TOPアメリカン・プロレステリトリー(NWA) →Memphis Wrestling:Best of Memphis 1982

Memphis Wrestling:Best of Memphis 1982の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ジェリー・ロウラーvs.リック・フレアー(8/14/82)
 制限時間が10分、TVスタジオでの試合です。
 恥をかかされたフレアーがあっさり主導権を握るも
 スリーパーで窮地に陥ったりする内容。
 フレアーらしい追い込まれて逃げの防衛戦になるかと思いきや
 逆にNWA王者として、試合前のアピール通り10分以内に倒してやる、と逸るストーリーになっています。
 4の字を決めるも時間切れ。
 フレアーから5分延長を申し出るという信じられない展開になります。
 延長戦の内容はラフを交える中でロウラーの得意の形に持って行き、
 最後の最後でフレアーがベルトを持って逃亡、リングアウトといういつもの形に落ち着かせました。
 試合としては特筆するものはないものの
 ノン・タイトル戦、NWA王座戦のプロモとしてのストーリー・テリングは見事なものです。
 まあまあ良い試合。

Aサウザン・ヘビー級王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.ジェリー・ロウラー(10/18/82)
 ちょっとした事でニックは間をあけてリセットしてきますね。
 ロウラーが腰攻めで追い込もうとするもニックのまったりペースで試合は進行。
 10分ほどでレフェリーが気絶。
 そこでニックがパイル・ドライバーを決め主導権を握るという展開です。
 中盤の展開として使われているものの
 その行動自体は終盤向きのもの。
 ロウラー・アップも最後まで温存しきれずに行ってしまうし、
 後半にかけて盛り上がる要素にかけて試合がダレてしまいました。
 フィニッシュもタイツをつかんでの丸め込みというもの。
 平均より少し上。

(執筆日:10/?/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジェリー・ロウラーvs.リック・フレアー(10分時間切れ→再開→リングアウト)(8/14/82)
Aサウザン・ヘビー級王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.ジェリー・ロウラー(10/18/82)