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RPW:Uprising 10/2/15の分析


名勝負 なし
好勝負 KUSHIDA vs.カイル・オライリー

ブリティッシュ・ヘビー級王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.マーティ・スクール、ウィル・オスプレイ

@レボリューショニスツvs.天山広吉、小島聡
Aマーティン・カービイvs.ACH

B中邑真輔vs.ビッグ・ダモ
 中邑がニーでアクセントをつけながら
 一発の重みをベースに試合を構築。
 大味ながら一進一退のセンスが光りますし、
 フォールに対する見極めが良いので見応えがあった。
 中々良い試合。

C棚橋弘至、獣神サンダー・ライガーvs.オカダ・カズチカ、外道

DKUSHIDA vs.カイル・オライリー
 BOTSJ決勝のリマッチ。
 そう銘打たれている通り対等なイメージを作り出します。
 相手の得意の流れに行かせないかわしあいで
 高度な感覚、BOTSJ時の緊張感をプレイバックさせようとしている。
 BOTSJと比べると完全に自力だけで、
 この高みに登り詰めようとしている訳で
 コンディションはBOTSJより上と言っても過言ではないか。
 そして、目指せるラインを分かりつつ
 それを再現しようとする気構えだけでなく、
 同じものにはしない、という覚悟が見え隠れする。
 アブナミドル・ストレッチを決めて
 レフェリーの目を盗んでロープ掴み、なんていう
 フェイス/ヒールの緩い雰囲気を混ぜてはいますが、
 その裏にある研ぎ澄まされた感覚を堪能したい。
 終盤に移ればフェイス/ヒールから本格派の攻防に戻り、
 サブミッション天国の攻防が見られます。
 文句なしに好勝負。

E内藤哲也vs.マーク・ハスキンス
Fブリティッシュ・クルーザー級王座戦、ノーDQ:ジョシュ・ボドム(ch)vs.ジミー・ハヴォック

Gブリティッシュ・ヘビー級王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.マーティ・スクール、ウィル・オスプレイ
 それぞれのキャラ、技を考慮して良く考えているな、という3ウェイ。
 試合テンポもそれぞれ違うのに理解がある。
 マーティの自己陶酔の間が良い味を出しています。
 久々に独創性、クオリティが両立された3ウェイですね。
 中盤が観客との一体感重視で
 やや単調になるも後半にかけて
 三つ巴の打ち合いが増していくと、
 冴えたパズル・ワークが披露されます。
 最後のフィニッシュが少しアイディアありきな気がするも
 本当に素晴らしい3ウェイでした。
 00年代前半の米インディー3ウェイが好きな人には特にお勧め。
 文句なしに好勝負。

 (執筆日:7/?/15)
Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@レボリューショニスツvs.天山広吉、小島聡
Aマーティン・カービイvs.ACH
B中邑真輔vs.ビッグ・ダモ
C棚橋弘至、獣神サンダー・ライガーvs.オカダ・カズチカ、外道
DKUSHIDA vs.カイル・オライリー
E内藤哲也vs.マーク・ハスキンス
Fブリティッシュ・クルーザー級王座戦、ノーDQ:ジョシュ・ボドム(ch)vs.ジミー・ハヴォック
Gブリティッシュ・ヘビー級王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.マーティ・スクール、ウィル・オスプレイ