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Memphis Wrestling:Best of Memphis 1986の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ジェリー・ロウラー、ダッチ・マンテルvs.ビル・ダンディー、バディ・ランデル(3/9/86)
 タッグとはいってもこの面子ですから拳が主流。
 拳の抑揚と受けの移動によって成り立つ内容です。

 ダンディー、ランデルはロウラーを孤立させると
 ロープで首を絞めたり連携技を叩き込んだりと
 思ったより幅の広い攻めを繰り出し流血にまで追い込みます。

 終盤はロウラーが定番のロウラー・アップを仕掛け分かりやすい勧善懲悪の流れ。
 最後は流血したランデルを2人で殴りまくってレフェリー・ストップ。
 勧善懲悪といっても爽快感を覚えれるかというと…。

 最後のエンディングがいまいちですが
 ロウラーxダンディーのMemphis一の抗争の魅力がタッグとして最も上手く表現された試合でしょう。

 中々良い試合。
  (再視聴:9/?/25)

Aサウザン・ヘビー級王座&インターナショナル・ヘビー級王座戦、テキサス・デス・マッチ:
ジェリー・ロウラー(Int ch)vs.バン・バン・ビガロ(Southern ch)(9/8/86)
 前半は焦らしていて展開になりそうな前振りもスルーしています。
 しかしビガロの動ける巨漢としての魅力が最大限に作り出されていきます。

 ビガロがロウラーの拳に対して自分の身を浮かせる受け身をしっかり取っていて、
 逆にロウラーのビガロの拳に対する受け身もまた見事。
 コーナーでブローを食らって浮き上がるさまからはえぐさが伝わってきます。

 テキサス・デス・マッチというルールを活かして
 フォールを簡単に取るだけのビガロの強さと
 フォールを取られながらも復活してくるロウラーの意思の強さを表現しました。
 当時のフォール後、30秒のレスト・ピリオドを取りダウン・カウントを数えるというルールにフィットしていますね。

 ただ、現代的な感覚からするとプロレス技出すと全部フォールになるレベルの塩梅なので、
 めちゃくちゃ弱く見えるという違和感もありますね。

 後半ではビガロがロウラーの拳に対して映画ばりに吹っ飛ぶという
 この試合通して最高の受け身を披露し大きく盛り上がりました。

 その後はスリーパー合戦やロウラー・アップ、乱入してきたラリー・シャープの椅子攻撃という展開重視となり
 魅力的な潰し合いからかけ離れ、少しグダつく部分もありましたが、
 この試合を帰結させるストーリーとしては必要不可欠と納得するに十分な展開だったのでOK。

 最後は両者10カウント・ダウン、先に起き上がった方が勝ち、という珍しいフィニッシュ方法でしたね。

 中々良い試合。
 (執筆日:10/?/11)
 (再視聴:9/?/25)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジェリー・ロウラー、ダッチ・マンテルvs.ビル・ダンディー、バディ・ランデル(ノー・コンテスト)(3/10/86)
Aテキサス・デス・マッチ:ジェリー・ロウラーvs.バン・バン・ビガロ(9/7/86)