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NWA:Best of NWA 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@NWA世界王座#1コンテンダーズ・ノーDQエンプティ・アリーナ・マッチ:ティム・ストームvs.ジョセファス(1/14/18)
 観客がおらず自分のテンションコントロールをどうするか。
 ティムは言葉を吐き出すことで対処しています。
 一方でジョセファスは「マーシー」と慈悲を請うワンパターン語彙。
 もう少し表現の幅が欲しいか。

 家族を巻き込まれた遺恨ストーリーにのっていて、
 エンプティ・アリーナとしては十分成立。

 ただ余りに一進一退がなく一方的なので退屈です。
 そこが致命的。

 平均より少し上。
 (執筆日:11/?/18)

ANWA王座戦、3本勝負:コーディ(ch)vs.ニック・アールディス(70th anniversary 10/21/18)
 伝統にのっとり3本勝負で王座戦。
 まずはオーソドックスな入りですが、
 その中でアルディスもコーディも細かく自分のアクセントをつけれている。
 それが攻め手だけでなく受け手もできているのはポイント高いですね。
 リアルな面でのレスラーとしての技巧を競えている。

 中盤は少し停滞感もありましたが、
 コーディの躍動で一気に緩急をつけてきます。
 アルディスはここぞの場面ではもう少し鋭く受け身を取りたいですね。

 構成は良く多段階で試合を作れています。
 コーディがテキサス・クローバー・ホールドに対し、
 意図的に即タップするという戦略的な敗北も3本勝負の見せ方の中で効果的でした。

 その勢いにのると演出を重ねて
 オーソドックスな範疇に収まるのではという予想を覆して広げていきます。

 終盤は場外乱闘からテーブル追加に、女子マネ介入といったTVプロレス的演出のてんこもり。
 メジャー所と比べると少しスター性やブックにもう一歩と感じる所もないではありませんが、
 70周年記念大会にふさわしい大一番として成功させました。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:2/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@NWA世界王座#1コンテンダーズ・ノーDQエンプティ・アリーナ・マッチ:ティム・ストームvs.ジョセファス(1/14/18)
ANWA王座戦、3本勝負:コーディ(ch)vs.ニック・アールディス(新チャンピオンン!)(2-1)(70th anniversary 10/21/18)