TOP他大陸のプロレスイギリス 現インディー団体 →OTT:Best of OTT 2019 part.2

OTT:Best of OTT 2019 part.2の分析


名勝負 デイヴィッド・スターvs.ウォルター(6/23/19)
好勝負 タッグ王座戦:マスタッシュ・マウンテン(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(ch)vs.べスティーズ・イン・ザ・ワールド(デイビー・ヴェガ、マット・フィチェット)(5/26/19)

スコッティ・デイヴィスvs.ダービー・アレン(6/23/19)

ジョーダン・デヴリンvs.カラム・ブラック(7/21/19)

@タッグ王座戦:マスタッシュ・マウンテン(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(ch)vs.べスティーズ・イン・ザ・ワールド(デイビー・ヴェガ、マット・フィチェット)(5/26/19)
 BITWは観客人気が高く、開始時から雰囲気良かったですね。
 MMの真っ当な試合運びの基、
 BITWが格下ながらアップセットを見せてくれるのでは、という
 期待感を作り上げてきます。
 セヴンが良く観客の反応を見ていましたね。
 ホット・タッグで入ったフィチェットが素晴らしい躍動感を見せると
 その勢いのまま個性的な合体技が飛び出す攻防に。
 BITWがスポットで押すのかと思いきや
 MMと同じレベルで試合骨子を認識できているのには感心しました。
 終盤はダイナミックで素晴らしい試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

Aスコッティ・デイヴィスvs.ダービー・アレン(6/23/19)
 アレンがトペを決めれば
 デイヴィスも花道ネック・ブリーカー。
 短時間だからといって全力を出し切れない理由にはならない、と
 圧倒的な加速度で攻めあいます。
 テンポ押しの中で非効率で勿体無い良いムーブもありますが、
 一方でそれはそれほどまでに良いムーブが
 常に繰り出されるということでもあります。
 考えぬれた攻防のつむぎ方は圧巻。
 11分という試合時間の中で全てを出し尽くしました。
 ぎりぎり好勝負。

BOTT王座戦:ジョーダン・デヴリン(ch)vs.ショーン・ギネス(6/23/19)
 デヴリンが形を作りつつ
 ギネスの意図も汲み取っていますね。
 帳尻合わせをしっかりしているので芯がぶれない。
 セコンド介入からギネスが主導権を握ります。
 ギネスは少々荒削りながら任せても成立してる。
 デヴリンの華やかさを加えて中盤から盛り上げ。
 ギネスの反撃も流れがあり、
 一定のクオリティを満たしてきました。
 ノン・ワールド・クラスでこの試合ができるというのが
 今のデヴリンの好調さを象徴している。
 中々良い試合。

Cレイ・ホーラスvs.バンディード(6/23/19)
 場外カウントをスペイン語で合唱したりと
 ライバル対決を観客も愉しんでいます。
 序盤は少し不一致も見られましたが、
 試合が進むにつれ乗っていきましたね。
 バンディードが片腕ボディ・リフトなど
 印象に残るスポットを披露。
 メヒコ外の活動はこれからのホーラスも
 バンディードに見劣りしない形でフィニッシュ。
 凄い試合とまではいかないがミッドカードとしてしっかり仕事をしました。
 中々良い試合。

Dデイヴィッド・スターvs.ウォルター(6/23/19)
 スターはウォルターにこの3年半の中で25連敗中。
 ウォルターがWWE入りしビッグになったものの
 スターもトーナメント覇者になったりとキャリアを積み、
 今改めて戦いに臨むという背景があります。

 それに加えて今回はスターがWWEの勧誘を断ったとあって
 メジャーvs.インディペンデントという構図も背負っています。

 何重にも切り返されるダイブ・シークエンスで
 序盤の雰囲気・土台作りは十分。
 細かなフェイント、表現が光ります。

 スターは間を巧みに使いこなして
 この試合のビッグ・マッチ感、真剣味を上手く表現
 足への執着的な攻撃もエプロンで足へのヘッド・バッドや
 ロープに絡めての足DDTなど印象に残るようにしている。
 ウォルターも相変わらず鉄板の働きで応じます。

 そして大いに盛り上がってきた所で
 今年の名場面候補に挙げられるであろうシーンが。
 スターがWWEのNXT UK王座ベルトを踏みつける。
 ECWでメデューサがベルトをゴミ箱に捨てたシーンを彷彿とさせますね。
 今後WWE契約をオファーされなくなっても良いという
 覚悟があるからこそ出来ることですね。
このスターをウォルターが観客席への投げっぱなしパワー・ボム 。
 WWE代理として壊しにかかる表現になっていますね。
 最高に盛り上がりました。

 ただその後がズルして頂きのDQ決着や
 デヴリンの抗議での再開など
 エンタメ色が強いまとめ方。
 楽しめるもののその前の異常なシーンの後の〆としては少し肩透かし感もありましたね。
 
 ぎりぎり名勝負。

Eジョーダン・デヴリンvs.カラム・ブラック(7/21/19)
 アマレスの素地がありそうなカラム。
 ただアマレスとプロレスのレスリングは違う中で
 デヴリンがプロレスとしての韻踏みをリード。
 カラムのパワーを見せた後、
 対角走りからデヴリンがヒップ・トス
 ただのヒップ・トスだが、これを反撃の起点として成立させる
 流れ作りが素晴らしいですね。
 その後のカラムの反撃もデヴリンが受けでサポート。
 カラムを素材として最高に際立たせている。
 リードありきなので終盤は流石にと思いましたが、
 殴り合いや抵抗するカラムに強引に技を決める演出で
 見事にカバーしていました。
 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:7/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ王座戦:マスタッシュ・マウンテン(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(ch)vs.べスティーズ・イン・ザ・ワールド(デイビー・ヴェガ、マット・フィチェット)(5/26/19)
Aスコッティ・デイヴィスvs.ダービー・アレン(6/23/19)
BOTT王座戦:ジョーダン・デヴリン(ch)vs.ショーン・ギネス(6/23/19)
Cレイ・ホーラスvs.バンディード(6/23/19)
Dデイヴィッド・スターvs.ウォルター(6/23/19)
Eジョーダン・デヴリンvs.カラム・ブラック(7/21/19)