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OTT:OTT Matches 2019 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@スコッティ・デイヴィスvs.テリー・サッチャー(2/3/19)
 昨年のマジック・タイムのリマッチ・・・
 ですがアンダーカードというのが災い。
 スコッティがネック・ブリーカーに入る理由が薄く、
 観客席自爆など前回を意識して激しいスポットをしているのに
 そのスポットを重くセルできなかったりと
 とにかく時間がない印象です。
 また序盤から激しいからこそ
 終盤の伸びもなく、フィニッシュもまた呆気なかった。
 平均的な良試合。
 (執筆日:5/?/19)

AOTT王座戦:ジョーダン・デヴリン(ch)vs.ショーン・ギネス(6/23/19)
 デヴリンが形を作りつつ
 ギネスの意図も汲み取っていますね。
 帳尻合わせをしっかりしているので芯がぶれない。
 セコンド介入からギネスが主導権を握ります。
 ギネスは少々荒削りながら任せても成立してる。
 デヴリンの華やかさを加えて中盤から盛り上げ。
 ギネスの反撃も流れがあり、
 一定のクオリティを満たしてきました。
 ノン・ワールド・クラスでこの試合ができるというのが
 今のデヴリンの好調さを象徴している。
 中々良い試合。

Bレイ・ホーラスvs.バンディード(6/23/19)
 場外カウントをスペイン語で合唱したりと
 ライバル対決を観客も愉しんでいます。
 序盤は少し不一致も見られましたが、
 試合が進むにつれ乗っていきましたね。
 バンディードが片腕ボディ・リフトなど
 印象に残るスポットを披露。
 メヒコ外の活動はこれからのホーラスも
 バンディードに見劣りしない形でフィニッシュ。
 凄い試合とまではいかないがミッドカードとしてしっかり仕事をしました。
 中々良い試合。

Cトニー・ストームvs.マルティナ(9/7/19)
 トニーが挑発しマルティナの攻撃性を引き出す。
 そうするとマルティナとの体重差が上手く試合にはまってきますね。

 トニーはWWEレスラーでもある格上なので攻めを譲っても成立するけれど
 本当はマルティナがドミネイトするまで
 攻めに拘るともっと試合は良くなる可能性がありましたね。

 ただマルティナに依存せず、
 トニーはエプロンでパイル・ドライバーまでするサービス満点のワーク。
 クオリティ以上に記憶に残る試合に仕上げました。
 まあまあ良い試合でした。

Dジョーダン・デヴリンvs.ポール・ロビンソン(9/7/19)
 ロビンソンは存在でヒートを買える位置付けになっていますが
 幾らなんでもと思うぐらい、
 試合内容は扇情的なだけで80年代WWE TVプロレスばりに空虚。
 ロビンソンが石頭で額への攻撃利かないネタもいらない。
 脈絡のない攻防でした。
 悪くない試合。
 (執筆日:9/?/19)

Eテリー・サッチャーvs.エディ・キングストン(10/26/19)
 キングストンがハードなチョップで
 テリーの胸を真っ赤に染め上げます。
 ワンサイドですが、キングストンは繊細なタッチができるし、
 テリーもそれなりに役回りをこなしている。

 それぞれ肩紐を外してギアをあげるとハマった攻防で盛り上げます。
 中盤までに作った壁を考えると
 すんなりアップセット成功。
 やろうと思えばもう一段階クライマックスを作れたでしょうね。

 平均的な良試合。

Fゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ、タンガ・ロア)vs.キングス・オブ・ザ・ノース(ボーンソウ、ダミアン・コーヴィン)(10/26/19)
 乱戦から始めるとGoDが連携技を見せアピール。
 観客席で乱闘を行い、リングに戻ればトルネード式の攻防。
 勢いとインパクト任せですね。
 トリオなら良いけれど
 タッグならもう少し精緻に作って欲しいところ。

 あまり考えずに見れるという点でこういう試合があっても良いですが、
 それなりにネームのあるゲストなので仕事して欲しい。
 まあまあ良い試合。

G#1コンテンダーズ・マッチ:グリズルド・ヤング・ヴェテランズ(ジェームス・ドレイク、ザック・ギブソン)vs.モア・ザン・ハイプ(ダレン・カーニー、ネイサン・マーティン)(10/26/19)
 キビキビとした攻防から始めると
 GYVがネイサンを捕らえ孤立させます。
 厳しさがあり、集中力も高いものの
 その割りに基本の基から抜け出さないまま。
 このタッグならもっと本格的に魅せれたはず。
 平均的な良試合。
 (執筆日:11/?/19)

Hモア・ザン・ハイプ(ダレン・カーニー、LJクリアリー、ネイサン・マーチン)vs.レイ・ホーラス、ルチャ・ブラザーズ(ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス)(11/30/19)
 LBがアピール力を出だし以外も使って構築。
 ホーラスが加わってのトリオですが、
 ここの意思疎通も良かったですね。

 対するMTHもテンポ良く技を重ねていく。

 トリオばかりでなくシングルの攻防も適切な比率を割いています。
 ただMTHを個でも売り出すのは長い目線では大事ですが、
 この試合のこの瞬間で言うとMTHはまだ
 LB、ホーラスと並び立つには少し厳しい印象はありましたね。

 中々良い試合。
 (執筆日:1/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@スコッティ・デイヴィスvs.テリー・サッチャー(2/3/19)
AOTT王座戦:ジョーダン・デヴリン(ch)vs.ショーン・ギネス(6/23/19)
Bレイ・ホーラスvs.バンディード(6/23/19)
Cトニー・ストームvs.マルティナ(9/7/19)
Dジョーダン・デヴリンvs.ポール・ロビンソン(9/7/19)
Eテリー・サッチャーvs.エディ・キングストン(10/26/19)
Fゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ、タンガ・ロア)vs.キングス・オブ・ザ・ノース(ボーンソウ、ダミアン・コーヴィン)(10/26/19)
G#1コンテンダーズ・マッチ:グリズルド・ヤング・ヴェテランズ(ジェームス・ドレイク、ザック・ギブソン)vs.モア・ザン・ハイプ(ダレン・カーニー、ネイサン・マーティン)(10/26/19)
Hモア・ザン・ハイプ(ダレン・カーニー、LJクリアリー、ネイサン・マーチン)vs.レイ・ホーラス、ルチャ・ブラザーズ(ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス)(11/30/19)