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SWE:Best of SWE 2016 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 AAW王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.トミー・エンド(7/10/16)

SKT1回戦:サミ・キャリハンvs.レイ・フェニックス(10/1/16)

@ピート・ダンvs.シェイン・ストリックランド(7/9/16)
 CZW共同開催で参戦経験はあるものの
 実質初ゲストも同然のストリックランド。
 序盤でしっかりと魅力的な伸びやかな動きでアピール。
 ピートもストリックランドをもてなし、
 後半のテンポの良い攻防では
 双方のスタイルが上手くかみ合っています。
 クライマックスではSWEでは珍しい断崖式技も出て盛り上がりました。
 中々良い試合。

AAAW王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.トミー・エンド(7/10/16)
 サミが非常に賢いファイトを展開。
 エンドの強烈なストライカー・キャラを立てつつ、
 それを外して自分のペースに持ち込みハード・ヒット。
 観客をのめりこませる熱量、エンターテイメント性も良い。
 サミに封じ込まれつつも挑戦者とは思えぬ
 威風堂々とした佇まいを見せるエンド。
 期待している打撃のぶつかり合いだけで終わらず
 投げやトペが上手く組み合わさった終盤は予想以上の伸びてきましたね。
 最後は良い意味で無茶苦茶にやって〆。
 文句なしに好勝負です。

Bスピード・キング王座戦:アンドリュー・エヴェレット(ch)vs.ウィル・オスプレイ(新チャンピオン!)(8/7/16)
 エヴェレットが奇襲からSSPを決めたり
 中盤で打撃を数度かわす流れがあったり、
 コーナー上で股越しスーパー・キックをかわす攻防をしたりと
 試合の中での挑戦が幾つも見られます。
 ただその中には展開として十分に利いていないものとか
 技のインパクトが足りなかったりするものもあり玉石混合。
 そして王座交代劇とはいえSWEらしく10分で完結。
 中々良い試合です。

Cピート・ダンvs.クリス・ヒーロー(8/1/3/16)
 レスリングからスタートして
 ヒーローがエルボー・スタイル解禁するのが定番ですが、
 ヒーローが何故かエルボーを見せず中途半端な展開。
 そうなるとピートのヒールとしてのコントロールも
 必然性がなく緊張感も生まれません。
 後半になるといつもの形になって
 手に汗を握る削りあいが見られますが、
 2ヵ月後に行われるOTTの方がお勧めです。
 まあまあ良い試合。

DPJブラックvs.サミ・キャリハン(8/13/16) 
 PJが奇襲トペを仕掛けますが、
 その後サミがトペを即座にやり返すかと思いきや
 連続ロープ走りを入れて賑やかす等
 相手だけを見た真っ向からのぶつかり合いではなく、
 観客も巻き込んで色々行います。
 その点ではTVプロレス寄りに近い所はあるか。
 飛び切りの試合ではありませんが、
 楽しませる理由作りはしっかりして良さげ。
 平均的な良試合。

Eレイ・フェニックスvs.バブルガム(9/30/16)
 普通ルチャドールが他国籍試合をすると
 リズムのズレが生じることが多いですけれども
 序盤からフィットできていましたね。
 アクションが増えても維持できていました。
 一部攻防のテンポは意思疎通のために
 最善にはできていないもののそれは許容範囲でしょう。
 フェニックスは後半技のために
 攻防のスムーズさ、鬩ぎ合いを犠牲にしている感あり。
 一方のバブルガムは自分の役割を全うし、まずまずの内容です。
 平均的な良試合。

FSKT1回戦:ウィル・オスプレイvs.リオ・ラッシュ
 中盤オスプレイがグラウンドで脚攻め。
 そこから逆算し序盤はリオのアピールが重要ですが、
 ここで単にリオのスポット頼みにせず、
 オスプレイが自分として許容できる線引きがしっかりできていたのが良いですね。
 リオも冷静に自分の見せ方を追求していた。
 リオは元々痛めている肩に加え脚のハンデを追いつつ反撃。
 観る者が応援させたくなるセルは出来ていたし、
 その中で放つトペの鋭さもまた素晴らしかった。
 しかしながら終盤、鏡像の張り合いを意識しすぎたか、
 攻防が取り決められた演舞感が強くてドラマ性が薄れてしまいました。
 好勝負に少し届かず。 

GSKT1回戦:サミ・キャリハンvs.レイ・フェニックス(10/1/16)
 ヘッド・シザースを打ち合うと
 トペを打ち合って計4回というブースト・スタート。
 フェニックスのスピード感についていき、
 演舞感も上手く消してくるサミのテクニックが光りますね。
 ドラゴン・ラナをパワー・ボムに切り返しサミが主導権。
 サミはここからの中盤もしっかり観客を乗せるし、終盤の攻防もリード。
 縦横無尽の飛び回るフェニックスか
 強烈な一発狙いのサミか、の攻防は熱かった。
 ぎりぎり好勝負。

Hウィル・オスプレイvs.ブライアン・ケイジ(10/1/16)
 ケイジがハイパー・アーマーを持っている上に
 フライヤー顔負けの機動力もあって、という位置づけながら
 対するオスプレイ側には悲壮感はなく、
 ファン・マッチ的な緩さがどこかにあります。
 そのため終盤にはダイナミックな攻防が出来るにも関わらず
 本質的な熱を帯びるまでには至らなかった。
 悪くない試合。

Iピート・ダンvs.レイ・フェニックス(10/2/16)
 ハイ・フライに行こうとするフェニックスを
 ピートが打撃で動きを止めに行く形。
 スタイルがはっきりしていて
 上手く噛み合っていますね。
 フェニックスがその場で出来る大技を
 後半に温存したのも良質な攻防が生み出された秘訣。
 ただ最後ピートがツームストンを打ち返すのはちょっと無理がないか。
 中々良い試合。 

JQotR1回戦、クイーン・オブ・サウスサイド王座戦:ケイ・リー・レイ(ch)vs.ニクソン・ニューウェル(10/2/16)
 トペから開戦した場外乱闘は
 観客席裏を通り越して会場外にまで展開。
 女性なので迫力はやや劣るものの
 かなりテンポ良く行い続けるので十分見れますね。
 リングに戻ってからは椅子とプレートでハードコアに。
 場外に画鋲をまいたのは驚いたものの
 凶器の位置づけはそこまでではないし、
 最後普通にKLRの恋人が乱入してきて、というのは興醒め。
 まあまあ良い試合。

KSWE王座戦、TLCマッチ:ジョセフ・コーナーズ(ch)vs.エル・リゲロ(10/29/16)
 447日間防衛中のコーナーズ。
 何度となく卑怯な手で勝利を掠め取られた
 リゲロが究極の試合形式で遂に王座を奪取するという
 エピック・メイキングの位置づけになっています。
 しかしコーナーズはいかんせんホーム・ボーイであって
 他団体だと通用しない選手。
 攻守の切り替えが非常に中途半端ですね。
 リゲロもリードするタイプよりかは
 気持ちのせてぶつかり合うタイプなので・・・。
 結果的にハードコアで最低ラインは高めなものの
 グダり気味の試合展開となっています。
 第3者が入ってきてラダーを登るとか
 実況者にスーパー・キックが誤爆するといった余計なものから
 入場ゲート・ダイブや
 女子マネを人質にとっての脅迫といった本質的なものまで
 ブックを結構詰め込んでいるとはいえ36分は長すぎる。
 まあまあ良い試合程度。

Lフォールズ・カウント・エニウェア(レフェリー:アレックス・ウィンザー):ニクソン・ニューウェルvs.ケイ・リー・レイ(11/26/16)
 自分よりのウィンザーをレフェリーとして連れてきたKLRに
 ニューウェルがこの試合形式をFCAにしてもらった、と告げて試合開始。
 当然前回と同様に会場外まで出てくる大乱闘に。
 殴り合いだけでなく高低差を活かしたフライが見られるのが
 今回の試合のポイントですね。
 一方で前回あった画鋲がなくなっていて
 リングに戻ってからのハードコア要素はむしろ弱めになっています。
 それでも試合としてはかえってスッキリした印象。
 ひいきレフェリングに関しても
 ニューウェル寄りのルビーが乱入してきて
 ウィンザーの代わりにレフェリーになろうとするので、
 ストーリー要素で攻防が犠牲になるということもなかった。
 平均的な良試合。


 (執筆日:6/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ピート・ダンvs.シェイン・ストリックランド(7/9/16)
AAAW王座戦:サミ・キャリハン(ch)vs.トミー・エンド(7/10/16)
Bスピード・キング王座戦:アンドリュー・エヴェレット(ch)vs.ウィル・オスプレイ(新チャンピオン!)(8/7/16)
Cピート・ダンvs.クリス・ヒーロー(8/1/3/16)
DPJブラックvs.サミ・キャリハン(8/13/16) 
Eレイ・フェニックスvs.バブルガム(9/30/16)
FSKT1回戦:ウィル・オスプレイvs.リオ・ラッシュ
GSKT1回戦:サミ・キャリハンvs.レイ・フェニックス(10/1/16)
Hウィル・オスプレイvs.ブライアン・ケイジ(10/1/16)
Iピート・ダンvs.レイ・フェニックス(10/2/16)
JQotR1回戦、クイーン・オブ・サウスサイド王座戦:ケイ・リー・レイ(ch)vs.ニクソン・ニューウェル(10/2/16)
KSWE王座戦、TLCマッチ:ジョセフ・コーナーズ(ch)vs.エル・リゲロ(新チャンピオン!)(10/29/16)
Lフォールズ・カウント・エニウェア(レフェリー:アレックス・ウィンザー):ニクソン・ニューウェルvs.ケイ・リー・レイ(11/26/16)