Memphis Wrestling:Best of Memphis 1983の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ストレッチャー・マッチ:ファビュラス・ワンズ(スタン・レーン、ジャッキー・ファーゴ) vs.ムーンドッグス(5/2/83)
前回の試合でムーンドッグスがスティーン・カーンの首をロープに絡ませて締め上げレフェリー・ストップで勝利、
レーンは新しいパートナーとしてジャッキー・ファーゴを迎えこの試合に臨んだ、という経緯があります。
試合はいきなりゴミ箱攻撃で流血する展開。
控えがコーナーに戻って通常タッグの流れになるのかと思いきや
控えがどんどん凶器をリングに投げ入れていきます。
メンフィス独自のトロフィー大のリング・ベルまで投げ入れられて
息もつかせずに凶器の種類を変えひたすらに相手をしばいていく。
実に単純ですがここまで突き抜けていると面白いですね。
最後はスティーブ・カーンが2x4を持って乱入してきて数十発撃ち込んでリベンジ。
終わってみればストレッチャー・マッチのルールがどうだったのかは意味不明で、
現代で再現すれば凶器を使っただけのリベンジという名のスカッシュ・マッチになりそうですが、
素晴らしくエネルギーと憎しみに満ちた内容。
中々良い試合でした。
Aケージ・マッチ:ジェリー・ロウラーvs.ランディ・サベージ(12/12/83)
Memphisのケージはリングの外に配置されるので
サベージは得意の場外へのダイビング・ダブル・アックスを使う事が出きますし、
一方で受け身の際に大きく飛んでリング上からケージにぶつかったりしています。
しかしいつもに比べて一進一退の作り方が甘く、
煽りの比重が重くなっていますね。
ロウラーはいつも通りだしファンである以上の面白みはありません。
また最後はデュークがケージを乗り越えて乱入してきて、そのままサベージに加わりリンチするという微妙なものでした。
平均レベル。
(執筆日:10/?/11)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ストレッチャー・マッチ:ファビュラス・ワンズ(スタン・レーン、ジャッキー・ファーゴ) vs.ムーンドッグス(5/2/83)Aケージ・マッチ:ジェリー・ロウラーvs.ランディ・サベージ(DQ)(12/12/83)