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RevPRO:Best of RevPRO 2023 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 石井智宏vs.ルーク・ジェイコブス(12/16/23)

@統一ブリティッシュ・ヘビー級王座戦:マイケル・オク(ch)vs.ルーク・ジェイコブス(11/5/23)
 トップ・カードのはずですがセミで実現。

 試合はルークのパワフルさを見せつつ
 オクが適度に攻守バランスをとって良い感じに進行。

 ただ両者のスキルを考慮するとかなり手堅いラインで進めていますね。

 後半になれば両者の出力を上げて、
 緩急をつけて試合時間も長時間に対応したりと
 悪い部分は特になく良い要素ばかり。

 ただ絶対ビッグ・マッチとしてリマッチするつもりだろ、と思わせる抑えめの内容。
 そう考えると30分という試合時間も予行演習なんでしょうね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

A石井智宏vs.ルーク・ジェイコブス(12/16/23)
 期待通り真っ向からぶつかり合う攻防。
 
 細かく一進一退を織り交ぜながら
 小さく留まらず熱狂を生み出します。
 
 後半は気合受けを使いながら。
 単純ではありながら誰にでもできるものではない攻防ですね。

 両者スタイル完全一致で親和性100%。
 ショーをスティールしました。

 文句なしに好勝負。
 
Bウィル・オスプレイvs.ゲイブ・キッド(12/16/23)
 ゲイブがオスプレイの流れを潰して
 五分のぶつかり合いに持って行くポイントが随所に。

 それはフックになり、印象的である一方で、
 オスプレイが圧倒的ベスト・イン・ザ・ワールドな中で
 違和感にもつながっていますね。

 ただゲイブにとってアンダードッグ的位置づけに落とし込めるよりも
 今のデフォルメしたスタイルでどこまでやれるか
 挑戦したことは非常に良いことだと思いますね。

 見応えのあるメインイベントでした。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:12/?/23)