Progress Wrestling:Chapter 55:Chase The Sun 9/10/17の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ザック・セイバーJr. vs.マーティ・スクール デス・マッチ:ジミー・ハヴォックvs.マーク・ハスキンス アトラス王座戦:マット・リドル(ch)vs.ティモシー・サッチャーvs.ウォルター Progress王座戦:ピート・ダン(ch)vs.トラヴィス・バンクス |
@タッグ王座戦、ラダー・マッチ:
ブリティッシュ・ストロング・スタイル(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(ch)
vs.CCK(クリス・ブルックス、キッド・リコース)(新チャンピオン!)
A女子王座戦:トニー・ストーム(ch)vs.ダリア・ブラック
Bザック・セイバーJr. vs.マーティ・スクール
最近は悪い意味で2人だけのプロレスをして
かえって観る側からすると退屈な試合になる数え歌でしたが、
今回はマンネリ皆無。
スクールの奇襲から始めつつもセイバーも隙あらばサブミッションに捕らえに行きます。
エプロンからのPKキックをキーにして韻を踏んだ構築にしつつも
攻防が鋭いのでジェットコースターにのっているかのような
フロー感も同時にあり目が離せません。
LotNSパートナーだからこその相手に負けたくない思い、
通常よりも激しい攻め方であることが伝わってきます。
終盤腕攻め/脚攻めの帰結させようという動きは良いものの
拘って投げをしないまでは不要だったか。
ここは少しスクールがフェアウェルということで少し感傷的だったかもしれない。
ぎりぎり好勝負。
Cデス・マッチ:ジミー・ハヴォックvs.マーク・ハスキンス
ハスキンスは彼らしくトペをいきなりぶちかますのですが
ハヴォックの領域にも自ら踏み込んでいくので
デス・マッチらしさも十分にあります。
テーブル葬やブロックへのパワー・ボムなど
想像以上に過激なスポットもありました。
抗争決着戦とはいえ詰め込みすぎで
まとまりに欠ける部分もありますが、
それ以上のリターンをしっかり生み出した激戦。
ぎりぎり好勝負。
Dアトラス王座戦:マット・リドル(ch)vs.ティモシー・サッチャーvs.ウォルター
それぞれ投げまくってスタートから盛り上げると
三つ巴でパワフルな技を打ち込んでいく形。
まさかの数珠ジャーマンなど
パワフルなスポット重視で詰め込んでいますね。
単純ながらウォルターvs.リドルは今年の鉄板カードですし、
その熱量には圧倒されるものがあります。
クライマックスをウォルターvs.リドルの一本で絞るなら
ティモシーには場外スポット的なもので
ダウンするだけの理由作りが欲しかったところ。
その選択肢自体は間違っていないとは思いますが。
ぎりぎり好勝負。
EProgress王座#1コンテンダーズ・スクランブル・マッチ:マーク・アンドリュースvs.チーフ・デュプティ・ダンvs.エディ・デニスvs.ジャック・セックスミスvs.ジェームス・ドレイクvs.モーガン・ウェブスターvs.ストラングラー・デイヴィスvs.ザック・ギブソン
FProgress王座戦:ピート・ダン(ch)vs.トラヴィス・バンクス
トペを食らったBSSが全員スレッジ・ハンマーを出してきたりと
ブックによる演出展開が少しくさいか。
ただピートがエプロンでぺディグリーを決めると
トラヴィスもエプロンでキー・クラッシャーを決め返したりと
演出だけでない肉体を酷使する限界に挑戦する攻防も。
終盤で再びレフェリー気絶ネタなど混ぜ込みますが、
ここでは攻防も表情も伴っているので
王座交代劇としてはまった演出としてお見事。
ぎりぎり好勝負。
試合後ヒールとして戦略を尽くすも負けたピートが
投げてベルトを渡す姿はヒールとして最高に格好良かった。
(執筆日:10/?/17)
DVD Rating:★★★★★
注目試合の詳細
なし試合結果
@タッグ王座戦、ラダー・マッチ:ブリティッシュ・ストロング・スタイル(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(ch)vs.CCK(クリス・ブルックス、キッド・リコース)(新チャンピオン!)A女子王座戦:トニー・ストーム(ch)vs.ダリア・ブラック
Bザック・セイバーJr. vs.マーティ・スクール
Cデス・マッチ:ジミー・ハヴォックvs.マーク・ハスキンス
Dアトラス王座戦:マット・リドル(ch)vs.ティモシー・サッチャーvs.ウォルター(新チャンピオン!)
EProgress王座#1コンテンダーズ・スクランブル・マッチ:マーク・アンドリュースvs.チーフ・デュプティ・ダンvs.エディ・デニスvs.ジャック・セックスミスvs.ジェームス・ドレイクvs.モーガン・ウェブスターvs.ストラングラー・デイヴィスvs.ザック・ギブソン
FProgress王座戦:ピート・ダン(ch)vs.トラヴィス・バンクス(新チャンピオン!)