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IPW:UK:Sittingbourne Spectacular 4/4/10の分析


名勝負 なし
好勝負 マーク・ハスキンスvs.Pac

@石森太二vs.ライオン・キッド
Aマーティン・ストーンvs.ダニー・ガーネル
Bカルテルvs.オール・スターズ
Cレロイ・キンケイドvs.ジョエル・レッドマン

Dブリティッシュ・ヘビー級王座戦:デイヴ・マスチフ(ch)vs.森嶋猛
 動けるデブということを双方アピールすれば良いのに
 普通のレスリングでショルダー・タックルの耐えあいも迫力に欠ける。
 森嶋が荒々しい打撃を繰り出すもラリアットが鉄柱に誤爆し、デイヴが腕攻めへ。
 筋には沿っているが緻密はありません。
 森嶋が反撃後ダウンするデイヴを待つシーンがあるものの
 それだけでドラマを感じさせるには弱い。
 終盤ニア・フォール合戦に一応熱が高まってきてはいるものの鈍いし、
 巨体をジャーマンで投げたからといった理由で盛り上がっているだけです。
 微妙な試合でした。
 平均レベル。

Eマーク・ハスキンスvs.Pac
 基本的なレスリングから導入。
 ハスキンスは一歩遅れる場面もありますが
 脚攻めで磐石にするニーDDT等スマートな試合運びです。
 これに対してPacもハイ・フライヤーの典型に陥らず
 独自の捻りを加えて試合の形成を戻していきます。
 テンポを一気に上げてのカウンター合戦に突入。
 ハスキンスは技を決める前に体勢を変えたりと色々装飾を凝らし、
 PacはSSPでの後頭部蹴りに代表されるような最終進化とでも言うべき技の数々で対抗。
 それぞれが自分の武器を最大限にぶつけあったからこそ、
 ハスキンスのPac越えに大きな価値が生まれました。
 メイン・ショーといいハスキンスの株が大きく上がりました。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:1/25/12)

総評
 Noahゲストは失敗に終わるもメインが意味あるものになり大会を救いました。
 (執筆日:2/2/13)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@石森太二vs.ライオン・キッド
Aマーティン・ストーンvs.ダニー・ガーネル
Bカルテルvs.オール・スターズ
Cレロイ・キンケイドvs.ジョエル・レッドマン
Dブリティッシュ・ヘビー級王座戦:デイヴ・マスチフ(ch)vs.森嶋猛(30分時間切れ)
Eマーク・ハスキンスvs.Pac