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AAW:Best of AAW 2016 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 JLMT準々決勝:プリンス・ムスタファ・アリvs.フェニックス(10/8/16)

@リコシェvs.デズモンド・エグゼヴィアー(8/19/16)
 エグゼヴィアーは指示待ちでリアクションも拙い。
 まさにグリーン・ボーイのそれです。
 ただ動きのキレ自体はリコシェと同じレベルのものがあ り
 得意の回転系の技で熱狂を生み出しています。
 軽いので技も派手に決まっていますね。
 今はトップのリコシェも昔はこんな感じでしたね。
 ただ疲労表現が出来ていないので試合としてはもう一つ。
 平均的な良試合。

Aマイケル・エルガンvs.セドリック・アレキサンダー(9/1/16)
 エルガンも新日にいって調子を取り戻しましたね。
 ウォール・トゥ・ウォール・アクションと呼ぶには
 スピードを落としているけれども間でコントロールしながら
 無駄な動きを排除し全て見所のある場面化している。
 ただ厳しいことを言うとアクションでしかなく、
 そこにストーリーがないという点では淡泊ともいえる。
 中々良い試合。

Bレイ・フェニックスvs.クリス・ヒーロー(9/16/16)
 初顔合わせでしょうから
 ヒーローがKOスタイルにいくまでに
 幾つか見所を作ってその中でタイミングを合わせます。
 KOスタイルに移ってからもヒーローは試合運びに余白をもたせていますね。
 そこにフェニックスがルチャの試合運びを入れるのですが、
 これが思いのほか上手くフィットしている。
 ヒーロー色に染まりきらないまま続く最近では珍しい内容。
 化学反応といかないまでもスイングはしていて楽しかったですね。
 中々良い試合。

CJLMT準々決勝:クリス・ヒーローvs.マット・フィチェット(10/8/16)
 ヒーローはいつものKOスタイルながら
 フィチェットが軽量級として
 一発逆転しうる技を上手く使っているため
 対格差の割にはフィチェットの攻めの割合も多く、
 一進一退も楽しめる内容に仕上がっています。
 観客も最後スタンディング・オベーションを送っていましたね。
 好勝負に少し届かず。 

DJLMT準々決勝:プリンス・ムスタファ・アリvs.フェニックス(10/8/16)
 鏡合わせの防ぎあいですが、
 国境を越えた対決だからとオーソドックスなものでは行わず
 自分の個性を活かした仕上げにしているのは好感が持てますね。
 どういった攻防がこれから生まれるのだろうとワクワクしながら見れます。
 ロープに飛び乗ったり、ロープをすり抜けたりして
 ロープ際に拘るとここまで多彩になるのかと感心しましたね。
 最後は乱入を絡めて丸くまとめてしまったのは
 少し勿体無いですが、それを除けば想像の上を超えてきました。
 ぎりぎり好勝負。

Eヘリテイジ王座戦:ARフォックス(ch)vs.ブライアン・ケイジvs.ドリュー・グラック(10/8/16)
 ケイジが精力的にドミネイト。
 彼の強みであるパワーと機動力が活きていますね。
 フォックス、グラックは受身から
 ケイジのテンポを調整しますが、
 グラックがよりそれを意識して行えています。
 ケイジvs.2人のスポットも混ぜながら派手にやっていますが、
 ケイジのターンが長かったのもあって
 少々スポット・フェスト的な色合いを強く感じずにはいられない。
 個性とアイディアはしっかり出せているので後一歩。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Fザック・セイバーJr.vs.プリンス・ムスタファ・アリ(11/4/16)
 アリはしっかり自力のある良いレスラーだと思うのですが、
 同時に無味無臭なレスラーでもあって
 そこが個性豊かなレスラーの揃う
 インディー界において中々活躍の場を広げれない原因になっている印象です。
 この試合ではそのイメージを抜けきれず。
 真っ白のキャンバスだけあって
 セイバーの腕攻め戦略が綺麗にのっかって
 中々良い試合にはなっているのだけど
 vs.フェニックスで見せたような一皮向けた姿が見たかった。

GAAW王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.クリス・ヒーロー(11/26/16)
 サミがヒールとしてのいなし、テクニックを絡めるも
 ヒーローがタフに耐え切るので
 お互いがハード・ヒッティングを叩き込み合う
 均衡した戦局となっています。
 中盤にかけてはサミの脚攻めが積もって実っていく形かと思いきや
 椅子を取り出してくるのでどう展開されるか
 見ていて分からないカオス・ウォー。
 しかしサミの首に椅子をはめてビッグ・ブーツを打ち込もうとした所で
 脚にがたが来て倒れこむのは無理筋。
 これをやるなら前後でしっかり脚のセルを行いたい所ですね。
 好勝負に少し届かず。

HAAW王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.レイ・フェニックス(12/30/16)
 フェニックスはトペの打ち合いにこそ応じたものの
 基本的にはフライヤーとしての構成を意識した試合運び。
 サミの方が試合運びをフェニックスに寄せていますね。
 サミの一番強いスタイルではないが
 主導権を簡単には渡さず細かな一進一退に仕上げました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:6/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リコシェvs.デズモンド・エグゼヴィアー(8/19/16)
Aマイケル・エルガンvs.セドリック・アレキサンダー(9/1/16)
Bレイ・フェニックスvs.クリス・ヒーロー(9/16/16)
CJLMT準々決勝:クリス・ヒーローvs.マット・フィチェット(10/8/16)
DJLMT準々決勝:プリンス・ムスタファ・アリvs.フェニックス(10/8/16)
Eヘリテイジ王座戦:ARフォックス(ch)vs.ブライアン・ケイジvs.ドリュー・グラック(10/8/16)
Fザック・セイバーJr.vs.プリンス・ムスタファ・アリ(11/4/16)
GAAW王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.クリス・ヒーロー(11/26/16)
HAAW王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.レイ・フェニックス(12/30/16)