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NWA:NWA All Stars vs. Charlotte Policeの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

NWAレスラーと警官が5vs.5で戦う・・・
いえプロレスではなくバスケの話。
今回レビューするのはHighspotsが発掘してきたレアな映像。
80年代後半に行われたシャーロッテの警官と
NWAのレスラーによるチャリティー・バスケの試合です。
ビデオで約2時間半です。

@NWAオールスターズvs.シャーロッテ・ポリス(?/?/87) 
 確認できたレスラーはバリー・ウィンダム、
 ダスティ・ローデス、ブラッド・アームストロング、
 ロード・ウォーリヤー・アニマル、ニキタ・コロフ、
 ジョージ・サウス、ミッドナイト・エクスプレスといった所。
 ホースメンは残念ながら参加しておらず観戦のみですね。
 さて試合は3rd Quarterから収録。
 この試合で目立っていたのは以下の3人。
 バリー・ウィンダムにダスティ・ローデス、ブラッド・アームストロング。
 ウィンダムは長身を活かし、とにかくリバウンドを拾います。
 ローデスは意外な事にアウトシューター
アームストロングは妙に張り切っていて暴走気味でした。
 結局試合は21対25でNWAチームが勝利しています。
 余りにロー・スコアの事からお分かりになるように
 レベルは中学生が体育でやっているようなものであんまりな出来だったんですけどね。

ANWAオールスターズvs.シャーロッテ・ポリス(2/28/88)
 こちらは完全収録。
 画質が綺麗になりリプレイが挿入される等カメラ技術も向上していますね。
 @の面々に加えスティング、レックス・ルガー、ロン・シモンズ、ロード・ウォーリヤー・ホーク、シェイン・ダグラス、ジミー・バリアント、ポール・ジョーンズ、パブロ・クルーズ、ティム・ホーナーが新しく加わっています。
 
1st Quarter
 両チーム共練習を積んだのか
 文字通り得点力が倍増し、スクリーン・プレイなどの戦略も見られます。
 またNWAチームには@でいなかった
 スティングとルガーがスタメン入り。
 スティングはバスケをかじった事があるのでしょう。
 フリー・スローを2回とも決めたり
 滞空時間を利用してのシュートを見せたりします。
 ルガーも荒っぽいながらも良い所で活躍していますよ。
 10対13でNWAがリードして終了。

2nd Quarter
 速攻など攻撃にバリエーションが出てきました。
 スティングがオフェンス・リバウンドも取り活躍。
 点差を引き離し21対27で終了。

3rd Quarter
 開始冒頭でパブロ・クルーズが
 切り込んでいってのレイ・アップを決めるも
 2nd Quarterに比べるとNWAチームに勢いがありません。
 ここぞとばかりに警官チームが反撃し逆転かと思われましたが
 NWAチームがリバウンド力の差から35対40と突き放し終了。

4th Quarter
 警官チームの32番スウィンデルが驚異の活躍で連続ゴールし一気に逆転。
 他のメンバーまで冴えてきます。
 一方NWAチームは1ポイントも取れてずに47対40。
 頼みのスティングがフリー・スローを獲得するも決められない。
 ここで気をはいたのがルガー。
 無理矢理ゴールをこじ開けチームを牽引するとローデスにも3が出て50対49。
 しかし警官側も粘ります。
 どうしても1点差が埋められない緊迫した攻防が続いていましたが
 残り10秒でウィンダムのリバウンドからカウンター・アタック。
 ローデスがレイ・アップを決め55対54の逆転、そして時間切れです。
 台本でもあるかのようなドラマチックな試合展開で結構楽しめましたよ。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@NWAオールスターズvs.シャーロッテ・ポリス(25−21)(? /?/87)
ANWAオールスターズvs.シャーロッテ・ポリス(55−54)(2/28/88)