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Memphis Wrestling:Best of Memphis 1981の分析


名勝負 なし
好勝負 ノーDQ:ジェリー・ロウラーvs.テリー・ファンク (3/23/81)

@ビル・ダンディーvs.ウェイン・ファリス、トージョー・ヤマモト(3/7/81)
 ベビーフェイス時代のダンディーも良いですね。
 2対1の攻防を要所で織り交ぜながら
 ファリス、ヤマモトがダンディーを制圧しにかかります。
 圧倒的不利な状況でも屈しない気力と、
 それを補うちょっとした戦略が
 試合に熱とリアリティーを与えています。
 良く出来たハンデ戦でしたが、
 同時にハンデ戦のレベルでしかない事も確か。
 まあまあ良い試合。

AノーDQ:ジェリー・ロウラーvs.テリー・ファンク (3/23/81)
 やっている事は拳や噛みつきぐらいのもの。
 誰にでも出来る乱戦です。
 そんな乱戦をどれだけ本気で出来るのか。
 そしてダウンではないふらつく受け身によって
 その乱戦の軌跡を空間的にどう描かせるのか。
 乱戦の至上命題を純粋に遂行した内容です。
 ロウラー・アップからの最高の拳、
 当時珍しい椅子攻撃による滅多打ちで最後までストレートに盛り上げ切りました。
 文句なしに好勝負。
(執筆日:10/?/11)

注目試合の詳細

AノーDQ:ジェリー・ロウラーvs.テリー・ファンク (3/23/81)
 ロウラーが攻めるとテリーが逃げる。
 コーナーに振り蹴りつける。
 テリーがたまらず場外に出る。
 ロウラーが迫ると再び場外に逃げる。
 戻ってきて組む。
 テリーがロープに押し込んでエルボーを打ち下ろす。
 場外に落とすとエルボーを打ち下ろしアトミック・ドロップ。 
 リングに戻る。 
 (カット?)
 戻ってきたロウラーにジャブを叩き込みレッグ・ドロップ。
 フィスト・ドロップへ。
 ロウラーはかわすと殴りつけていく。
 ジャブ。
 テリーはふらつき場外に転げ落ちる。
 ロウラーが場外に下り殴りつける。
 実況席のゴングにぶつける。
 (カット?)
 テリーが流血した様子。 
 両者リングに戻る。
 ロウラーが殴りつけジャブ。
 セカンド・ロープから飛び倒れたテリーの頭部にストンピング。
 カバーするもジミーが杖でちょっかいを出してくる。
 場外で威嚇してからリングに戻る。
 テリーが殴りつけヘッド・バッド。
 四つん這いでヘッド・バッド。
 流血した傷口にかみつき血を噴き上げる。
 コーナーでかみつく。
 傷口を殴りつけていく。
 腹にパンチをいれチョーク。
 レフェリーが引き離す。
 張り手を打ち込み殴りつける。
 場外に落とす。
 ジミーが殴りつける。
 リングに戻ってきたロウラーをファンクが殴りつける。
 殴りつける。
 ロウラーが耐えていく。
 ロウラーが肩紐を外す。
 ジャブを耐えると殴りつける。
 殴り合い。
 殴り飛ばす。
 ロープに走り殴り飛ばす。
 セカンド・ロープから飛びフィスト・ドロップ。
 カバー。
 ジミーが椅子を持って入ってくる。
 ロウラーが捕まえ殴り飛ばす。
 テリーが椅子を広い背後からロウラーの脚に叩き付ける。
 2発、3発と脚に叩き付ける。
 レフェリーが椅子を没収。
 テリーはロウラーのニー・パッドをずらしている様子。
 スピニング・トー・ホールド。
 ロウラーが何とか耐え殴りつけて逃れる。
 ジミーが再び椅子を差し入れ。
 テリーはレフェリーを押しのけるとロウラーの脚に椅子を叩き付けようとする。
 ロウラーはかわすと椅子を奪いテリーの脚に叩き付ける。
 何度も叩き付けていく。
 たまらず場外に転げ落ちたテリーの後を追い何度も足に椅子を叩き付ける。
 リングに戻ると10カウント。
 ロウラーがリングアウトで勝利。

試合結果

@ビル・ダンディーvs.ウェイン・ファリス、トージョー・ヤマモト(3/7/81)
AノーDQ:ジェリー・ロウラーvs.テリー・ファンク (リングアウト)(3/23/81)