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PBW:Maximum Impact 4 10/16/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@タッグ王座戦:ファイナル・カット(ch)vs.ハイ・エナジー
Aウルフギャングvs.カオス
Bジェームス・スコットvs.アンディ・ワイルド

Cプリンス・デヴィットvs.マット・クロス
 デヴィットが抑揚のある動きで観客の心を掴みます。
 クロスもバネを活かした動きでまったく引けを取りませんでした。
 ムーブで盛り上げながらもデヴィットがオーソドックスなスタイルに落とし込み、
 クロスもダウンではなく疲労するゆったりとした魅せ方に対応。
 デヴィットがコーナー上から飛んできたクロスをチョップで打ち落としたりと
 現実から離れた仮想的なダメージ設定までも成立させてみせました。
 マット・クロスのキャリア・ベスト。
 好勝負に少し届かず。

Dキング・オブ・クルーザーズ2010:エル・リゲロvs.クリス・ランページvs.CJバンクスvs.マーク・ハスキンスvs.マーティ・スクールvs.ザック・セイバーJr.
 (4コーナーズ・イリミネーション形式です)
 リゲロ、セイバーを筆頭として全員素晴らしい動きで盛り上げます。
 ダイブを一箇所に固めずそれぞれの流れで有効に使っていますね。
 数珠サブミッションを加えた後、スピーディな入れ替わりを抑え、
 通常4コーナーズ形式にシフトしていきます。
 要所で連携を取ったり火花を散らし関係性を描きました。
 ダイブ連発から決着間際の攻防へ。
 スピード統率が不十分なのと
 1対1で控えが介入しすぎないのが物足りないですね。
 脱落するまでは素晴らしかったが、
 シングル寄りの構成にシフトした後はUKの欠点が出てしまった印象です。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Eポール・トレイシー、レッド・ライトニングvs.コリン・マッケイ、ショーン・サウス

FPBW王座戦、TLCマッチ:ライオンハート(ch)vs.BTガンvs.ジョニー・モスvs.マイケル・ナイト
 いきなりラダーを取った相手にトペ。
 TLCで色々スポットが出来るとはいえ
 初手でこんなスポットを放つなんて馬鹿げています。
 構成に重きを置かないUKの欠点が出てしまったか。
 モスのパワフルなスポットは光ったし、
 (ダイビング・クロス・ボディをキャッチした相手をジャーマンなど)
 エプロン横テーブルへのツームストンなど体を張ったスポットは幾つもあります。
 しかし進行、スポット配置がいまいちで大雑把な印象がありました。
 平均的な良試合。

(執筆日:1/13/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ王座戦:ファイナル・カット(ch)vs.ハイ・エナジー
Aウルフギャングvs.カオス
Bジェームス・スコットvs.アンディ・ワイルド
Cプリンス・デヴィットvs.マット・クロス
Dキング・オブ・クルーザーズ2010:エル・リゲロvs.クリス・ランページvs.CJバンクスvs.マーク・ハスキンスvs.マーティ・スクールvs.ザック・セイバーJr.
Eポール・トレイシー、レッド・ライトニングvs.コリン・マッケイ、ショーン・サウス
FPBW王座戦、TLCマッチ:ライオンハート(ch)vs.BTガンvs.ジョニー・モスvs.マイケル・ナイト