Memphis Wrestling:Best of Memphis 1987の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@テキサス・デス・マッチ:ジェリー・ロウラー、バン・バン・ビガロvs.オースチン・アイドル、トミー・リッチ (3/23/87)
ゴングが鳴るなり会場で乱闘を繰り広げます。
ベビーフェイスのビガロも良いですね。
すたすたと迫って殴り飛ばしていくのでテンポが良い。
ロウラーもいつも通り抜群の拳で魅せる。
ハイ・テンションを維持しながらビガロのドロップ・キック、ロウラーのロウラー・アップにつなげました。
惜しむらくはテキサス・デス・マッチだというのに
乱戦なのでそういう見せ場はほとんどなく、
最後はリッチが完全KOで30秒のレスト・ピリオド+10カウントでも起き上がれずに決着というもの。
これなら通常形式でも同じ見せ方をする事が出来ますね。
まあまあ良い試合。
試合後ビガロが暴走しレフェリーを痛めつけようとするもロウラーが止める。
Aヘアvs.ヘア、ケージ・マッチ:ジェリー・ロウラーvs.オースチン・アイドル(4/27/87)
(エプロンではなく場外にケージに設置されています。)
ロウラーが一瞬ヒールかと錯覚する程
アイドルを痛めつけ傷口にかみつきまでします。
それぐらい遺恨を前面に押し出して臨んでいます。
これに対しアイドルは一流とはいえないが
持ち味の大袈裟な受け身で持って受けていきます。
アイドルの攻めが不安材料でしたが、
拳はロウラーが良い受けで引き立てているし、
後は椅子攻撃や鉄柱などで補っています。
アイドルは無駄に道化が入る事があり、
大きな反撃への流れも弱く、長ったらしい試合時間設定にしているため
素晴らしい試合とはいえないものの形式ならではの重みは出せている。
最後はレフェリー気絶からトミー・リッチが入りロウラーにパイル・ドライバー。
これでロウラーが敗北するというまさかのエンディングでした。
まあまあ良い試合。
(執筆日:10/1/11)
注目試合の詳細
なし試合結果
@テキサス・デス・マッチ:ジェリー・ロウラー、バン・バン・ビガロvs.オースチン・アイドル、トミー・リッチ (3/23/87)Aヘアvs.ヘア、ケージ・マッチ:ジェリー・ロウラーvs.オースチン・アイドル(4/27/87)