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WWE:Best of Raw/SD Matches 2023 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 ダミアン・プリーストvs.サントス・エスコバー(SD 4/14/23)

タッグ王座戦:ケヴィン・オーウェンス、サミ・ゼイン(ch)vs.ウーソーズ(SD 4/28/23)

@ダミアン・プリーストvs.サントス・エスコバー(SD 4/14/23)
 ダミアンは長身ながら小回り利く良い受けを見せます。

 そのサポートを受けLWOギミックを得たサントスも
 ルチャ風味を交えながら立体的な攻防。
 後半の躍動感は素晴らしく、SDでも活躍できそうな期待感を抱かせましたね。

 セコンドもにぎやかに彩り盛り上がりました。

 ぎりぎり好勝負。

Aザ・ミズvs.セス・ローリンズ(Raw 4/17/23)
 ミズが入場中のセスを襲撃。
 アクションに感情を付随させ、ストーリーに引き込みます。

 セスがトペ3連発。
 出だしからずっと攻防が流れで繋がっていて、
 その為に丸め込み等を上手く織り交ぜていますね。

 コンパクトながら常に目を離せない内容。
 ミズはキャラが強いものの最近は熟練の上手さを身に着けているんだよな、と
 再確認させた一戦でした。

 好勝負に少し届かず。

Bケヴィン・オーウェンス、サミ・ゼイン、マット・リドルvs.ジャッジメント・デイ(ダミアン・プリースト、ドミニク・ミステリオ、フィン・ベイラー)(Raw 4/17/23)
 人気者のフェイスが暴れて盛り上げつつ、
 ダミアンがエプロンのリドル捕まえチョーク・スラムなど
 構築のここぞのポイントでスポットを挟む。

 TVマッチの構成の中で盛り上がる要素を的確にふんだんに盛り込んだ試合でした。
 
 中々良い試合。

CIC王座戦:ギュンター(ch)vs.エグゼヴィアー・ウッズ(SD 4/21/23)
 ギュンターのシンプルでえげつない攻め。

 ウッズは受けでは顔芸でぐっと惹きつけ、
 攻めでは溜めた後に爆発させる攻めで盛り上げます。

 スポットであるトペコンはもっと綺麗に放てる選手はいくらでもいますが、
 この盛り上がりを誰でも生み出せるかというとまた別です。

 オーソドックスながら見応えのある攻防で充実の一戦でした。

 中々良い試合。

Dタッグ王座戦:ケヴィン・オーウェンス、サミ・ゼイン(ch)vs.ウーソーズ(SD 4/28/23)
 WMのリマッチ。
 ウーソーズ襲撃からオーウェンス孤立ですが、
 得意技のかわし合いをその前に入れるなど2戦目要素をしっかりと織り込み。

 一方で特殊なことはせず王道で盛り上げます。
 立体感あるスポットの適正配置で効率よく華やかさを強調しましたね。

 トリオに向け両者乱入くらいの演出でしたが、
 演出弱めでも4人でしっかりタッグの形を作りました。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/23)