RevPRO:Best of RevPRO 2021 part.3の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ブリティッシュJカップ決勝:マイク・ベイリーvs.ルーク・ジェイコブスvs.マイケル・オクvs.コーナー・ミルズ(11/6/21) 統一ブリティッシュ・クルーザー級王座戦:マイケル・オク(ch)vs.マイク・ベイリー(11/21/21) |
@ブリティッシュJカップ決勝:マイク・ベイリーvs.ルーク・ジェイコブスvs.マイケル・オクvs.コーナー・ミルズ(11/6/21)
演舞の部分の精度合わせはまだ余地あり。
しかし、やっていることは的確。
タッグで一線を張っているルークンやオクは
リング、場外の目配りが素晴らしいですね。
複数人スポットで広げつつ、
個性を感じさせるムーブと真っすぐなぶつかり合いで盛り上げます。
幅広い4人のチョイスがまた良かったですね。
決勝の特別感を際立たせた花道の攻防を経て、最後はベイリーvs.ルーク。
根性ファイトの張り合いは
単純化しすぎなきらいはあるものの
ブレイク当時はアンダードッグとして慣らしたベイリーが
力強くルークをねじ伏せて期待に応えてくれたのは嬉しかった。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:11/?/21)
Aマイク・ベイリーvs.ルーク・ジェイコブス(11/7/21)
激しいエルボーの打ち合いで盛り上がるスタート。
どちらも休まずテンション高く、
相手を削り合う攻め合い。
短時間の設定の中でどこまで燃焼できるかに挑戦していますね。
エプロンの攻防を挟んでギアを上げると
最後までエネルギッシュな内容で通しました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:1/?/22)
B統一ブリティッシュ・クルーザー級王座戦:マイケル・オク(ch)vs.マイク・ベイリー(11/21/21)
ベイリーが不意をついて蹴りかかりブレーン・バスター。
ここでベイリーのワンサイドとせず、
オクも仕掛けていくのですが、
上手くダメージ・キャンセルさせつつ
その攻防量のバランスも狙い通りに出来ているので、
最終的にベイリーが上回る様を上手く見せることができています。
下手にするとベイリーの仕掛けの攻めが弱く見えますが、そういうこともありません。
花道のスポットといった大大会にふさわしい場面もあり、
一方で派手さだけでなく細やかなディティールもあります。
多段階構築も狙い通りで、やっている2人も相当手応えがあったでしょうね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:11/?/21)
C統一ブリティッシュ・ヘビー級王座戦:ウィル・オスプレイ(ch)vs.海野翔太(11/21/21)
海野はカリスマ・キャラ扱い。
その期待に合わせ受け表現を見せますが、
相手の次のアクションを予想して意図を込める業はまだまだ。
オスプレイはここぞでギアを上げると海野をダウンさせ
リングの主人公として一気に掌握。
海野の動き出しのリズムに合わせた高速攻防、
今の押し上げられたポジションを考慮した演出レベルの調整、と実に見事です。
海野自身はまだ発展途上な所ありましたが、見応えある内容で、
海野にとっても良い経験になった一戦ですね。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:11/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ブリティッシュJカップ決勝:マイク・ベイリー(優勝!)vs.ルーク・ジェイコブスvs.マイケル・オクvs.コーナー・ミルズ(11/6/21)Aマイク・ベイリーvs.ルーク・ジェイコブス(11/7/21)
B統一ブリティッシュ・クルーザー級王座戦:マイケル・オク(ch)vs.マイク・ベイリー(11/21/21)
C統一ブリティッシュ・ヘビー級王座戦:ウィル・オスプレイ(ch)vs.海野翔太(11/21/21)