホーガン並にお前は上手くやっている。ドゥエインに比べるとどうかな、まあどちらにせよお前は随分とケツにキスするのが上手いな。これまでずっとそうだったし、今だってそうさ。おっと、4番目の壁をぶち破ってしまったかな。俺が世界で一番優れたレスラーだ、俺がこの会社の門をくぐったその日から俺は一番だった。能無しどもは俺を憎み疎んできたがヘイマンが俺の中に可能性を見出した。そうさ、俺はヘイマンの申し子さ。他に誰かヘイマンに見出された奴がいたかな。そうだ、レスナーがいた。奴も俺みたいに見切りをつけたな。だが大きな違いがある、俺はWWE王座を持って去るって事だ。
 俺は数多くのビンセントKを自分の中に取り込んできた。ようやく俺は見えてきたのさ、マクマホンの頭の中から生み出された真鍮のリングがな。それは完全に空想の物さ。本物はこの俺だけ。事実はこの団体に入り、去るまでのこの6年間、俺は最高だって事を証明し続けてきたって事だ。マイクもそうだし、リングでもそうさ、それに実況もいかしてるだろ。誰も俺の領域にはたどり着けない。だが俺が何回証明したってお前らは俺をコレクターズ・カップやプログラムの表紙にのせる気はないらしい。映画も製作されていないし、WMのポスターにものっていない。俺はコナン・オブライアンではないし、ジミー・ファロンでもない。だが俺は彼らと同列に扱われるべき存在だ、信じろ、これは負け惜しみじゃない、只々ドゥエインが来年のWMのメインで俺がそうじゃないって事実にうんざりしてるんだ。
 さて、本題に入ろうか、今俺に歓声を送ってる奴ら。ここを去る俺にとってはお前らも他のその他大勢と同じなのさ。俺が表紙を飾っていないにも関わらずお前らはプログラムを買うんだろう、そして俺からサインをもらうために朝5時の空港で出待ちをするのさ。そうしてそれをEbayで売り飛ばすんだろう。なぜならお前は本当の職を得るにはとっても怠惰だからさ。
 俺は6/17にWWE王座と共に去るぜ、もしかしたら新日本プロレスで防衛戦を行うかもしれない、ROHに戻るかもしれないな。よぉコルト・カバナ、調子はどうだい。俺が去る理由は結局お前らなのさ。俺が去った後もお前らはなけなしの金をこの会社に注ぎこむんだろう。俺は車輪について話しているのさ。回り続ける車輪さ。俺が理解しているのはそうやってビンス・マクマホンが金をかき集めてるって事だ。奴自身はミリオネアだが、それじゃあ足りない、ビリオネアにならなければいけないからな。何故ビリオネアでないか。分かるだろ。周りに馬鹿なイエスマンしか置いてないからさ。ジョン・ローラニティスとかな。ビンスの聞きたいことしか言わない奴さ。
ビンスが死んだらこの会社もましになるんじゃないかね。尤も実際はというと愚かな娘と間抜けな切りの息子、そして残りのどうしようもない家族によって引き継がれるんだろうけどな。
 ビンスについての個人的な話をしようか。知っての通り・・・

 マイクが切れる。パンクはマイクを数回叩いて喋ろうとするも音声が切られている。パンクが、音声を切られた、叫んでいるシーンで終了。

  • 2件のコメント

    • ななし より:

      おそらくマイクパフォ自体はワークなんでしょうけど、良い意味でパンクがやりすぎたというのが大方の見解のようですね
      いずれにしてもこれで株をあげましたねパンクは

    • 小泉”ダーティ”次郎 より:

      かなり自由に任されていたようですね。このストーリーをどう帰結させるかがWWEの腕の見せ所になりそうです。

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