WWE：TV Matches Best of NXT 2023 part.3の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | #1コンテンダーズマッチ：ウェス・リーvs.イルヤ・ドラグノフ(NXT 9/12/23) NXT女性王座戦：ティファニー・ストラットン(ch)vs.ベッキー・リンチ(NXT 9/12/23) |
①女性王座#1コンテンダーズ・マッチ：ギアナ・ジェームスvs.ブレア・デイヴェンポートvs.ジジ・ドーリンvs.ロクサンヌ・ペレス(NXT 8/29/23)
形式的にならずに4人が入り乱れており
4ウェイの面白さがありますね。
それぞれのアクションができる下地も活きています。
目の前で繰り広げられる見応えあるアクションが
常に観客の興味を惹き続けた一戦。
好勝負に少し届かず。
(執筆日：8/?/23)
②グローバル・ヘリテイジ・インビテーショナル：アキシオムvs.ブッチ(NXT 9/5/23)
欧州バックボーンの2人。
軽快なアキシオムとじっくりと自分のペースでコントロールするブッチ。
良質な攻防が展開されます。
アキシオムのハイフライが軽く見えることもなく、後半もハードヒット。
制限時間が12分と時間が長くなり得ない中でも
焦点が明確で精度の高い交錯には盛り上がりました。
好勝負に少し届かず。
③ノーDQ：ブロン・ブレーカーvs.ヴォン・ワグナー(NXT 9/5/23)
ビッグ・マン同士が暴れまわります。
場外ジャーマンを打っても受けに回って休むことなく攻め合い。
中盤は一方が主導権を握りますが、
竹刀や椅子といった凶器を使うので停滞しません。
印象的な絵を作り、細かい粗を気にさせない、
強みを活かし切った内容で、
最後のステージ、実況席破壊スポットもまた視聴後感を良くしています。
好勝負に届かずも中々良い試合。
④#1コンテンダーズマッチ：ウェス・リーvs.イルヤ・ドラグノフ(NXT 9/12/23)
イルヤのアクの強いスタイルに飲み込まれず、
ウェスが積極的にアピール。
お互い人気のハードワーカーが
削り合う攻め合いに盛り上がらない訳ないですね。
実況席へのジャーマンなど
予想を上回る攻防でお互い刺激を与え合って生まれ出る内容となっています。
通常放送のオープニング、ノンタイトル戦とは思えないほどの激闘にこれは王座戦でリマッチ見たくなりますね。
文句なしに好勝負。
⑤NXT女性王座戦：ティファニー・ストラットン(ch)vs.ベッキー・リンチ(NXT 9/12/23)
ベッキーが見事なスター性を披露。
ティファニーと共に観客に訴えかけながら試合をしっかりと構築します。
場の使い方が上手かったですね。
ティファニーも良かったですね。
変則で誤魔化さず、真っ向から王者として相対しました。
通常の攻防が見応えある上で実況席葬という特別なこともあり満足。
トリッシュとの時代対決を終えたベッキーがNXTに降りてきて、
こういう試合をして、また次の世代にバトンを託していくんだな、と感慨深いものがありますね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日：9/?/23)