TOP他大陸のプロレスイギリス 現インディー団体 →RQW:King of Europe Cup 2007 Day Two 4/29/07

RQW:King of Europe Cup 2007 Day Two 4/29/07の分析


名勝負 なし
好勝負 2回戦:デイビー・リチャーズ(PWG)vs.潮崎豪(Noah)

Day 2は総時間2時間50分です。

1試合目−2回戦:クリス・ヒーロー(CZW)vs.ダグ・ウィリアムス(Premire Promotion)
  両者の華のない部分が相乗して平均レベル。

2試合目−2回戦:PAC(1PW:UK)vs.ナイジェル・マッギネス(ROH)
 前日のやばすぎる一撃を受け予定を変更。
 PACの怪我をストーリーに入れてきました。
 ナイジェルがPACを気遣いレスリング勝負にしようとするのに対し
 PACは大暴走の無重力ムーブを爆発。
 これにナイジェルが封印していた得意技を解禁してっていう内容。
 PACの怪我がガチなので試合を進めるため
 ナイジェルのダメージ表現があまりに軽すぎるのは難ですが
 良くやったほうだと思います。 

3試合目−2回戦:デイビー・リチャーズ(PWG)vs.潮崎豪(Noah)
 デビュー3年目同士とは思えない試合。
 流石に熟練の技というか味には欠けるのですが
 全体のクオリティの高さ、技の一発一発の説得力の重みは素晴らしい。 
 好勝負でマッチ・オブ・ザ・ナイト。

4試合目−2回戦:斉藤了(Dragon Gate)vs.マット・サイダル(IWA-MS)
 他の2回戦と違って時間は短く10分あるかないか。
 それでもドラゲーの本領を発揮し
 WXWよりもスムーズに行った中々良い試合。

5試合目−準決勝:デイビー・リチャーズ(PWG)vs.ナイジェル・マッギネス(ROH)
 決勝に力を温存させたかったのでしょうか。
 リチャーズが急襲するという形で
 一気にクライマックスにいき7分程。
 その部分に限れば中々良かったけれど試合としてはちょっと・・・ 

6試合目−準決勝:マット・サイダル(IWA-MS)vs.ダグ・ウィリアムス(Premier Promotion)
 こちらも10分ほど。
 サイダルがキレの良い動きを見せ
 ダグはヒール・アピールをしています。
 まあまあ良い試合。

7試合目−決勝:ダグ・ウィリアムス(Premier Promotion)vs.ナイジェル・マッギネス(ROH)
 決勝だから疲れが見えて動きが落ちているわけでもなく
 だからといって凄い試合でもなく・・・
 全体的に良質ではあるんですが。
 中々良い試合。 

@エリミネーション・マッチ:エル・ジェネリコ、マーティン・ストーン、アツシ・アオキvs.スウィス・マニー・ホールディング、トレント・アシッド(4/29/07)
ARQW王座戦、決勝:PACvs.マーティン・ストーン(RQW 16/12/06)
 ディスク1と違い特別惹かれない内容ですね。

総評
 予想通りクオリティ上がりましたね。
 良い試合揃いです。 
 只飛びぬけて良い試合っていうのもないんですよね。
 一日目もそうですが
 もう少し時間を与えてもいいんじゃないですかね。
 来年改善してまた開いて欲しいものです。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

B2回戦:デイビー・リチャーズ(PWG)vs.潮崎豪(Noah)
 
  まずは腕を取られたリチャーズが蹴りを入れ場外で間を置く。
  リチャーズがショルダー・タックルを決めるも潮崎は倒れない。
  リチャーズはまた走ると見せかけ蹴りつける。
  そして走るも潮崎はショルダー・タックルで迎撃。
  フォア・アームズを打ち合う。
  蹴りを避け合って同時にドロップ・キック。
  潮崎が低空ドロップ・キックを決め脚に狙いをつける。
  リチャーズはロープ・ブレイクで間を取ると突進を避けコーナーに激突させる。
  延髄切りを決めると場外に逃れた潮崎にトペ・スイシーダ。
  リングに戻しブレーン・バスターからカバー。カウント2。
  バック・ドロップもカウント2止まり。
  潮崎がサンセット・フリップ。
  リチャーズは耐えるとアーム・バーに切り返す。
  潮崎が脚を何とかロープにかける。
  チョップを浴びせる。
  潮崎もチョップで応えマシンガン・チョップ。
  ダイビング・ニー・ドロップからカバー。カウント2。
  フォア・アームズを打ち合う。
  潮崎は蹴りを受け止めるとフィッシャーマンズ・スープレックス。
  スーパー・キックからフィッシャーマンズ・バスターもカウントは2。
  潮崎は低空ドロップ・キックからハーフ・ボストン・クラブ。
  リチャーズは何とか耐えロープを掴む。
  リチャーズがスプリングボード式ドロップ・キックからバック・ドロップ。
  気合で起き上がった潮崎がラリアットを狙う。
  リチャーズは腕を蹴り飛ばし防ぐとバック・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  ならばとシューティングスター・プレスへ!
  潮崎は膝を立てて防ぐと投げっぱなしジャーマンにジャーマンでのブリッジ!
  リチャーズはカウント2で返すと同時にキー・ロック!
  潮崎はロープに脚をかける。
  腕を蹴り飛ばし、頭部への連続蹴り。
  潮崎は気合で耐えるとスーパー・キックにラリアット。
  カバーするもカウントは2。
  オレンジ・クラッシュもカウントは2。
  ならばとスーパープレックスを狙う。
  リチャーズが抵抗し押し飛ばすも潮崎は粘って戻ってくる。
  リチャーズはロー・ブローで落とすとトルネードDDTからカバー。
  カウント2で返されるもすぐにキー・ロック!
  潮崎はたまらずタップ・アウト!


F決勝:ダグ・ウィリアムス(Premier Promotion)vs.ナイジェル・マッギネス(ROH)
  ナイジェルは握手を求めるもダグは応じない。
  両者クリーンにロープ・ブレイク。
  ナイジェルが腕を取る。
  腕を取り返せないダグはロープ・ブレイクで逃れ場外で間を置く。 
  ダグは打撃でペースを掴む。
  場外戦になり盛り返したナイジェルはランニング・アッパーカートを決める。
  ダグをテーブルに乗せ椅子をぶつける。
  ダグが振り返しナイジェルをラダーにぶつける。
  リング横に戻ってくる。
  ダグが場外へのダイビング・ニー・アタックを決める。
  リングに戻しナイジェルに攻め入る。
  コーナーのナイジェルが胸へのラリアットを決める。
  両者ダウン。
  ナイジェルが連続攻撃からランニング・アッパーカートを狙う。
  ダグがアッパーカートで迎撃すると連続攻撃からコーナー上へ。
  ナイジェルが捕らえタワー・オブ・ロンドン。
  カバーするもカウントは2。
  ショート・レンジ・ラリアットもカウント2。
  再びタワー・オブ・ロンドンを狙う。
  防がれるやスーパープレックスに狙いを変える。
  ダグはナイジェルを落とすとダイビング・ニー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  フォア・アームズを打ち合う。
  ナイジェルがリバウンド・ラリアットにいくも避けられレフェリーに誤爆!
  ナイジェルがショート・レンジ・ラリアットを決めカバーするもレフェリーは気絶中。
  セカンド・レフェリーが入ってくる。
  タワー・オブ・ロンドンを決めカバーするもカウント2。
  ダグがロー・ブローを決め丸め込むもカウントは2。
  ニー・アタックを決めていく。
  ナイジェルがそれを利用しリバウンド・ラリアット!
  1,2,ファースト・レフェリーが俺が正規のレフェリーだとセカンド・レフェリーに襲い掛かり場外に投げ落とす!
  改めてカウントするもカウント2!
  ナイジェルがローリング・ラリアットにいくも避けられる。
  その先にはファースト・レフェリーが。
  ナイジェルは止まると思いきやヘッド・バッド。
  ダグがその隙を突き丸め込む。
  セカンド・レフェリーがカウントするもカウント2。
  ならばとカオス・セオリーを決めるもカウントは2!
  フィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。
  ナイジェルがスモール・パッケージに返し1,2,3!
  ナイジェルがキング・オブ・ヨーロッパ2007に!
  参加者が現れナイジェルを祝福。
  ダグが戻って来て握手を求める。
  ナイジェルも応じハグ。
  主催者からナイジェルにトロフィーが贈られる。
  スタンディグ・オベーションとナイジェル・コールが巻き起こる。
  ナイジェルがマイク・アピールして終幕。

試合結果

@2回戦:クリス・ヒーロー(CZW)vs.ダグ・ウィリアムス(Premier Promotion)
A2回戦:PAC(1PW:UK)vs.ナイジェル・マッギネス(ROH)
B2回戦:デイビー・リチャーズ(PWG)vs.潮崎豪(Noah)
C2回戦:斉藤了(Dragon Gate)vs.マット・サイダル(IWA- MS)
D準決勝:デイビー・リチャーズ(PWG)vs.ナイジェル・マッギネス(ROH)
E準決勝:マット・サイダル(IWA-MS)vs.ダグ・ウィリアムス(Premier Promotion)
F決勝:ダグ・ウィリアムス(Premier Promotion)vs.ナイジェル・マッギネス(ROH)
@エリミネーション・マッチ:エル・ジェネリコ、マーティン・ストーン、アツシ・アオキvs.スウィス・マニー・ホールディング、トレント・アシッド(4/29/07)
ARQW 王座戦、決勝:PACvs.マーティン・ストーン(新チャンピオン!)(RQW 16/12/06)