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RPW:High Stakes 1/16/16の分析


名勝負 ブリティッシュ・ヘビー級王座#1コンテンダーズ・マッチ:マーティ・スクールvs.ウィル・オスプレイ
好勝負 ブリティッシュ・ヘビー級王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ザック・セイバーJr.

@ブリッティッシュ・クルーザー級王座戦:ピート・ダン(ch)vs.モーガン・ウェブスター
Aビッグ・ダモvs.マイク・ベイリー
Bコルト・カバナvs.ダグ・ウィリアムス

Cブリティッシュ・ヘビー級王座#1コンテンダーズ・マッチ:マーティ・スクールvs.ウィル・オスプレイ
 最初の切り返し合いは
 アピール・ポーズの反復を交えながら。
 韻踏みの精度が非常に高く、
 お互いの保有する絵図が完璧に一致している。
 一方の意志だけでは実現せず、
 もう一方がジャストの意志を返して実現する高みです。

 続いてサミング連発等で序盤から動かしていく。
 ここでも反復性を上手く使って一進一退。
 技一つ一つがしっかり決まるので
 メリハリも強く利いていますね。
 かと思いきやアピール・ポーズで
 雰囲気を壊さずに抜く妙技。
 更には場外を使った独創的なスポットも生まれて、と
 とにかく手放しに褒め称えるべき最高の空間。

 RVD vs.リンの4/15/99伝説の試合を思い出します。
 どんどん新しいものが生まれていく攻防の数々は魅力的。
 体力無視の場面はありますが、
 気合起きみたいな見せ方ではなく
 切り返し合いの圧倒的スピード感の中でやってしまいます。
 両者が最高のコンディションだったとはいえ、
 この試合順でここまでやらせた団体もあっての一戦。
 その采配も含めて拍手喝采を送ります。
 歴史に残る名勝負。

DROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.マーク・ハスキンス
EノーDQ:ブラム、ジミー・ハヴォック、Tボーンvs.レボリューショニスツ

Fブリティッシュ・ヘビー級王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ザック・セイバーJr.
 スタイルズのWWE行きが決まって
 王座交代劇は約束されたマッチング。
 その中でしっかりと火花を散らし、
 スタイルズは予期せぬ動きで引っ掛かりを
 セイバーは腕攻めで一貫性を追加します。
 リングを広く使って、その後加速度をあげてと
 見事な終盤への流れを生み出しました。
 スタイルズがセイバーの土俵に真っ向から挑むも
 引けを取らず素晴らしい攻防を繰り広げました。
 ぎりぎり好勝負。 



 (執筆日:3/?/16)
Rating:★★★★★

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ブリッティッシュ・クルーザー級王座戦:ピート・ダン(ch)vs.モーガン・ウェブスター
Aビッグ・ダモvs.マイク・ベイリー
Bコルト・カバナvs.ダグ・ウィリアムス
Cブリティッシュ・ヘビー級王座#1コンテンダーズ・マッチ:マーティ・スクールvs.ウィル・オスプレイ
DROH王座戦:ジェイ・リーサル(ch)vs.マーク・ハスキンス
EノーDQ:ブラム、ジミー・ハヴォック、Tボーンvs.レボリューショニスツ
Fブリティッシュ・ヘビー級王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ザック・セイバーJr.(新チャンピオン!)