MACW:Best of MACW 1978の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | USヘビー級王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート(11/13/78) |
@テキサス・デス・マッチ:リック・フレアーvs.ブラックジャック・マリガン(10/23/78)
途中から終盤8分のみ。
マリガンのアイアン・クローや
このルール特有のフォール後の10カウントもあるので
この試合を評価するには実質的な時間が余りに短すぎて不可。
ただフレアーの拳の見せ方、
スティムボートに乱入されたところから
マリガンの猛攻を受けて流血・真っ赤に顔を染める所などは名人芸だな、と
このころから既に感心させますね。
AUSヘビー級王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート(11/13/78)
(途中から)
抗争の中でフレアーがスティムボートの顔を攻撃し
負傷させたストーリー・ラインがあるようようです。
この試合の中でもフレアーは冷酷に顔への攻撃。
こその組立方は見事ですね。
スティムボートも能動的アクション絞っている為
細かな一進一退がない物足りなさはありますが、
荒々しい動きと派手な受け身は彼ならでは。
フレアーのヒール・ワーク、コーナー一回転受け、
流血芸とてんこ盛りで盛り上がりました。
最後はフレアーが試合放棄という弱いフィニッシュでしたが、
満足度の高い内容でしたね。
ぎりぎり好勝負。
BUSヘビー級王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート(12/10/78)
(カットあり)
フレアーの気迫のこもった打撃と
観客へのアジテーションは
どちらも本物の圧倒的熱量を生み出しています。
スティムボートも反撃の技として
アルゼンチン・バック・ブリーカーを使ったりと良いですね。
残っている映像は
ほぼフレアーの攻め⇒スティムボートの攻め、で終わりと
展開数が極めて限られるものの
ハードなアクションでこの数え歌は
1978年の時点で本物だったと感じさせます。
フィニッシュは相変わらずのチープなものですが。
残存している試合時間を考慮すると評価としては中々良い試合程度か。
(執筆日:7/?/20)
注目試合の詳細
なし試合結果
@テキサス・デス・マッチ:リック・フレアーvs.ブラックジャック・マリガン(10/23/78)AUSヘビー級王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート(リングアウト)(11/13/78)
BUSヘビー級王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート(DQ)(12/10/78)