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SWE:Best of SWE 2016 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@トミー・エンドvs.ティモシー・サッチャー(2/20/16)
 グラップラーとストライカー。
 スタイル・クラッシュなのですが、
 相手の領域を上手く引き立てられていないですね。
 ただティモシーの顔芸で雰囲気はあります。
 ある意味では英国版猪木(悪いときの)らしいとは言えますね。
 悪くない試合。

Aウィル・オスプレイvs.アンドリュー・エヴェレット(2/20/16)
 エヴェレットがオスプレイと比類する軽やかさを披露。
 観客も良い試合になりそうだぞ、と期待感を持ちましたね。
 オスプレイがロープに飛び乗ったところで
 エヴェレットがロープを押すとオスプレイがロープで腹を強打。
 試合が止まってしまいます。
 それでも何とか続行できそうだ、となった時に
 即座にエヴェレットがトペを決め憎たらしい攻めを見せたので復調。
 最後オスプレイが450°に剣山でカウンターして押さえ込み、という
 通常で考えれば弱いフィニッシュが逆に内容とフィットしている、
 そう思ってしまうほどアクシデントを逆に活かして苦しい戦いに昇華して見せました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Bサミ・キャリハンvs.マーク・ハスキンス(3/5/16)
 ハスキンスも感情激しいレスラーですから
 サミとバチバチのぶつかり合いを展開。
 テンポ良くスポットが繰り出されます。
 まだ食らいたいならあがってこいよ、と
 場外やダウン中のハスキンスを待つ形で間を空けるのも良いアイディアです。
 ただ後半にかけての流れがパッとしませんね。
 攻防自体は決して悪くはないのですが、
 スピード感を持って打撃を叩き込む前半と乖離しすぎて乗り切れず。
 平均的な良試合。

Cウィル・オスプレイvs.アンヘリコ(3/6/16)
 メキシコのレスリングを相手にオスプレイが苦戦して、といった所に
 突然なるダンス・ミュージック。
 オスプレイが酔拳ならぬ舞拳とでもいうのか
 ダンスしながらアンヘリコをいなす形なので
 ダンス対決を始めるよりはましだが、
 メインでこの要素は正直センスを疑いますねぇ。
 その後も攻守の鬩ぎ合いでは魅力を感じず、
 技の見栄えで盛り上げているだけですね。
 アンヘリコの印象は悪くなかっただけに
 国際対決としてちゃんと仕上げれば良い試合になっただろうに。
 平均レベル。

Dピート・ダンvs.サミ・キャリハン(3/6/16)
 サミが直情的にハード・ヒットを狙いにいけば、
 ピートはいなして自分のペースに持ち込んだ上で
 ハードな打撃でサミの動きを止めにいきます。
 バチバチの打ち合いではありませんが、
 それぞれのキャラが活きた良いハード・ヒッティング・マッチ。
 ピートが隙なく常にサミを見て
 どうすれば一番良い形になるか考えてやっています。
 ただサミが自身を直線的ファイトにはめ過ぎていて
 終盤らしい盛り上がりが今ひとつでしたね。
 中々良い試合。

Eエル・リゲロvs.マーク・アンドリュースvs.トラヴィス・バンクスvs.タイラー・ベイト(3/31/16)
 丸め込みの体勢入れ替えでカウント1を繰り返したり、
 コーナーのトラヴィスに突進して
 それぞれが何度も迎撃されたり、と
 ファン・マッチ風味の味付けとなっています。
 トラヴィスの間抜けヒール・アクセントと
 場外にはけた構築は悪くないものの
 繋ぎの試合以上のものではないですね。
 しっかり絵を作っているので、まあまあ良い試合。

Fマーク・ハスキンスvs.アンヘリコ(4/2/16)
 それぞれ相手の流れを外し合う見ごたえある攻防。
 結果としてハスキンスがトペを決め先に主導権を握ります。
 腰狙いが一貫していてアンヘリコも割り切って
 ダウン・モードでの受けを見せるので
 一定以上の中盤に仕上がっていますね。
 終盤に一部逸脱した攻防も見られたものの
 概ねバランスの良い多様な技の攻防が詰まっており、
 中でも打撃に関して放ち手/受け手共に良いものを見せていました。
 中々良い試合。

Gピート・ダンvs.エディ・キングストン(4/9/16)
 キングストンのラフ・ファイトを
 ピートが腕攻めで封じにかかります。
 双方細かく相手のリアクションに対応していて良いですね。
 後半は打撃の張り合い。
 キングストンの本領のはずですが、
 何故かピートが押し切ってキングストンは満足な反撃をせず。
 平均レベル。 

Hピート・ダンvs.マーク・ハスキンス(4/9/16)
 通常のSWEの試合に比べると
 かなりじっくりと序盤の積み重ねをしていますね。
 相手に主導権を譲るまいとする細かな鬩ぎ合い。
 観客席裏の場外乱闘からリングに戻るとピートのターンになっていますが、
 鬩ぎ合ってただけにハスキンスが守勢になるだけの
 もう少し印象的なスポットを用意したかった。
 後半に関しても一進一退は丁寧なものの
 地味な印象はぬぐえないですね。
 それでも乱入者が出てきたクライマックスで爆発。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Iピート・ダンvs.タイラー・ベイト(4/30/16)
 試合の展開スポットは特にいつもと変わりないものの
 序盤から終盤まで相手に対する対抗意識が前面に出てていて 
 打撃の耐えあいが頻繁に出てきます。
 細やかな攻守の調整に寄与していて見応えがありましたね。
 また感情ののった打撃は重戦車タイプのタイラーを最高に輝かせていましたね。
 唯一残念なのは試合時間が11分しかないこと。
 SWEは試合時間が短めなんですよね。
 これだけが物足りない原因。
 好勝負に少し届かず。

Jアンドリュー・エヴェレット、タイラー・ベイトvs.セコンド・シティ・コレクティヴ(ダミアン・ダン、ピート・ダン)(4/30/16)
 ピートとタイラーの絡みは
 同日のシングルと同じくインテンシティの高い戦い。
 そこにエヴェレットのハイ・フライや
 ダミアンの追加ヒール・プレイが加わって
 タッグとしての華やぎが生まれているのは良いのですが、
 根幹的な魅力はピートvs.タイラーなので
 同日に2大会なぞやらずにピートvs.タイラーに
 20分弱の試合時間を与えてくれ、と思ってしまいますね。
 良いタッグではあるのですが、これも試合時間11分ほどですし。
 平均的な良試合。

Kスピード・キング王座戦:アンドリュー・エヴェレット(ch)vs.マーク・アンドリュース(5/1/16)
 フェイス/ヒール構図が弱いので
 もう少し相手を意識し高めあう展開が欲しいですね。
 普通ならキレの良いかわし合いなぞしそうな所で
 スタンディング・ムーンサルトの披露し合いになっている等
 全体的にその要素が薄めて時間調整しているように見えます。
 そしてその時間も15分なので一般的には何も長くないという・・・。
 エヴェレットの飛びたがり、試合運びの弱さも響き普通の試合。
 まあまあ良い試合程度です。


 (執筆日:6/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@トミー・エンドvs.ティモシー・サッチャー(2/20/16)
Aウィル・オスプレイvs.アンドリュー・エヴェレット(2/20/16)
Bサミ・キャリハンvs.マーク・ハスキンス(3/5/16)
Cウィル・オスプレイvs.アンヘリコ(3/6/16)
Dピート・ダンvs.サミ・キャリハン(3/6/16)
Eエル・リゲロvs.マーク・アンドリュースvs.トラヴィス・バンクスvs.タイラー・ベイト(3/31/16)
Fマーク・ハスキンスvs.アンヘリコ(4/2/16)
Gピート・ダンvs.エディ・キングストン(4/9/16)
Hピート・ダンvs.マーク・ハスキンス(4/9/16)
Iピート・ダンvs.タイラー・ベイト(4/30/16)
Jアンドリュー・エヴェレット、タイラー・ベイトvs.セコンド・シティ・コレクティヴ(ダミアン・ダン、ピート・ダン)(4/30/16)
Kスピード・キング王座戦:アンドリュー・エヴェレット(ch)vs.マーク・アンドリュース(5/1/16)