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TNT:Best of TNT 2019の分析


名勝負 なし
好勝負 エル・ファンタズモvs.レイ・フェニックス(4/18/19)

TNT王座戦:マーク・ハスキンス(ch)vs.デイヴィッド・スター(8/1/19)

@エル・ファンタズモvs.レイ・フェニックス(4/18/19)
 フェニックスの演舞に対し、
 ファンタズモはヒール・プレイで勝負するのかと思いきや
 フェニックスの得意な領域に
 真っ向から踏み込んでいってリズミカルな攻防。
 序盤から目まぐるしい一進一退に
 小会場ながら会場は熱く、一体感が生まれていますね。
 フェニックスが観客席に突っ込むトペを見せれば
 ファンタズモも観客席のフェニックスにアトミコ。
 端的に無駄無く大迫力スポットで最短距離で一気に駆け抜けました。
 ファンタズモのフェニックスへの深い理解が光りました。
 10分前半ながら最高に面白く、
 ぎりぎり好勝負という評価に十分値いする。
 (執筆日:5/?/19)

ATNT王座戦:マーク・ハスキンス(ch)vs.デイヴィッド・スター(8/1/19)
 アマレスで翻弄するスターに
 ハスキンスは打撃から執拗なヘッド・ロック。
 それぞれ戦略的、且つテクニカルな所を
 見せるプロレスとしても上手く変調してアクセントをつけています。

 ハスキンスがハード・ヒットと脚攻め。
 対するスターが脚の痛みを感じさせつつ感情の乗った攻め。
 オールラウンド要素の混ざった攻防ですね。
 ハスキンスも結構勢いで押すイメージですが、
 絶妙のバランスで入れ込んでいました。

 しかし興に乗ってきたところでハスキンスのセコンドが介入してDQ。
 流石にノーDQで再開。
 椅子を使ってハードコアから
 サブミッション合戦まで
 ここでも複合的に盛り上げますが、
 またもやセコンド介入から終わるので、かなり盛り下がりました。
 一度再開しておいてこのフィニッシュは微妙ですね。

 ただ内容自体は非常に素晴らしく、
 そこで落としても十分にぎりぎり好勝負に値する。
 (執筆日:1/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@エル・ファンタズモvs.レイ・フェニックス(4/18/19)
ATNT王座戦:マーク・ハスキンス(ch)vs.デイヴィッド・スター(8/1/19)