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WWE:Best of Raw/SD Matches 2024 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 IC王座#1コンテンダーズ・ガントレット・マッチ:JDマクドナvs.リコシェvs.ブロンソン・リードサミ・ゼインvs.シンスケ・ナカムラvs.チャド・ゲイブル(Raw 3/11/24)

タッグ王座#1コンテンダーズ・クオリファイング・マッチ:#DIY(ジョニー・ガルガーノ、トマッソ・チャンパ)vs.クリード・ブラザーズ(Raw 3/18/24)

JDマクドナvs.リコシェ(Raw 3/25/24)

@IC王座#1コンテンダーズ・ガントレット・マッチ:JDマクドナvs.リコシェvs.ブロンソン・リードサミ・ゼインvs.シンスケ・ナカムラvs.チャド・ゲイブル(Raw 3/11/24)
 まずはマクドナとリコシェから。
 華やかなハイ・フライと
 マクドナのあおりで場を温めます。
 エプロン、場外を絡めてギアの上げ方は効果的で内容に間違いがなかったですね。

 続いてブロンソン。
 ここからはサミが苦戦を強いられつつも
 勝ち抜いていくストーリーを前面に表現するプロセス。

 その上で最後の組み合わせに用意されたのはvs.チャド。
 チャドがフェイスとして正々堂々とサミと戦いつつ
 アンクル・ロック地獄と荒々しい見せ場で熱量を引っ張りました。

 WWEは本当にガントレット・マッチが売りの一つになりましたね。
 サミの特性を活かした訴求力のある内容です。

 とはいえ個人的にはチャドの数え歌終着点も見たかった。

 ぎりぎり好勝負。

Aタッグ王座#1コンテンダーズ・クオリファイング・マッチ:#DIY(ジョニー・ガルガーノ、トマッソ・チャンパ)vs.クリード・ブラザーズ(Raw 3/18/24)
 クリード兄弟が身体能力お化けっぷりを示す
 場面をこれでもかと詰め込んでいますね。

 それを単なるスポット披露に終わらせず
 シーソーゲームにした#DIYの技能も十分に発揮されていました。

 WM進出をかけた一戦ということで
 試合時間も十分に取られており満足いく内容に仕上がっています。

 ぎりぎり好勝負。

BJDマクドナvs.リコシェ(Raw 3/25/24)
 ガントレット・マッチで思わぬハネを見せたのに対して
 こうやって試合を組まれるのは嬉しいですね。

 前回と同じく軽快な動きで間違いのない掴み。
 そこから前回はショートカット気味だった中盤ですが、
 今回はしっかりとした流れと
 アクションを追加してのアクセント付。
 マクドナが煽り控えめながら
 ストーリーのはっきりした試合運びでしたね。

 ドミニクの介入から一気に盛り上がって〆。
 前回のクオリティがまぐれではないことを見せつけWM後にもつながる結果を残しました。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/24)