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RevPRO:High Stakes 9/19/21の分析


名勝負 統一ブリティッシュ・ヘビー級王座&ブリティッシュ・ヘビー級王座戦:ウィル・オスプレイ(UBH)vs.リッキー・ナイトJr.(BHW)
好勝負 統一ブリティッシュ・タッグ王座戦:デスティネーション・エヴリウェア(マイケル・オク、コーナー・ミルズ)(ch)vs.オージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイヴィス)

@ヤング・ガンズ(イーサン・アレン、ルーク・ジェイコブス)vs.サンシャイン・マシーンvs.2エクストリームリー・アスレティック・メンvs.ブレンダン・ホワイト、ダグ・ウィリアムス
A海野翔太vs.ダン・モロニー
B統一ブリティッシュ・クルーザー級王座戦:マイケル・オク(ch)vs.クリス・リッジウェイvs.ロビーX
C辻陽太vs.マーク・ハスキン素
D統一ブリティッシュ・ウイメンズ王座戦、3本勝負:ギセル・ショウ(ch)vs.ハイアン

E統一ブリティッシュ・タッグ王座戦:デスティネーション・エヴリウェア(マイケル・オク、コーナー・ミルズ)(ch)vs.オージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイヴィス)
 軽快な連携をそれぞれ見せます。

 ひっくり返す力のあるデイヴィスを
 脚狙いで勢い殺ぐ戦略をタッグ力により上手く描いていますね。

 ダブル・トぺをキャッチされる所から逆転、と構成も良好。
 
 ミルズがセコンドとして必死に動くから
 オクの孤立シーンも盛り上がりましたね。

 タッチ成功するとミルズが高難易度のハイ・フライ連発。
 大きく盛り上がりそこからは怒涛のアクション。
 ここぞのタッグ・スポットの配置はAO流石でしたね。
 オクも体格で劣るのに真っ向からデイヴィスにぶつかっていく熱いファイトを見せました。

 大一番の大会に求められる完全燃焼試合をやりきりました。

 文句なしに好勝負。

F統一ブリティッシュ・ヘビー級王座&ブリティッシュ・ヘビー級王座戦:ウィル・オスプレイ(UBH)vs.リッキー・ナイトJr.(BHW)
 いきなり最高にスピーディな演舞を見せます。
 これは只スピードに依る見せ場でしたが、
 世界最高峰のオスプレイに対し、
 RPWが誇る次世代のスターRKJが劣っていないことを示し期待を早くも押し上げましたね。

 観客の反応を巻き起こして、それを活かした上で試合運び。
 コーナー上からチョップで場外に転落したり、と
 全体を見据えたスポットの配置とハードさは
 IWGP王座戦を見ているがようです。

 RKJはオスプレイと似かよっている所がありますね。
 苛烈でハード、強烈なスポットでシバキ合います。
 そして卓越した切り返しのセンス。
 オスプレイと真っ向から一進一退見劣りせずにやるなんて信じられません。
 なんだこの攻防は!?と度肝を抜かれます。

 その攻防に加えてオスプレイが流血したり、
 チラつかせていたテーブルに遂にテーブル葬が!と思ったら食らったのは誤爆したレフェリー。
 これは尋常ならざる試合という印象を更に強烈に刻み込みましたね。

 オスプレイのメイン領域でRKJが内容で見劣りせず、
 そして攻防としても十分勝利の可能性を感じさせる真っ向勝負。

 オスプレイがオーストラリアでロビー・イーグルスをスターにしたように
 今度はイギリスでRKJをスターにしようとしているのだ、と実感させます。

 オスプレイが柵とエプロンを使ったオスカッターを決めるとシーン切り替え。
 コーナーでスーパー・キックを打ち込みRKJに鼻血を流させると侮蔑し挑発。
 少し冗長な見せ方ではあったもののまさにエピック・マッチ。

 大満足です。

 文句なしに名勝負。

 試合後オスプレイがRKJに非常なヒドゥン・ブレードをもう一発。
 海野とヤング・ガンズが現れオスプレイとにらみ合い。
 オージー・オープンが加勢と思いきやヤング・ガンズ、海野を襲撃。
 KOした後オージー・オープンがユナイテッド・エンパイアのTシャツを着てアピール。
 (執筆日:11/?/21)

Rating:★★★★★

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ヤング・ガンズ(イーサン・アレン、ルーク・ジェイコブス)vs.サンシャイン・マシーンvs.2エクストリームリー・アスレティック・メンvs.ブレンダン・ホワイト、ダグ・ウィリアムス
A海野翔太vs.ダン・モロニー
B統一ブリティッシュ・クルーザー級王座戦:マイケル・オク(ch)vs.クリス・リッジウェイvs.ロビーX
C辻陽太vs.マーク・ハスキン素
D統一ブリティッシュ・ウイメンズ王座戦、3本勝負:ギセル・ショウ(ch)vs.ハイアン(2-1)
E統一ブリティッシュ・タッグ王座戦:デスティネーション・エヴリウェア(マイケル・オク、コーナー・ミルズ)(ch)vs.オージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイヴィス)(新チャンピオン!)
F統一ブリティッシュ・ヘビー級王座&ブリティッシュ・ヘビー級王座戦:ウィル・オスプレイ(新チャンピオン!)(UBH)vs.リッキー・ナイトJr.(BHW)