TOPアメリカン・プロレス注目インディー →IWA EC:Prison of Pain 6/15/05

IWA EC:Prison of Pain 6/15/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み1時間40分です。

@ウォー・ピッグvs.ジョシュ・ヘイズ
 定番戦闘豚のスカッシュ・マッチ。
 今回はテーブル葬からそのままへイズを連れ去る、という点で変わってました。

Aミッキー・ナックルズvs.アン・スラックス
 スラックスは後にQoDに出るだけあって根性があります。
 ミッキーと場外で暴れたり良い打撃を入れたりしています。
 只ノーマル・マッチでは限界があり最後はミッキーの技が連続する形で締めるしかない。
 悪くない試合。

Bフォールズ・カウント・エニウェア:イアン・ロッテンvs.トリック・ナスティ
 基本路線はAと同じ。
 FCA戦のために伸ばす事ができるはずでしたが
 どうしてもイアンが引っ張る事になるので冗長な印象を受けました。
 少し悪い試合。

Cケージ・マッチ:レイヴェンvs.マッド・マン・ポンド
 ポンドが入場時に凶器を持ち込んだため期待できるかと思いきや・・・
 レイヴェンがポンドを流血させ、女子マネにスパンキングさせただけで
 5分なくしてSTOP看板の投げつけにより決着。
 レイヴェンはまともに受けを取ることはなかったですね。
 TNAロスターだったために許されなかったのでしょうか。
 悪い試合。

DIWA EC王座戦:クリス・ヒーロー(ch)vs.エリック・キャノン
 普通のレスリングの中にちょっとした動きを含めて雰囲気を作っていってます。
 サミングで視力を失ったりキャノンのヒール色が強かったりと
 いつものハード・ファイトとはやや色の違うものでしたが
 シンプルな物で完成させるのはこのカードの持ち味通り。
 試合中はやや物足りないですが視聴後は良い満足感があります。
 中々良い試合。

Eネクロ・ブッチャーvs.エル・ドランコ
 相変わらずドランクは良いねぇ。
 観る者を良い意味で翻弄してくれる。
 途中からはコメディーからハードコアに転換し
 観客席に投げられた後コーナー上から2段目の椅子の背に落下するハード・バンプで見事に散ります。
 試合後も女性客に人工呼吸させてドランコ率100%。
 流石にメインでやるのはどうかと思いますが1秒たりとも面白くないシーンは無かった。
 まあまあ良い試合。

総評。
 ECの特殊な構成上評価は厳しいですが
 セミ、メインが成功している事を考えるとECの中では良いほうに入るでしょう。
 (執筆日:7/22/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:8/25/11)

注目試合の詳細

DIWA-EC王座戦:クリス・ヒーロー(ch)vs.エリック・キャノン
  ヒーローが腕を取る。
  キャノンが腕を取り返す。
  ヒーローが前転から腕を取り返す。
  キャノンが中指を立てる。
  ヒーローは蹴りを入れると倒して丸め込みに持っていく。カウント2。
  ナックル・ロック。
  ヒーローは脚で切ると倒してレッグ・ロック。
  エルボーを打ってきた腕を取る。
  キャノンは跳びおきると腕を取り返す。
  ヒーローはクラバートからスナップ・メアでチン・ロック。
  両腕を脚に挟むと髪をいじって丸め込み。カウント2。
  仕切り直し。
  キャノンは観客の反応が気に入らないようで場外に下りる。
  場外カウントを数えられたので切るが再び場外。
  リングに戻る。
  手を上に挙げる。
  応じようとしたヒーローにサミング。
  ヘッド・ロック。
  グラウンドに倒す。
  ヒーローが反復行動から抜け出しヘッド・ロック。
  キャノンも反復行動からすり抜けヘッド・ロック。
  翻弄してクラバート。
  ヒーローが投げて逃れる。
  仕切り直し。
  ヒーローが観客に悪態をつくキャノンの尻を叩く。
  キャノンは場外に降り観客を挑発する。
  リングに戻る。
  キャノンがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックルを決めるもヒーローは耐える。
  キャノンがロープに走りもう1発決めるもヒーローは耐える。
  キャノンがロープに走る。
  ヒーローがカウンターでドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  チョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  キャノンは振り返すとエプロンに出たヒーローにフォア・アームズを決めて落とす。
  椅子に座らせるとチョップ。
  顔を叩く。
  リングに戻す。
  起こすと殴りつけると見せかけサミング。
  ヒーローの喉をロープに押し付ける。
  スナップ・メアを決めるとロープに走りネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ヒーローが拳を振り回すも視力が戻っていないようで当たらない。
  キャノンがサミング。
  後頭部を引っ張りロープに当てる。
  ロープに腕を絡めて固定するとチョップを連打。
  ヒーローにブレーン・バスターを狙う。
  コーナーに押し込まれるも中央に押し戻してブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  場外に投げ落とす。
  ヒーローは腰を打った様子。
  キャノンはヒーローをリングに引きずりいれるとスナップ・メア。
  チョークを決める。
  ヒーローが腹にパンチ。
  頭部に拳を打ち当てる。
  フォア・アームズ。
  キャノンがフォア・アームズを打ち返してダウンさせる。
  起こしてバック・ドロップ。
  ロープに走ると止まってチョーク。
  カバー。カウント1。
  背中を殴りつける。
  ヒーローの顔の前で腰を振る。
  ヒーローが腹にパンチ。
  キャノンは張り手を決めると起こして頭部を殴りつける。
  もう1発。
  コーナーでチョップ。
  フォア・アームズ2発。
  ロープに走りフォア・アームズを打つ。
  ヒーローが叫んで耐える。
  ロープに走りフォア・アームズを打つ。
  ヒーローが叫んで耐える。
  ロープに走る。
  ヒーローがカウンターでパワー・スラム。
  両者ダウン。
  キャノンがコーナーのヒーローに突進。
  ヒーローがカウンターでバック・エルボー。
  カウンターで蹴り。
  クローズラインを決める。
  バック・エルボー。
  ドロップ・キック。
  場外に逃れたキャノンにトペ・スイシーダ。
  リングに戻す。
  セカンド・ロープから飛びミサイル・キック。
  チョップ。
  チョップ。
  チョップ。
  リリース・スープレックスからカバー。カウント2。
  起こすとチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  キャノンは防いで蹴り。
  ロープを使ってネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  コーナーで胸に張り手。
  ヒーローをコーナーに座らせると頭部を殴りつける。
  スーパープレックスを狙う。
  ヒーローは突き飛ばす。
  起き上がって近づいてきた所を蹴りつけるとそこからクラバート・カッター。
  カバーするもカウントは2。
  倒立からセントーンを決めカバー。カウント2。
  起こすとヒーローズ・ウェルカムを狙う。
  キャノンが逃れてTボーン・スープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  再びカバーするもカウント2。
  起こすとチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  ヒーローが防いで担ぐ。
  リングに叩きつけるとセントーン。
  ダイビング・ダブル・ストンプを決める。
  もう1発決める。
  カバーするもカウントは2。
  起こすとチョップ。
  チョップを打っていくとキャノンの腕がロープに絡まる。
  キャノンがチョップを連打。
  ロープに振ろうとする。
  キャノンが防いで延髄切り。
  ブレーン・バスターからグリムリング・ウォー・ロックへ。
  ヒーローが避けハングマンズ・クラッチに捕らえる。
  キャノンがタップする!

試合結果

@ウォー・ピッグvs.ジョシュ・ヘイズ(ノー・コンテスト)
Aミッキー・ナックルズvs.アン・スラックス
Bフォールズ・カウント・エニウェア:イアン・ロッテンvs.トリック・ナスティ
Cケージ・マッチ:レイヴェンvs.マッド・マン・ポンド
DIWA EC王座戦:クリス・ヒーロー(ch)vs.エリック・キャノン
Eネクロ・ブッチャーvs.エル・ドランコ