AIW:JT Lightning Invitational Day Two 5/25/13の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | ACH vs.ビフ･ビューシック |
①2回戦：イーサン･ペイジvs.デイビー･ベガ
②2回戦：ジョシュ･アレクサンダーvs.マリオン･フォンテイン
③2回戦：キンバー･リーvs.ルイス･リンドン
④2回戦：マイケル･エルガンvs.リッキー･シェイン･ペイジ
⑤2回戦：BJウィットマーvs.クリス･ディキンソン
⑥2回戦：ジョニー･ガルガーノvs.アダム･コール
まずは控えめな攻防からスタート。
そこから両者がやたらトペを連打する形に。
基本的に無駄打ちになってしまっていますね。
これなら普通に一発思いっきりやった方が効果的です。
クロス･ボディ相打ちも不必要です。
その後、均衡を崩しガルガーノが持ち技を出していきます。
しかし方針転換かと思いきや何故か反撃不十分のままエルボーの打ち合いやクローズラインの耐えあい。
サブミッションのすり抜けあいは見事で
それだけの技術がある選手であることを改めて知らしめたものの
全体的にすべり感が半端ない期待外れの内容。
平均より少し上。
⑦ティム･ドンストvs.ミッキー･ナックルズ
⑧ジョック･サムソン、トレイシー･スマサーズvs.サブミッション･スクアッド
⑨準決勝：マイケル･エルガンvs.ジョシュ･アレキサンダー
⑩準決勝：ジョニー･ガルガーノvs.キンバー･リー
⑪タッグ王座戦：ホープ&チェンジ(グレゴリー･アイアン、ヴェダ･スコット)(ch)vs.ジョリヴァイル･ファック･イッツ
⑫ACH vs.ビフ･ビューシック
制動できていない部分もあるが
ビフの相手へのつかみかかり方のスケール感は見事。
ビフの見せ方にACHがついていけていない所もあるが
ロープへのドラスクなどを使った脚攻めは良好。
脚攻めだけに陥らず自身の身体能力も混ぜているのが良かった。
ビフのハードな場外落下、ACHのトペ、エプロンへのボディ･スラムで爆発的な盛り上げ。
その後ACHの脚攻めで再び落ち着かせるも
序盤と同様、レッグ･ロック･ジャイアント･スイングを使ったりと工夫が光る。
いつもの身体能力に頼ったところがありません。
ビフが首攻めで反撃開始。
再びビフの思考にACHが追いつかず未完成な部分も生まれていたが、
NEXTビッグ･スターが全力を尽くしてぶつかりあった素晴らしい試合。
ぎりぎり好勝負です。
⑬NIXON(ボビー･ビバリー、エリック･ライアン)vs.コリン･デラニー、マット･クロス
⑭決勝、イリミネーション･マッチ：イーサン･ペイジvs.ジョニー･ガルガーノvs.マイケル･エルガン
立ち上がりはペイジが場外に逃げ、
ガルガーノとエルガンのレスリング。
基本ではあるものの決勝としては余りにオーソドックスか。
ただエルガンのパワーを使って立体性を作り出してきたのは良かったですね。
ペイジが不意打ちを狙う形で参加してくる展開。
しかし感情表現が微妙だし導入としては成功していません。
リングに3人が入り積極的な3ウェイ･アクション。
これは独創性も高くインディーらしさに溢れていましたね。
ストーリー･テリングに関しては前述の問題が依然あるものの
アクションとしては一定のレベル以上で面白い。
ペイジのフィニッシャーへの流れがもう少し〆として良ければ良い印象で終えることもできたが。
まあまあ良い試合。
総評
トーナメントとしてはもう少し出来たのではないか。
良くも悪くも脱落したビフが2日目もショーをスティールしてしまった。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日：7/?/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
①2回戦：イーサン･ペイジvs.デイビー･ベガ②2回戦：ジョシュ･アレクサンダーvs.マリオン･フォンテイン
③2回戦：キンバー･リーvs.ルイス･リンドン
④2回戦：マイケル･エルガンvs.リッキー･シェイン･ペイジ
⑤2回戦：BJウィットマーvs.クリス･ディキンソン(ダブル･カウントアウト)
⑥2回戦：ジョニー･ガルガーノvs.アダム･コール
⑦ティム･ドンストvs.ミッキー･ナックルズ
⑧ジョック･サムソン、トレイシー･スマサーズvs.サブミッション･スクアッド
⑨準決勝：マイケル･エルガンvs.ジョシュ･アレキサンダー
⑩準決勝：ジョニー･ガルガーノvs.キンバー･リー
⑪タッグ王座戦：ホープ&チェンジ(グレゴリー･アイアン、ヴェダ･スコット)(ch)vs.ジョリヴァイル･ファック･イッツ
⑫ACH vs.ビフ･ビューシック
⑬NIXON(ボビー･ビバリー、エリック･ライアン)vs.コリン･デラニー、マット･クロス
⑭決勝、イリミネーション･マッチ：イーサン･ペイジ(優勝!)vs.ジョニー･ガルガーノvs.マイケル･エルガン