Progress Wrestling:Chapter Twenty Four:Hit the North 12/21/15の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@マーク・ハスキンスvs.バブルガム
ANPS準々決勝:アシュトン・スミスvs.カイル・アシュモア
Bザ・オリジン(デイブ・マスチフ、エル・リゲロ、ネイサン・クルーズ)vs.FSU(エディ・デニス、マーク・アンドリュース)、ジャック・ギャラガー
Cトマッソ・チャンパvs.ザック・セイバーJr.
序盤のレスリング。
その動きのしなやかさに目を見張るが、
パワー・ボムといった投げ技も
同列の動きとして織り込み攻防を繰り広げているのが良い。
こういう境地にあると名勝負が生まれるのは確実。
中盤に移る、つまり主導権を握るにあたって
部位を踏んで動けなくするという理の作り方も
非常に繊細な感覚がないと様にならないが
違和感なく行うことが出来ている。
世界をまたにかけるセイバーに比べると
チャンパはまだまだポテンシャルを最大まで発揮できていない感がありますが、
やはりトップ・クラスのレスラーになれる素養を感じますね。
激情を前面に出しながら自身の動きはコントロールされ、非常に考えて構築をしている。
そういう意味でオースチンと被ります。
一極攻めの中盤も殺伐とした緊張感がありましたが、
それを爆発させたのはカウンター・ニーを食らった
セイバーが中指を立てた所からでしょうか。
強烈な打撃の張り合いを要所に絡めながらサブミッションの自由な応酬。
セイバーは飛び切りです。
最後がクイックで終わったのが物足りないものの
2人のポテンシャルMAXがぶつかった試合に文句のつけようもない。
これが見たかった。
ぎりぎり名勝負。
Dロンドン・ライオッツvs.スメリアン・デス・スクアッド(マイケル・ダンテ、トミー・エンド)
Eマーティ・スクールvs.ランページ・ブラウン
FPROGRESS王座戦:ウィル・オスプレイ(ch)vs.モーガン・ウェブスターvs.ザック・ギブソン
ヒールのウェブスターが邪魔して
オスプレイとギブソンの一騎打ちが実現しないという形で整った構成になっています。
オスプレイの腕が攻められ、
ハンドスプリングが出来ないといった理も通っています。
その上で圧倒的なスピード押し。
見応えがありますが、場面によっては間を開けて印象付けたい所。
そこのコントロール、間隔には課題があるか。
終盤、ウェブスターが卑怯に勝利を霞め取ろうとする演出は盛り上がりましたね。
最後の決め方はちょっと狙い過ぎかな。
悪くないけれど。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:1/?/16)
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@マーク・ハスキンスvs.バブルガムANPS準々決勝:アシュトン・スミスvs.カイル・アシュモア
Bザ・オリジン(デイブ・マスチフ、エル・リゲロ、ネイサン・クルーズ)vs.FSU(エディ・デニス、マーク・アンドリュース)、ジャック・ギャラガー
Cトマッソ・チャンパvs.ザック・セイバーJr.
Dロンドン・ライオッツvs.スメリアン・デス・スクアッド(マイケル・ダンテ、トミー・エンド)(DQ)
Eマーティ・スクールvs.ランページ・ブラウン
FPROGRESS王座戦:ウィル・オスプレイ(ch)vs.モーガン・ウェブスターvs.ザック・ギブソン