TOPアメリカン・プロレス注目インディー →JAPW:Best of JAPW 2001

JAPW:Best of JAPW 2001の分析


名勝負 なし
好勝負 JAPWヘビー級王座&ライト・ヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ホミサイドvs.エグゼヴィアー(8/18/01)

@JAPWヘビー級王座戦:ホミサイド(ch)vs.ロウ・キー(7/7/01)
 オープニングでライトヘビー級王座を奪取した
 ロウ・キーが二冠王者を目指すメイン・イベント。

 ロウ・キーが良い蹴りのコンビネーションで勢いを示します。

 ホミサイドは冷静に対処。
 ダイビング・ダブル・ストンプを敢えて脱力的に使ったりと
 見事に緩急をつけて技、見せ方を調整しています。
 格下の王者として扱って雄弁にストーリーを語りました。

 ロウ・キーの変則サブミッションも光りますね。

 終盤の攻防がやや繋がり弱く乖離しているのが課題ですが、
 キャリア形成時にしては十分な出来と言えます。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

AJAPWヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ホミサイド(7/21/01)
 前回のリマッチ。
 
 王者になったロウ・キーがより押せ押せモード。
 息の合わせ方の精度はまだまだですが、ストーリーとしては良いですね。

 ホミサイドは今回も熟練味を感じさせつつ
 手荒い攻めも織り交ぜ王座奪還の意欲を示しました。

 最後はエグゼヴィアーが乱入しぶち壊し。
 次の3ウェイの為の繋ぎの試合で、完成度も落ちましたが、
 2戦目の色合いがちゃんとあったのは良かった。
 
 平均的な良試合。

BJAPWヘビー級王座&ライト・ヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ホミサイドvs.エグゼヴィアー(8/18/01)
 ホミサイドはエグゼヴィアーの襲撃を受け欠場。
 ロウ・キーがその分も復讐を果たそうとの攻撃性が際立ちますね。

 早い段階でホミサイドが現れ予定通り3ウェイに。
 3人の激しい感情が入り乱れますが、
 意思を押し通して3ウェイならではの攻防を作っていこうという強烈な意欲を感じさせます。

 どんどん畳みかけられる3ウェイの攻防の数珠。
 インディーのやってやろう、やってみよう、という
 挑戦、情熱、エネルギーをひしひしと感じられますね。

 ホミサイドがアクシデントで流血するも
 それでも果敢に柵に立てかけられたテーブルへのトペコン自爆敢行。
 素晴らしい気迫でしたね。

 ホミサイドの自爆を受けて再びロウ・キーとエグゼヴィアーのシングル。
 序盤と同じくキャラがかっちりハマっていて攻防も安定していました。

 ホミサイド復活後のニア・フォール合戦も見応えあり。

 最後がダ・ヒット・スクアッド乱入でチープなのが勿体なかったが、
 3ウェイとしては評価に十分に値する内容です。

 ぎりぎり好勝負。

CJAPWヘビー級王座戦、デス・マッチ:ホミサイド(ch)vs.エグゼヴィアー(8/24/01)
 ホミサイドがホラー・マスクをかぶって登場。
 ロープで首吊りしたりと制裁モード。

 エグゼヴィアーは時にテクニカル、時にパワフルに攻撃して、
 意外に何でもできる強みを活かしていますね。

 有刺鉄線角材やら無茶なスポットが出て盛り上がりますが、
 無茶をする中で少しダメージ感がぶれていたことも否めない。

 またセコンド絡みのチープ・フィニッシュですが、
 この手の演出・段取りもインディー草創期とあって完成度は低め。

 中々良い試合。

 (執筆日:2/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@JAPWヘビー級王座戦:ホミサイド(ch)vs.ロウ・キー(新チャンピオン!)(7/7/01)
AJAPWヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ホミサイド(ノー・コンテスト)(7/21/01)
BJAPWヘビー級王座&ライト・ヘビー級王座戦:ロウ・キー(ch)vs.ホミサイド(新チャンピオン!)vs.エグゼヴィアー(8/18/01)
(8/18/01)
CJAPWヘビー級王座戦、デス・マッチ:ホミサイド(ch)vs.エグゼヴィアー(8/24/01)