TOPアメリカン・プロレス注目インディー →IWS:Blood,Sweat and Beers 9/17/05

IWS:Blood,Sweat and Beers 9/17/05の分析


名勝負 なし
好勝負 ラスト・マン・スタンディング:ケビン・スティーンvs.ダミアン

2枚組み3時間40分です。

Bloodstreamという予告・インタビュー付き。

@ジャガー・マイルズvs.ジミー・ストーン
 無名の軽量級が頑張って見れる試合に。
 少し悪い試合。
 2.0が出てきて両者に強烈な椅子攻撃。
 その後仲間のPCP、モブスターが加わりアピールを。 

 フレッド・ラ・マーヴィールのインタビュー。
 ヴァイキングが現れるもボイエー、ホークが加わったSLI-USAにやられます。

ASLI-USAvs.フライング・ハリケーンズ、プレイヤー・ウノ
 もたもたしていているし粗すぎますね。
 途中からはようやく6人タッグらしくなりますが・・・
 良いところなく終わり悪い試合。 

 試合後ヴァイキングが現れSLIを蹴散らします。

Bダン・パイザンvs.キッド・カミカゼ
 神風少年にはバネッサ、パイザンにはD-VYNがついています。
 両者の嗜好通り
 レスリング・テクを中心に試合を構成。
 終盤はハイ・フライングも絡めて。
 平均レベル。
 只この試合一番の見所はバネッサのD-VYNへのライガー・ボムでした。

Cトマシーノvs.グリーン・ファントム
 長身対決。
 あの体格で跳び起きれるのだから
 トマシーノは身体能力ありますね。
 試合はトマシーノのマネージャー介入、テーブルの攻防なんかを含めていますが
 ちょっと粗いなぁ。
 少し悪い試合。

Dタッグ王座戦:2.0(ch)vs.エル・ジェネリコ、ビーフ・ウェリントン
 ジェネリコ、ウェリントンによるユーモラスなムーブに
 2.0も悪くない試合運びを見せ
 後半のオープニングとして上々の滑り出し。
 平均より少し上。
 試合後黒忍者が出てやられかけるも
 白忍者が駆けつけ逆に2.0が逃げ出すことに。
 
Eカナディアン王座戦:クリストファー・ビショップ(ch)vs.ライオネル・ナイト
 チェックメイト対決だが
 まだこの頃はタッグを組んでないかな。
 いきなり技の避けあいでマット叩きを引き出すと
 その後も手の合う攻防を披露。
 只10分無くてあっさりめなのが惜しいですね。
 まあまあ良い試合。
 
FIWS王座戦:エクセス(ch)vs.フランキー・ザ・モブスター
 モブスターがイカレ顔芸を見せれば
 エクセスも予告無しで観客席に投げ込む(当然客にぶつかります)という
 他の団体なら問題になるような事を。
 端々に妙の利いた攻防もありますし
 風変わりな試合構成含めIWSらしい熱戦でした。
 中々良い試合。
  
Gラスト・マン・スタンディング:ケビン・スティーンvs.ダミアン
 さて年間最高試合をとったらしいこのメイン・イベント。
 打撃偏重の偏執的喧嘩ファイトで25分も。
 ダミアンがお馴染みのダブル・ストンプ系やダブル・ニー・ストライク系を繰り出せば
 スティーンも効果的な投げで反撃します。
 場外戦が多い物のリングに入れば
 観客もリング叩きで応えます。
 最後はリングに椅子を投げ入れさせるという名場面に(結局余り使ってないのですが)
 入場口のアーチ上からのテーブル葬で幕。
 3戦目にはやや劣るか。
 ぎりぎり好勝負。
 試合後は今をときめくスティーンとジェネリコの合体もありました。
  
総評。
 後半になるにつれどんどん良くなっていくという
 基本的構成で尚且つメインは年間最高試合を取った出来なので
 IWSの中では良い感じの大会。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Gラスト・マン・スタンディング:ケビン・スティーンvs.ダミアン
  ダミアンが入場してきたスティーンにトペ・スイシーダ。
  スティーンがチョップし椅子を投げつける。
  ダミアンがスティーンを支柱にぶつけ張り手。
  スティーンも椅子を投げつけジャケットで締め上げる。
  ダミアンは壁にぶつけると張り手。
  フォア・アームズ合戦。
  スティーンが壁へのフォール・アウェイ・スラム。
  チョップにヘッド・バッドでリングに戻す。
  ダミアンはショルダー・スルーを防ぐと張り手合戦。
  フォア・アームズを耐え切り張り手。
  スティーンが顔面へのニー・ストライクからクローズライン。
  カウント6。
  ダミアンが振り返しランニング・フォア・アームズ。
  拳とチョップのコンビネーションで崩れさせるとコーナーを使って後頭部へのダブル・ストンプ。
  カウント7。
  コーナーを使ってのダブル・ニー・ストンプ。
  カウント5。
  スティーンがネック・ブリーカー。
  拳+チョップのコンビネーションを叩き込む。
  張り手で返してきたダミアンに更にフォア・アームズとヘッド・バッドを叩き込む。
  ダミアンがショルダー・スルーで落とそうとする。
  エプロンに着地したスティーンに張り手を決めダウンさせると
  ダイビング・ダブル・ストンプを狙う。
  スティーンが避け延髄切りで落とすとブランチャを狙う。
  ダミアンはリングに戻って避けるとロープ越しにドロップ・キック。
  鉄柱にぶつけてダウンさせるとエプロンからダブル・ストンプ。
  スティーンは流血している。
  椅子に座り込んだスティーンにエプロンからダブル・ニー・ストライク。
  カウント5。
  椅子に座り込んだスティーンに今度はランニング・ダブル・ニー・ストライク。
  カウント7。
  スティーンが反撃。
  椅子を投げつけバー・エリアから外のエリアのダミアンにブランチャ。
  カウント7。
  オレ・キック。
  リングに戻るとスリングショット・ダブル・ストンプ。
  カウント7。
  スティーンがコーナーに椅子を設置しパワー・ボムを狙う。
  ダミアンは逃れると拳。
  ダブル・ニー・ストライク2連発からフェイス・ウォッシュへ。
  スティーンは受け止めると椅子が設置されたコーナーへパワー・ボム。
  カウント8。
  スーパー・キック。
  起き上がってくるのを見てパッケージ・パイル・ドライバーへ。
  ダミアンは逃れると拳。
  バック・ドロップを狙う。
  スティーンがロープを持って耐えスーパー・キックを放つ。
  ダミアンが受け止めバック・ドロップ。
  スティーンが転がり落ちる。
  ダミアンは観客に椅子を投げ入れさせる。
  リングが椅子で埋め尽くされる。
  リングに戻す。
  スティーンが不意を突いてDDT。
  450°スプラッシュに行くが避けられ自爆。
  ダミアンがダイビング・ダブル・ストンプ。
  更にダイビング・ダブル・ニー・ストンプ。
  カウント9。
  椅子が外に出される。
  ダミアンは場外にテーブルを設置しスティーンをエプロンに出す。
  スティーンがダミアンにエプロンでのパーフェクト・ドライバー。
  テーブルに寝かせるとフロッグ・スプラッシュ。
  カウント8になったときウェリントンがレフェリーを殴りつける。
  ウェリントンはスティーンにやられるが
  その隙に回復したダミアンがスティーンに拳。
  フェイス・ウォッシュ。
  もう1発。
  フェイス・リフト。
  テーブルを設置しウェリントンがスティーンをのせる。
  ダミアンは入場口のアーチに登るとダイビング・ダブル・ストンプ。
  割れなかったのでもう1度登りダイビング・ダブル・ストンプ。
  スティーンが起き上がろうとするも崩れ落ちカウント10!
  ダミアンの勝利!
  観客からはMatch of the Yearコール。
  ウェリントンがダウンしているスティーンに
  裏切った?(もしくは邪魔した)理由をぶちまけている。
  既に回復していたスティーンは不意を突いて股間を蹴り上げる。
  椅子攻撃を狙うもジェネリコがやって来て阻止する。
  スティーンは苛立ちながらも受け入れる。
  しかし納得がいかないか再びリングに上がる。
  ジェネリコはとめるかと思いきや次の瞬間ウェリントンにオッレッ!。
  ジェネリコとスティーンがハグ。
  ウェリントンにパッケージ・パイル・ドライバー、更にブレーン・バスター。
  スティーンのマイク。

試合結果

@ジャガー・マイルズvs.ジミー・ストーン(DQ)
ASLI-USAvs.フライング・ハリケーンズ、プレイヤー・ウノ
Bダン・パイザンvs.キッド・カミカゼ(ドロー)
Cトマシーノvs.グリーン・ファントム
Dタッグ王座戦:2.0(ch)vs.エル・ジェネリコ、ビーフ・ウェリントン
Eカナディアン王座戦:クリストファー・ビショップ(ch)vs.ライオネル・ナイト
FIWS王座戦:エクセス(ch)vs.フランキー・ザ・モブスター
Gラスト・マン・スタンディング:ケビン・スティーンvs.ダミアン