SCW:Best of SCW 1983の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | テリー・ファンクvsボブ・オートンJr. (5/26/83) |
@テリー・ファンクvsボブ・オートンJr. (5/26/83)
こぎみよくクイックを混ぜることで観客の集中力を高めます。
テリーの間の取り方、行動に映るタイミングは才気に溢れ、
ボブの堅実な仕事に加えられる上質なスパイスです。
オールドスクールで幅が狭い中でも
その仕草で2人のキャラが豊かに伝わってきます。
中盤もダレずにハードなやり取り。
テリーのダウン表現が冴え、
ボブの荒々しさ、憎たらしさもギアがかかります。
テリーの膝を痛める表現も加わって万能な内容。
終盤テリーのトー・ホールドに時間をかけ過ぎで、
最後の決着も現代的には切りが良くないものの
それで毀損することのない十分な内容です。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:12/?/24)