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Beyond Wrestling:Best of Beyond Wrestling 2022の分析


名勝負 なし
好勝負 ノーDQ:ビフ・ビューシックvs.スレード(2/4/22)

ビフ・ビューシックvs.ウィーラーYUTA(3/13/22)

ウィーラーYUTAvs.ティモシー・サッチャー(8/21/22)

@ノーDQ:ビフ・ビューシックvs.スレード(2/4/22)
 ビフがインディー復帰。
 ビフがヘッド・ロックで締め上げますが、
 そんな試合なんてさせまいとラフ・ファイトに巻き込むと
 鉄柱にぶつけて流血させ、ボードへのエクスプロイダー。
 
 ビフがふらつきながらも応戦。
 大勢は変わらないもののスレードも大流血。

 ビフにスリーパーをかけている間も
 血がぽたぽたとまき散らされていて壮絶でしたね。

 スレードが魅力を全開にした形ですが、
 これにハード・ファイトで組み合わせて
 最後のあのフィニッシュまで持って行けるのは
 やはりビフならではで、この2人だけの試合になっていました。

 12分しかないですが、おなか一杯ですね。

 ぎりぎり好勝負。 

Aビフ・ビューシックvs.ウィーラーYUTA(3/13/22)
 ビフはこれぞビフ、という攻め味の鋭さを見せます。
 気持ちのこもった顔芸からの爆発力は気持ち良いですね。

 これに対しユータは受けの技量で応対。
 ちょっとした工夫でのせられるからこそ
 受けに回って引き出しつつも帳尻を合わせられる。
 
 集中力を落とすことなく見守らせた攻防は
 11分ちょっとと決して長くないものの
 エネルギーが凝縮された見応えある一戦でした。

 ぎりぎり好勝負。

BウィーラーYUTAvs.ティモシー・サッチャー(8/21/22)
 ティモシーはレスリングにおいて体勢を入れ変える際に
 本当に腕が折れ曲がるのではないかという説得力がありますね。

 元WWEというレッテルも活かして高圧的な存在にショー・アップしています。

 YUTAも受けからしっかり道筋。
 アンダードッグではない形で自分の存在感を作っており、
 彼もまたAEWでの経験、成長をこの試合で活かしています。

 ティモシーならではの表現的な世界に酔いしれました。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:8/?/22)

Cウィロウ・ナイチンゲールvs.マーシャ・スラモヴィッチ(11/28/22)
 メインに大抜擢。

 ウィロウも積極的に攻め、マーシャと激突。
 シンプルに見応えある投げから
 コーナーでのチョップのかわし合いといったユーモアのあるものまで。

 一部荒削りな所もありますがアクションを詰め込みました。

 折角メインにするなら10分と言わずもう少し試合時間を与えてあげても良かったですね。

 中々良い試合。

 (執筆日:12/?/22)