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ETM:Best of ETM 2020の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ソーシャル・アイソレーション・マッチ:TKクーパーvs.チャック・マンボー(ETM73 4/18/20)
 コロナ対策ということで
 それぞれの自宅でプロレスを行って
 映像を繋げることで完成させる形。
 
 精緻ではありませんが
 なんとなくで絶妙に繋がっていますね。
 コメディー系に位置されることもありますが、
 一方で団体の王者を張ったりする両者だけに
 コミカルさへの感度は高く、
 分離されて一人でプロレスの動き、絵恰好をした時に
 如何に道化に見えるかを突き詰めて楽しませてくれます。

 最初はリビングで仮想のリングを妄想してスタートしますが、
 戦場がキッチン等に移ると現実世界の道具を
 妄想の世界に持ち込んで戦うという展開が素晴らしい。
 
 ハウス・ツアーをしながらの
 このテンポ感と場の利用は理想的です。
 エッジvs.オートンは是非見習って頂きたい。

 コンロで顔を焼いたり、バルコニーから落としたり、と
 この形式でしかできないハードコアも見どころ。

 ただ最後のマンボーの復活、試合後のマスクマンの乱入により
 それまで作っていたものをジョークにして終わらせてしまったのは残念。
 ここで踏みとどまっていたら非常に素晴らしい内容だったと思います。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:4/?/20)

Aソーシャル・アイソレーション・マッチ:エディ・デニスvs.チャック・マンボー(ETM74 5/10/20)
 前回の乱入はこの続編の為でしたか。
 
 DVDで指を切ろうとしたり、
 ロープに縛り付けたり、
 果ては芝刈り機によって大流血したりと
 ハードコア・スタイルで色分けしてきましたね。

 一方で前回の試合では意外に大事にしていた
 レスリングやプロレスの乱戦スキルが皆無。
  
 前回の試合でこの形式が単なるネタではない可能性を示したのに
 単なるネタに自ら落としてしまったのは残念でならない。

 悪くない試合。
 (執筆日:5/?/20)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@ソーシャル・アイソレーション・マッチ:TKクーパーvs.チャック・マンボー(ETM73 4/18/20)
Aソーシャル・アイソレーション・マッチ:エディ・デニスvs.チャック・マンボー(ETM74 5/10/20)