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Progress Wrestling:Chapter 46:I Like To Chill Out Here And Shoot Some Dinosaurs 3/26/17の分析


名勝負 なし
好勝負 マーク・ハスキンスvs.アクセル・ディーターJr.

アトラス王座戦:マット・リドル(ch)vs.WALTER

Progress王座戦:ピート・ダン(ch)vs.マーク・アンドリュース

@ザ・オリジン(ネイサン・クルーズ、ザック・ギブソン)vs.ザ・オリジン(デイヴ・マスチフ、エル・リゲロ)
ANPS準決勝:トニー・ストームvs.ダリア・ブラック
Bトラヴィス・バンクスvs.ジャック・セックスミス

Cマーク・ハスキンスvs.アクセル・ディーターJr.
 アクセルは華はなくとも的確な動き。
 軽量級ならではの目まぐるしい動きと
 痛みの伝わるハードな打撃が
 バランスよく織り交ぜられジェットコースターで展開されます。
 終盤には更にサブミッションも加わり
 何が決め手になるか分からない重層的な攻防。
 ショーをスティールこそしないが素晴らしい内容です。
 ぎりぎり好勝負。

Dルーザー・リーヴスPROGRESS、ファンズ・ブリング・ア・ウェポンズ:ジミー・ハヴォックvs.ウィル・オスプレイ
 初っ端からフルスロットルでダイブ。
 流石にライバルの最後の対決とあって気合が入っているな、と期待感が高まりましたが・・・
 ファンズ・ブリング・ザ・ウェポンズということで
 題目が決められている中で自由意志が反映されにくい形。
 ではダイブのように凶器攻撃を思いっきりできるかというと
 ハード・ヒッターとはまた別の覚悟が必要になってきます。
 そんなブックによる制限を感じている中で
 早くもポール・ロビンソンの乱入。
 ハヴォックが大流血しながらも反撃してロビンソンを排除するも
 タイミングが微妙で大きな流れまでは生み出せません。
 テーブルへのスパニッシュ・フライなど
 特別な試合にふさわしいVer Upスポットもありますが、
 ダメージ弱めの顔芸スポットもあって玉石混合。
 更に回復するなら遅すぎだろう、なロビンソン乱入再び・・・。
 色々詰め込みたい気持ちは分かるのですが、
 以前の王座交代劇に比べると完成度が著しく落ちました。
 前回、ハヴォックが同系統の試合をしたのも痛いか。
 平均的な良試合程度。

Eタッグ王座戦:マスタッシュ・マウンテン(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(ch)vs.ハンター・ブラザーズ

Fアトラス王座戦:マット・リドル(ch)vs.WALTER
 リドルの躍動感ある打撃をしっかり受けきった上で
 ウォルターが自分も等しくアピール。
 スケール大きくジャーマンに移ったところでリドルが2連続で着地。
 リドルの長身がしゃがまずにすくっと着地する様は絵になりますねぇ。
 ウォルターは鏡像で動いてリドルのカウンターを誘発するので
 結局ウォルターの攻めが不足している印象がありましたが、
 終盤になると遅まきながらウォルターの大技が火を吹きます。
 鋭い張り手とチョップで盛り上がると
 最後までしっかりと攻防をやりぬきました。
 文句なしに好勝負。

GProgress王座戦:ピート・ダン(ch)vs.マーク・アンドリュース
 アンドリュースが手について噛み付く等
 先手を取って仕掛ける形。
 これが功を奏しピートのコントロール力頼みの前半にならず
 お互いが緊張感を持って試合を高めあうことができました。
 ピートがエルボーを耐えて気合を表出したのを皮切りに
 危険な大技を互いに打ち合う壮絶な攻防へ。
 クライマックスはレフェリー気絶、乱入、幻の王座移動とブック偏重。
 しかしそれだけで終わらず、切り返しあいもしっかり混ぜ込んできたのは好感触。
 素晴らしいメイン・イベントでした。
 文句なしに好勝負。

 (執筆日:5/?/17)
DVD Rating:★★★★★

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ザ・オリジン(ネイサン・クルーズ、ザック・ギブソン)vs.ザ・オリジン(デイヴ・マスチフ、エル・リゲロ)
ANPS準決勝:トニー・ストームvs.ダリア・ブラック
Bトラヴィス・バンクスvs.ジャック・セックスミス
Cマーク・ハスキンスvs.アクセル・ディーターJr.
Dルーザー・リーヴスPROGRESS、ファンズ・ブリング・ア・ウェポンズ:ジミー・ハヴォックvs.ウィル・オスプレイ
Eタッグ王座戦:マスタッシュ・マウンテン(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(ch)vs.ハンター・ブラザーズ
Fアトラス王座戦:マット・リドル(ch)vs.WALTER
GProgress王座戦:ピート・ダン(ch)vs.マーク・アンドリュース