TOPアメリカン・プロレステリトリー(NWA) →WCCW:David Von Erich Memorial Parade of Champions 5/6/84

WCCW:David Von Erich Memorial Parade of Champions 5/6/84の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間40分です。
@ジャンクヤード・ドッグvs.ミッシング・リンク
 リンクはJYDと同じレベルで戦っている。
 驚くべき低レベルな内容で、最後の結末含めひどすぎる試合。

Aアメリカン・タッグ王座戦:スーパー・デストロイヤーズ(ch)vs.バック・ズーホフ、アイスマン・パーソンズ
 ズーホフの流れ、アイスマンの盛り上げ、
 デストロイヤーズの受け、役割分担は一応ありますね。
 ただ全体的に精度が低くもう少し魅力を高めたいですね。
 悪い試合。

 フリーバーズのミュージック・ビデオ。

B世界6マン・タッグ王座戦:ファビュラス・フリーバーズ(ch)vs.フリッツ&ケビン&マイク・フォン・エリック
 ケビン、マイクの能力の無さは業界随一。
 ハート家にもいましたが完全にエリックという肩書きだけの駄目レスラー。
 フリーバーズとの抗争がヒットした情念をこの試合でも発揮してはいるものの
 完全にトルネード・ルールではないので爆発しきれず。
 フリッツは動きがよぼよぼながら、
 ずっと同じようなシーンが続くこの試合の中で存在を活かして微妙に変化をつけているので帳消し。
 悪くない試合。

Cチック・ドノヴァンvs.ブッチ・リード
 見所皆無。
 ひどい試合です。

DNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ケリー・フォン・エリック
 デイビッド追悼大会でケリーがNWA王座戴冠とあって、
 数え歌の中で最もエモーショナルな試合になるのでしょうね。
 しかし試合自体は全然”フレアー対ケリー”ではありません。
 只のテンポの速いレスリング・マッチで13分しかありません。
 ケリーが考えて受けていたり良い試合ではありますけどね。
 2年前のような重層的ストーリーは何だったの、と拍子抜けしました。
 家族の死で精神的に辛かったろうとは思いますが、
 それがどうしてこういう没個性的形となるのか合点がいかぬ。
 平均的な良試合。
 (執筆日:5/4/10)

Eクリス・アダムス、サンシャインvs.ジミー・ガーヴィン、プレシャス
 サンシャインとプレシャスのキャット・ファイトに観客が以上に熱狂しています。
 確かに本人たちもわき目も振らずに相手に掴みかかっていて見るべきものはあるけど
 そんな2人にかき消される男2人は情けない。
 悪い試合。

Fグレート・カブキvs.カマラ
 カブキの鈍い(本人は間を取っているつもりだろうけど)受けがひどい。
 ジョバーのような派手さもなく只弱く見えるだけ。
 神秘性以前の問題です。
 ゴミ箱行き。

総評
 本来行われるカード順ではないものの
 それでもNWA王座戦ではなく自分が出る6人タッグ王座戦をメインにしたりとフリッツはとにかくひどい。
 NWA王座戦もクオリティは特別なシチュエーションにふさわしいものにならなかったし。
 (執筆日:3/12/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジャンクヤード・ドッグvs.ミッシング・リンク(DQ)
Aアメリカン・タッグ王座戦:スーパー・デストロイヤーズ(ch)vs.バック・ズーホフ、アイスマン・パーソンズ(新チャンピオン!)
B世界6マン・タッグ王座戦:ファビュラス・フリーバーズ(ch)vs.フリッツ&ケビン&マイク・フォン・エリック(新チャンピオン!)
Cチック・ドノヴァンvs.ブッチ・リード
DNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ケリー・フォン・エリック(新チャンピオン!)
Eクリス・アダムス、サンシャインvs.ジミー・ガーヴィン、プレシャス
Fグレート・カブキvs.カマラ(引き分け)