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FIP:The Best of CM Punkの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

人気にあてこんで乱造されるパンク個人物の1つ。

まずはFIPのわずか5興行から収録し
Bestを語るという詐欺臭い本編から。

4試合目。
 これで本当に初代FIPチャンピオンを決めるのかと疑うほどつまらない試合。
 13分半の最初の10分が場外戦とか意味不明。
 これThe Worst of CM Punkだっけ?

6試合目 
 4試合目の試合にも負けないほどのひどさ。
 もはやWorstに改名すべき。
 団体の王座掛けてよくこんなひどい試合ができるな・・・
 観客もカメラも良く見えないようなトラックの荷台の上で戦うとかありえませんよ。

7試合目
 ROHのDeath before Dishonor IIIの特典にも収録された1戦。
 本編の中では一番ましだが、とてもBestの1つとはいえない。

他の試合もBestを語れたもんじゃないです。
WWECWの通常放送の方が間違いなく良い試合してますよ。

ということで本編はクズ以外の何物でもありませんでしたが
特典はどうでしょうか?

1試合目
 パンクのWWE行きが決まったと言うこともあってか
 24分にも及ぶ熱戦。
 途中だれる展開が続いたりしましたが
 最後は熱い攻防を見せグッド・マッチに少し届かない程度の良い試合に。
 パンクということを考えると
 これは普通にBestものに入ってくるでしょう。

2試合目
 この2人が戦うと面白くならない。
 スタイル的に合わないんだよなぁ・・・
 別に悪いところはないんだけれども。
 あとスティムボートを担ぎ出す必要性はあったのか?
  
 ・・・とまあこちらもパンクならということで
 Best入り間違いないといった選考ではないです。
 FIPに比べると桁違いに良いわけですが。

ここまで来るとひどい内容だったわけですが
実は思わぬ隠し玉が残っておりました。

CMパンクのIWAでの歴史を振り返るというもの(約40分)

以前IWAのDVDに収録されていたものの流用なのですが
この内容が素晴らしい。
IWAというのはTPIを除けばデス・マッチばっかりだろうという
偏見を抱いていたのですが完全に覆されました。
エディvs.ミステリオvs.パンクに始まり
(これなんか完全収録するだけで
WWEファンの購入意欲をそそるのにね。)
vs.ヒーローのTLマッチ、アイアン・マッチ等など
更に調べてみると
パンク以外でも実は技巧派同士のドリーム・カードが組まれたりしているんです。
TPI以外のIWAを購入してみようと思うきっかけを作ってくれました。
これだけで十分買った価値はあったなと。
(でも、これが見られるIWAのDVDはNo Blood,No Gut,No Glory 05でして
そこには有名なvs.デリリウスが収録されているんで
それを手に入れられるならこのDVDの価値はまったくありません)

ただ肝心のIWA、日本で手に入るのは
ほぼ全てデス・マッチ系なので
これを見て欲求不満にならないよう注意が必要です(笑) 
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@1回戦:CMパンクvs.ヴォルデル・ウォーカー(Emergence Night1 04)
A2回戦:CMパンクvs.ジャスティン・クレディブル(Emergence Night2 04)
B準決勝:CMパンクvs.レインマン(Emergence Night2 04)
CFIP王座戦トーナメント決勝:CMパンクvs.ホミサイド(初代チャンピオン!)(Emergence Night2 04)
DノーDQ、ノー・カウントアウト:CMパンクvs.ダン・マフ(Fallout Night1 04)
EFIP王座戦、ノーDQ、フォールズ・カウント・エニウェア:ホミサイド(ch)vs. CMパンク(Fallout Night2 04)
FCMパンクvs.ジェームズ・ギブソン(Florida Rumble 04)
@CMパンクvs.ロデリック・ストロング(The Future is Now 05)
A(レフェリー:リッキー・スティムボート):CMパンクvs.ブライアン・ダニエルソン(Reborn Stage1 04)