Beyond Wrestling：Best of Beyond Wrestling 2021 part.3の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | アレックス・シェリーvs.ダニエル・ガルシア(UT S3E1 10/7/21) インディペンデント世界王座戦：ウィーラーYUTA(ch)vs.レイラ・ハーシュ(UT S3E1 10/7/21) マーシャ・スラモヴィッチvs.チャーリー・エヴァンス(UT S3E8 11/25/21) リェット・タイタスvs.カルロス・ロモ(UT S3E9 12/2/21) |
①アレックス・シェリーvs.ダニエル・ガルシア(UT S3E1 10/7/21)
韻踏み組合。
細かく部位に拘って攻めの理を通したりとディティールも豊か。
じっくり見れば見る程面白みが増しますね。
シェリーのハード・ヒットに対して
ガルシアもセンス感じる切り返しで惹きつけると
後半は独自の世界に突入。
お互いの動きを良く分かっていて
サポートし合いながら素晴らしい攻防に仕立てました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日：10/?/21)
②インディペンデント世界王座戦：ウィーラーYUTA(ch)vs.レイラ・ハーシュ(UT S3E1 10/7/21)
レイラが力のこもった充実の動き。
YUTAは少し過剰な受け身も目立ちますが、
レイラのパワフルさを最大限に引き立たせましたね。
YUTAのバランス感も冴え渡って攻防バランスは良好。
テンポと見せ方が一致した攻防で非常に魅力的なストーリー・ラインが奏でられました。
ぎりぎり好勝負。
③マーシャ・スラモヴィッチvs.チャーリー・エヴァンス(UT S3E8 11/25/21)
グラウンドの鬩ぎ合いにショルダータックルの打ち合い。
絶対値の見応えは男性に劣るが、ミーニングで勝負できています。
考えて一進一退のつながりを持たせていて攻防にストーリーがあります。
技種を理解してメリハリ。
本当に賢いプロレスを見せますね。
この試合が目指せる最高のラインをしっかり到達してきました。
ぎりぎり好勝負。
④リェット・タイタスvs.カルロス・ロモ(UT S3E9 12/2/21)
カルロスがコロナ後再始動。
細かな動きにまで気を払って緊密なレスリングは素晴らしく、
一つ一つの動きに対する集中度が高まっていますね。
元々テクニックはあるもののAキッドには見劣りする印象がありましたが、
ここにきて化けそうな機運が出てきましたね。
どんな体勢からでも捉えるユーロ・レスリングの特徴を前面に押し出した攻めを見せます。
タイタスも仕掛ける技にセンスを感じさせますね。
身長、パワーを活かした腰攻めは見応えがありますし、
何よりUSの観客に場慣れしているので、
カルロスの不慣れな部分を補って会場と見事な一体感を生み出しています。
思わぬ熱戦でしたね。
ぎりぎり好勝負。
⑤ノーDQ：マーシャ・スラモヴィッチvs.スレード(UT S3E9 12/2/21)
スレイドが入場中のマーシャを襲撃。
凶器含めて手加減なしで攻撃するので、
マーシャのポテンシャルも引き出されます。
インタージェンダーで格差がある中で、
ポイントでリアル・スピードで動くのが容赦なさを上手く表現できていましたね。
マーシャも魅せる絵作りが出来ていて、
最後の強烈なチェア・ショットの受けっぷりには拍手を送りたい。
好勝負に少し届かず。
(執筆日：12/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
①アレックス・シェリーvs.ダニエル・ガルシア(UT S3E1 10/7/21)②インディペンデント世界王座戦：ウィーラーYUTA(ch)vs.レイラ・ハーシュ(UT S3E1 10/7/21)
③マーシャ・スラモヴィッチvs.チャーリー・エヴァンス(UT S3E8 11/25/21)
④リェット・タイタスvs.カルロス・ロモ(UT S3E9 12/2/21)
⑤ノーDQ：マーシャ・スラモヴィッチvs.スレード(UT S3E9 12/2/21)