AIW:Hell on Earth 8 11/23/12の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | NIXON(ボビー・ビバリー、エリック・ライアン、リッキー・シェイン・ペイジ)、ネクロ・ブッチャーvs.BJウィットマー、ティム・ドンスト、エディ・キングストン、クリス・ディキンソン 30分アイアン・マン・マッチ:ARフォックスvs.ACH |
@ビフ・ビューシックvs.ジャカ
Aサブミッション・スクアッドvs.オールド・スクール・エクスプレス
Bジョシュ・アレキサンダーvs.デイビー・ベガvs.ルイス・リンドン
Cイーサン・ペイジvs.コリン・デラニー
Dタッグ王座戦:バティリ(ch)vs.ホープ&チェンジ
E女子王座戦:アリシン・ケイ(ch)vs.KCウォーフィールド
F#1コンテンダーズ・マッチ:ユーサナジアvs.アイリッシュ・エアボーン
Gマイケル・エルガンvs.ジョニー・ガルガーノ
ガルガーノが小刻みな打撃とハイ・スポットで
エルガンとの体格差を反映させているのは分かるし、
攻めの流れや終盤のクロス・フェイスの攻防、
カウンターでの一進一退は素晴らしい。
しかしこの日のガルガーノは動き自体が鈍いし、
クライマックスは気持ちが入っているとはいえ長々とやりすぎ。
中々良い試合。
HNIXON(ボビー・ビバリー、エリック・ライアン、リッキー・シェイン・ペイジ)、ネクロ・ブッチャーvs.BJウィットマー、ティム・ドンスト、エディ・キングストン、クリス・ディキンソン
6人がそれぞれ乱闘。
他のことを無視して目の前の相手に憎しみをぶつけあいます。
まさにウォーと評するにふさわしい。
会場をごみで散らかしまわり、それぞれ血を降らす。
特にディキンソンは大流血でしたね。
リングに場所を移しても荒れまくった乱戦が続き、
柵を持ってきてそこに投げたりする。
合体技により締めが近いことを伝えると
乱入、レフェリーへの攻撃できな臭く。
最後はトム・ダンという初期AIWでレフェリーしていた人物の登場からフィニッシュ。
2012年トップ・クラスの乱戦でした。
ぎりぎり好勝負。
I30分アイアン・マン・マッチ:ARフォックスvs.ACH
序盤のかわし合い。
ロープ・ワークを防いだりコーナーへのワークを防いだりと
単なる技ではなくその前の過程も含めて読み合っている。
ロープ・ワークに対して後転で軌道から退いたり
攻防の次元が前回とは桁違いで、まさに2人ならではの世界です。
どちらも似ているが故に俺の方が上だと清澄な競い合いを見せる。
攻防の過程の延長上として相手を動かさずに止まらせる発想がありますね。
ただサブミッションで仕留めたのは若干弱い気もするけど。
1本取られたフォックスが取り返そうとするも中々実らない中盤。
ここで序盤のような高度な読み合いを所々に挟んでほしいですね。
打ち合わせを要するのだろうけどそれを序盤だけに詰め込むのは勿体無い。
柵へのパワー・スラムや壮絶なトペ自爆、エプロンでのスライス・ブレッド#2といった過激なスポットを経て終盤へ。
どうしてもリアルなところの部分が見えすぎていて
終盤の演技はわざとらしさが見えるし、
最後のリングアウト裁定は疑問が残るものの
基本的には前回の試合を越えた境地にたどり着いている。
ぎりぎり好勝負。
総評
力の入った大会でトリプル・メインは必見です。
DVD Rating:★★★★☆
(執筆日:3/13/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ビフ・ビューシックvs.ジャカAサブミッション・スクアッドvs.オールド・スクール・エクスプレス
Bジョシュ・アレキサンダーvs.デイビー・ベガvs.ルイス・リンドン
Cイーサン・ペイジvs.コリン・デラニー
Dタッグ王座戦:バティリ(ch)vs.ホープ&チェンジ(新チャンピオン!)
E女子王座戦:アリシン・ケイ(ch)vs.KCウォーフィールド
F#1コンテンダーズ・マッチ:ユーサナジアvs.アイリッシュ・エアボーン
Gマイケル・エルガンvs.ジョニー・ガルガーノ
HNIXON(ボビー・ビバリー、エリック・ライアン、リッキー・シェイン・ペイジ)、ネクロ・ブッチャーvs.BJウィットマー、ティム・ドンスト、エディ・キングストン、クリス・ディキンソン
I30分アイアン・マン・マッチ:ARフォックスvs.ACH(3-2)