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AIW:Best of AIW 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 インテンス王座戦、ノーDQ:ティム・ドンスト(ch)vs.マシュー・ジャスティス(11/23/18)

@メキシカン・デス・マッチ:ヤング・スタッズ(ボビー・ビバリー、エリック・ライアン)vs.ベスティア666、ダミアン666(9/14/18)
 ダミアンが60歳手前なので、
 メキシカンデスマッチと言いつつ、
 過激度はそこまでではありませんが、
 名折れにならないよう、最初と最後にはガラススポットを配置しています。

 また、乱戦の中で意外にタッグとしての形作りも出来 ていたのは好感が持てます。
 ヤングスタッズの頑張りは良かったですよ。
 最後もしっかり流れに乗ったフィニッシュで良かった。

 中々良い試合。

ALAパークvs.ニック・ゲイジ(11/23/18)
 嘘だろ、というとんでもカード。
 パークの年齢による制限があるので、
 開始時にパークが椅子を投げつける等して
 一方的な展開を組み合わせた構築にはなりますが、
 それぞれ雰囲気ありますね。

 ゲイジも百戦錬磨ながら、
 普段と違うアメリカにも関わらず自分色に染めるパークの凄さ。
 終盤も重さが乗って破壊力十分なトペにスピアー、で
 シャツを脱いで気合を入れたゲイジが守勢に回るシーンが説得力あります。

 ただこの二人なら普通に凶器を使ったり流血してくれるかと思っていたらそれは無し。
 使わずに化学反応を見せてくれたのは嬉しいんですが、
 ここから更にその要素入れてたら名実共にエピックになって
 後々まで語れて更にファン冥利に尽きたんですけどね。

 AIWは乱戦系のルチャドールと相性良さそうなので
 是非今後も招聘して欲しいですね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Bインテンス王座戦、ノーDQ:ティム・ドンスト(ch)vs.マシュー・ジャスティス(11/23/18)
 場外も使ってスケールを持たせて試合を運び、
 良いテンポ感でハードコア要素を織り交ぜます。
 ジャスティスが流血すると一方的な展開になりますが、
 退屈しない程手を替え品を替え良質なラフファイトを続けています。

 ステージスポットからジャスティス反撃開始。
 ドンストのシーンから一段ギアを上げたビッグスポットを披露していきます。
 危険すぎると制止したレフェリーをテーブル葬したり、
 予期せぬ名物スポットまで入れたりと
 大盤振る舞いの内容になっています。

 TLC系の試合が好きならこれは必見ですね。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:5/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@メキシカン・デス・マッチ:ヤング・スタッズ(ボビー・ビバリー、エリック・ライアン)vs.ベスティア666、ダミアン666(9/14/18)
ALAパークvs.ニック・ゲイジ(11/23/18)
Bインテンス王座戦、ノーDQ:ティム・ドンスト(ch)vs.マシュー・ジャスティス(新チャンピオン!)(11/23/18)