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OTT:Best of OTT 2017 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 ザ・キングス・オブ・ザ・ノース(ボーンソウ、ダミアン・コーヴィン、ダンカン・ディスオーダリー)vs.ブリティッシュ・ストロング・スタイル(ピート・ダン、トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(8/6/17)

ジョーダン・デヴリンvs.デイヴィッド・スター(9/2/17)

@タッグ王座戦:キングス・オブ・ザ・ノース(ボーンソウ、ダミアン・コーヴィン、ダンカン・ディスオーダリー)(ch)vs.CCK(クリス・ブルックス、キッド・リコーズ、トラヴィス・バンクス)(8/5/17)
 トリオとしてスポットをチェーンさせていきます。
 ダイブ連発や5人連鎖技で見せ場を作ると
 トリオという数を活かした打ち合いに。
 単純な返しあいに陥りかけますが、
 CCKがサブミッションなどで見せ方を変えたのは良かったですね。
 ただ最後はレフェリーの目をそらしてのチープ・ショットで弱め。
 中々良い試合。

Aウォー・マシーン(ハンソン、レイモンド・ロウ)、ジェフ・コブvs.ブリティッシュ・ストロング・スタイル(ピート・ダン、トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(8/5/17)
 奇襲から場外戦へ。
 ウォー・マシーンの得意のトルネード・ルールの見せ方かと思いきや
 観客席裏まで広く使いすぎて、まとまりきりません。
 その後も派手な絵は作られるものの
 流れが思ったより作られず
 ウォー・マシーン、コブが木偶パワー・ファイター的
 位置づけとして貢献する格好でしたね。
 この6人ならもっと上を狙えたはず。
 中々良い試合。

BNL王座戦、3ウェイ・ダンス:ライアン・スマイル(ch)vs.マーク・ハスキンスvs.マーティ・スクール(8/5/17)
 ハスキンスの精力的な動きは3ウェイでより輝きますね。
 スマイルはベイラー的な上半身悪魔ペイントで
 この試合でも良いヒールっぷりを見せています。
 スクールはフェイスの立ち位置になりますが、
 それでも自分の魅力をしっかりと出します。
 連鎖サブミッションなど3ウェイ・ムーブも潤沢。
 スマイルは集中攻撃を浴びながらも
 リングに戻り際不意を突いた丸め込みでスクールを脱落させます。
 これで先月同じスマイルvs.ハスキンスに。
 幻の王座移動をフラッシュバックさせながら演出しますが、
 少し1つ1つがぶつぎれになっている感もありましたね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Cジェフ・コブvs.リコシェ(8/6/17)
 リコシェは持ち上げられつつも
 一撃は食らわず逃げきっていき、
 蹴りでコブの脚を攻めて行きます。
 コブも脚へのセルをしっかり行い、
 ハイ・スポットに行く前で
 中盤までを作って見せたのは感心しましたね。
 終盤も大切につむいだスポットを
 じっくり見せきりました。
 好勝負に少し届かず。

Dザ・キングス・オブ・ザ・ノース(ボーンソウ、ダミアン・コーヴィン、ダンカン・ディスオーダリー)vs.ブリティッシュ・ストロング・スタイル(ピート・ダン、トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(8/6/17)
 トリオらしく入れ替わると同時に
 ロープ・ワークを積極的に使うので
 非常にスピーディーな目まぐるしい攻防になっています。
 ダイブ連発から場外戦に移ると
 バルコニー席から殴り落とすスポットまで。
 リングに戻ると派手な打ち合いに
 連続技、数珠打ち、同時技といった
 トリオならではの要素を詰め込みます。
 今年行われた前回の試合と同じく充実していましたが、
 最後はゲスト・コミッショナーのフォーリーを絡めた
 ハッピー・エンドで締めなのでクライマックス的見せ場は物足りないですね。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/?/17)

Eジョーダン・デヴリンvs.デイヴィッド・スター(9/2/17)
 しっかり間を置いて溜めるべきポイントと
 即座に追撃して勢いをつけるべきポイント、
 これを的確に判断・実行して一進一退ができています。
 ラリアットの耐えあい、エプロン際の鬩ぎ合いから終盤へ。
 打てば響いて相手から返ってくる状態に到達しているので
 次々と2人だけのハード・ヒットな攻防が息もつかせず出てきます。
 好調な2人が期待以上のものを見せてくれました。
 文句なしに好勝負。

Fジョーダン・デヴリンvs.シェイン・ストリックランド(9/24/17)
 場外に出るとバー・カウンターからの飛びついてトルネードDDT。
 つかみとしては上々のムーブが幾つも見られますね。
 少し細かな動き出しで課題点は見られますが。
 ストリックランドが最近力を入れている腕攻め。
 破壊的に見えますし、デヴリンのセルも良い。
 後半はハイ・インパクトなスポットを連発。
 アーム・バーが決まれば終わり、という見せ方をしていることもあって
 どうしても大半は打ち合い、カウント2返しが中心。
 少し直線的すぎるきらいはありましたが、
 デヴリンの畳み掛けるセンスは相変わらず素晴らしいし、
 メインにふさわしい激戦には十分なっています。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ王座戦:キングス・オブ・ザ・ノース(ボーンソウ、ダミアン・コーヴィン、ダンカン・ディスオーダリー)(ch)vs.CCK(クリス・ブルックス、キッド・リコーズ、トラヴィス・バンクス)(8/5/17)
Aウォー・マシーン(ハンソン、レイモンド・ロウ)、ジェフ・コブvs.ブリティッシュ・ストロング・スタイル(ピート・ダン、トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(8/5/17)
BNL王座戦、3ウェイ・ダンス:ライアン・スマイル(ch)vs.マーク・ハスキン(新チャンピオン!)vs.マーティ・スクール(8/5/17)
Cジェフ・コブvs.リコシェ(8/6/17)
Dザ・キングス・オブ・ザ・ノース(ボーンソウ、ダミアン・コーヴィン、ダンカン・ディスオーダリー)vs.ブリティッシュ・ストロング・スタイル(ピート・ダン、トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(8/6/17)
Eジョーダン・デヴリンvs.デイヴィッド・スター(9/2/17)
Fジョーダン・デヴリンvs.シェイン・ストリックランド(9/24/17)