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RPW:Best of RPW 2019 part.2の分析


名勝負 統一ブリティッシュ・タッグ王座戦:鈴木軍(鈴木みのる、ザック・セイバーJr.)(ch)vs.オージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイヴィス)(5/10/19)
好勝負 マイケル・オクvs.Pac(6/2/19)

@統一ブリティッシュ・タッグ王座戦:鈴木軍(鈴木みのる、ザック・セイバーJr.)(ch)vs.オージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイヴィス)(5/10/19)
 鈴木軍の奇襲をAOが返り討ち。
 鈴木軍はロープを使ったサブミッションから場外に持ち込み、と
 乱戦で序盤を展開。
 乱戦でありながらしっかり見せ場作りが出来ています。
 鈴木軍の鉄板のやり方に対して、
 AOも理解が深まったからこそ出来たクオリティでしょう。

 リングに戻ってカイルの孤立。
 鈴木軍がサブミッションでやりたい放題して煽って行きます。
 カイルはホット・タッグに向けて流れを作っていきますが、
 痛めた腕で力技のブレーン・バスターをかけるスポットなんかは
 最近のシングルのキャリアを受けての発想でしょう。
 シングル・レスラーとしての成長が
 タッグの高いレベルを損なうことなくフィード・バックできている。

 デイヴィスもカイル程ではないにしろ
 みのる的煽りを取り入れたりとこちらも努力が垣間見える。
 みのるの年齢的に苦手な領域にまったく脚を引っ張られることなく
 業界トップ・クラスのタッグを作り上げたのは両チームとも見事です。
 ぎりぎり名勝負。

A統一ブリティッシュ・クルーザー級王座戦、ラダー・マッチ:デイヴィッド・スター(ch)vs.エル・ファンタズモ(5/10/19)
 ファンタズモのビッグ・ダイブからスタート。
 キャラも板についてきて試合運びも安定しましたね。
 テーブルも早いところで舞台に出しつつ、
 凶器に頼らないハードな攻防で注目を引きます。
 調子の良いファンタズモに対し、
 スターは出遅れた印象で、もっと悪辣漢であって欲しかったですが、
 シャツを脱いでギアを上げると良いパフォーマンスを見せてくれましたね。
 ただ試合構成上、ラダーを登る攻防が極めて少ないので、
 上記のシャツを脱いだり、スターのひどい流血といった部分での展開に依存している。
 ここまで振り切るならもっと遺恨表現を研ぎ澄ませなければいけない。
 ビッグ・イベントのメインらしさはあるものの
 内容的にはもう少しいけたはず、という印象が残りました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Bマイケル・オクvs.Pac(6/2/19)
 オクは伸びやかなムーブと
 気持ちの入ったアピール。
 挑戦者として魅力的な逸材として振舞えている。
 そしてPacは格を見せ付けるファイト。
 インディ・スター相手だと阻害しあうことが多々見られますが、
 こういうこれからの選手とは最高にはまるスタイルですね。
 特に今回は3アミーゴを決めたり、場外に引きずり出して観客席にぶつけたりと
 変化の付け方にセンスを感じさせます。
 30分近い試合時間設定の中で良く考えてきたな、という印象。
 オクもダウン表現が素晴らしく、
 Pacが主導権を握っているシーンでも貢献している。
 残り5分になってからのクライマックスも
 終盤と色分けできておりPacの英米インディーでベストの内容。
 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:7/?/19)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@統一ブリティッシュ・タッグ王座戦:鈴木軍(鈴木みのる、ザック・セイバーJr.)(ch)vs.オージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイヴィス)(5/10/19)
A統一ブリティッシュ・クルーザー級王座戦、ラダー・マッチ:デイヴィッド・スター(ch)vs.エル・ファンタズモ(新チャンピオン!)(5/10/19)
Bマイケル・オクvs.Pac(6/2/19)