WWE:Best of TV Matches 2021 part.5の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | AJスタイルズvs.リドル(Raw 9/27/21) KotR1回戦:フィン・ベイラーvs.セザーロ(SD 10/8/21) サーシャ・バンクスvs.ベッキー・リンチ(SD 10/15/21) |
@US王座戦、ノーDQ、ノー・カウントアウト:ダミアン・プリースト(ch)vs.シェーマス(Raw 9/27/21)
US王座戦のタフ・マッチ・シリーズは本当に外さないですね。
シェーマスは凶器交えながらも
試合運びが教科書の方程式から外れません。
プリーストのパフォーマンスも安定していて見劣りしません。
全編通してクオリティは高値安定して
多分前日のどの試合よりもエクストリームでした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:9/?/21)
AAJスタイルズvs.リドル(Raw 9/27/21)
リドルの空間の使い方を
AJは完全に把握していて、
打撃の刹那的取り扱いも協調。
お互いの持ち技の交え方も良く、
2人の形が見えています。
まさかこの2人が数え歌の境地に至るとは思わなかったですね。
そして、この試合に限らず、US王座戦線など
数え歌的に好試合を連発している今のRawのブッキングに対して感謝したい。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:9/?/21)
BWWE王座戦、ケージ・マッチ:ビッグE(ch)vs.ボビー・ラシュリー(Raw 9/27/21)
オープニングの同一王座戦は
ハート・ビジネス、ニュー・デイの乱入でノー・コンテスト。
それに伴いメインでケージ・マッチにより仕切り直しとなりました。
ケージに入ろうとしたビッグEにラシュリーが襲いかかり場外戦でビッグEをKO。
CMを挟んでケージ内に戦場は移るも引き続きラシュリーが優勢。
攻守の切り替わりが少ないものの
重みのある攻防は彼らならではの強みが出ていますね。
後半ハート・ビジネス、ニュー・デイの乱入と絡めて
脱出に焦点を切り替えた後も、
潰し合いの雰囲気感を決して失わず攻防を作っていたのは良かった。
これまた昨夜の試合よりもExtreme RulesのPPVとしての試合にふさわしい。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:9/?/21)
CKotR1回戦:フィン・ベイラーvs.セザーロ(SD 10/8/21)
お互いレスリング時の体のポジショニングが非常に美しいですね。
足の先まで戦いがしみ込んでいる。
セザーロが腰攻め開始。
展開はオーソドックスながらセザーロのダイナミックさが出ていて良いですね。
技のスケール感もそうだし、抑揚のある試合の動かし方が利いています。
ベイラーも非デーモン時は
試合全体を通して自分の位置づけがぶれず
受け表現も機能して試合に引き込んでいきます。
最後は一発で決まり終盤のニア・フォール要素は少ないものの美しい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:10/?/21)
Dサーシャ・バンクスvs.ベッキー・リンチ(SD 10/15/21)
30分延長してRampageにぶつけるはこのカード。
団体の期待に応えて軽妙なレスリングから始めると
お互いに相手を勢いに載せないライバリティを意識した絶妙な均衡。
細かな仕草も目を離せずWWEスターの魅力を振りまきますね。
サーシャがメテオラをかわされ鉄柱誤爆。
これで展開確立かと思いきや、
まだまだ均衡崩さず一進一退。
コーナーの要所を積極的に織り交ぜ、
先ほどのスポットを活かして上乗せする
構築力で試合を発展させていきました。
場外を巡る攻防に移って、
実況席のビアンカも巻き込んで、
PPVの3ウェイへの予告もばっちり。
ここでこうなっていたら変わったかも、という
ポイントを幾つも散りばめていて
この勝敗でそれぞれの価値が全く変わらない内容。
PPVの3ウェイが改めて楽しみになりましたね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:10/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@US王座戦、ノーDQ、ノー・カウントアウト:ダミアン・プリースト(ch)vs.シェーマス(Raw 9/27/21)AAJスタイルズvs.リドル(Raw 9/27/21)
BWWE王座戦、ケージ・マッチ:ビッグE(ch)vs.ボビー・ラシュリー(Raw 9/27/21)
CKotR1回戦:フィン・ベイラーvs.セザーロ(SD 10/8/21)
Dサーシャ・バンクスvs.ベッキー・リンチ(SD 10/15/21)