WWE:Best of TV Matches 1978の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | WWWFヘビー級王座戦、シシリアン・ストレッチャー・マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.スーパースター・ビリー・グラハム(9/16/78) |
@WWWFヘビー級王座戦、シシリアン・ストレッチャー・マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.スーパースター・ビリー・グラハム(9/16/78)
当時のプロレスの世界の中での
リアリティーを演じさせたらボブはピカイチ。
グラハムを強烈なパワー・ファイターとしてスケール・アップします。
グラハムの試合運びがまったりする中で
反撃を俊敏にしてメリハリをつけているのが良いですね。
ボブが流血し、グラハムの鉄拳も冴え渡ってボルテージは最高潮。
この形式のルールはKOしたと思ったらスタッフに指示して相手を担架にのせ、
そのまま場外に出たら決着というもの。
のせられたレスラーが自らの意思で担架から出たのか、
スタッフの持ち上げ方が悪いのか見た目で判別つきづらいという
現代的感覚からすると問題点のある形式なのですが、
当時のKO感を表現する試合形式としては結構良いですね。
今のストレッチャー・マッチはゲーム性は高いものの
この本来の意味性は失われてしまいましたね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:11/?/23)