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WWE:Most Powerful Family in Wrestling Disc Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1試合目−ケビン&デイビット&ケリー・フォン・エリックvs.ウィルド・ビル・アーウィン、フランク・デューセック、テン・グ(WCCW Star Wars 12/25/81) 
 親子がタッグを組んだというだけ。

2試合目−ケビン&デイビット&ケリー・フォン・エリックvs.ウィルド・ビル・アーウィン、フランク・デューセック、テン・グ(WCCW Star Wars 12/25/81)
 2つのリングで 同時に1対1で戦い
 残り2人は控えという変則形式。
 エリック兄弟がアイドルだから許される中身にして試合形式でした。

3試合目−ブラックジャック・マリガンSr&Jr vs.リッキー・ハリス、ジム・ネルソン(MACW 1/13/82)
 親子がタッグを 組んだというだけPart2。  

Cタッグ王座戦(レフェリー:アンジェロ・モスカ):ジャック&ジェリー・ブリスコ(ch)vs.リッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッド(NWA Starrcade 11/24/83)
ブリスコズのテクニカルな戦術を感じさせる試合運びは素晴らしい。
 スティムボート、ヤングブロッドもテンポの速い動きでスイングしています。
 連携技を織り交ぜる等して盛り上げましたが
 必殺技という締め方をしない2タッグなので
 最後のあっ終わっちゃったの?、というフィニッシュは弱すぎる。
 そこはちゃんと切り返しを入れて欲しかった。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/19/09)

5試合目−へクター&マンド&チャボ・ゲレロvs.マイク・イーノス、クラッシャー・クルグノフ、トム・ブールトン(AWA All Star Wrestling 9/4/88)
 ゲレロスが当時 では考えもつかなかったような
 空中殺法を見せる披露会。

Eエリミネーション・マッチ:ブレット&オーエン&ブルース&キース・ハートvs.ショーン・マイケルズ、スリー・マスクド・ナイツ(Survivor Series 11/24/93)
 HBKがつれてきた3人のナイツはこの日のためだけに用意されたギミック・レスラー。
 実際の能力に乏しい上、HBKと意思疎通が出来ない使えない役所を演じています。
 キース&ブルースはブレット、オーエン程の才能が無く、既に引退していたレスラーで
 この日のために復帰したという事実にしか意味はありません。
 そんな状況でハート兄弟が実質ストレート勝ちするというブック。
 もうファン・マッチの可能性しか残されていませんがなんと指定された試合時間は30分。
 やる方にしても見るほうにしても嫌がらせを受けているようなものです。
 ブッカーの信じられない失態。
 ひどすぎる試合です。
 (執筆日:8/29/10)

Fダスティ&ダスティン・ローデスvs.テリー・ファンク、バンクハウス・バック(WCW Clash of the Champions XXVIII 8/24/94)
 単発で終わるとはいえダスティの盛り上げテクをおがめるし、
 親子タッグのありがたみもそこにはある。
 ただトルネード式ではない事でダスティンが年寄りに配慮しないといけないし、
 アンダーソンの乱入で終わったりする。
 少し悪い試合。
 ダスティはアンダーソンは蹴散らすも、椅子攻撃も利かないメングには敵わず。
 ファンクらは救援に現れたズビスコも合わせてリンチ。

8試合目−テリー・ファンク、ドリー・ファンクJr vs.パブリック・エネミー(ECW Hostile City Showdown 6/24/94)
 よくあるレジェンドを呼んでの特別試合。
 良い試合ではないですが
 ファンクス(アメリカでは10年ぶりのタッグ)は両者NWA王者になっただけに
 年を取っても観客を魅了してくれます。 
 うやむやに試合が終わった後には
 ロックがバルコニーから突き落とされて逆さ吊りになるというECWの名場面の一つが見られます。

9試合目−IC王座戦:ロッキー・メイビア(ch)vs.サルタン(Wrestlemania XIII 3/23/97) 
 サルタンは後のリキシです。
 見所は試合ではなく
 試合終了後にロッキー・ジョンソンが現れること。

10試合目−ブライアン・クリストファー、ジェリー・ロウラーvs.アイヴァン・プツキー、スコット・プツキー(Raw 7/14/97)
 非常に珍しい親子タッグ対決。
 しかし親子がタッグを組んだというだけPart4。
 殿堂入りもしているポーリッシュ・パワーは
 年を取りすぎているので最後だけ。
 これまた見所は試合前の歌だったりする・・・。

JWWEタッグ王座戦:チャーリー・ハース、シェルトン・ベンジャミン(ch)vs.ロス・ゲレロス(SD 9/18/03)
 ハイ・テンポな進行でリアルにキレのあるムーブをどちらも発揮。
 カートvs.レスナーのアイアン・マン・マッチが控えているので
 様々なタッグの要素があるにも関わらず詰め込みは粗くなってますね。
 それでも孤立に腕狙い、合体技から成功で誤爆、椅子と色々あるので楽しめますね。
 最後ハースがダブル・フラップジャックをダブル・ショルダー・スルーと勘違いし対応が遅れて危険な角度でヒットしたのにはひやりとしました。
 中々良い試合。
 (執筆日:4/6/11)

12試合目−アンダーテイカーvs.ランディ・オートン(Summerslam 8/21/05)
 そらボブ・オートンが 介入して出てきますが
 ここはベノワとの世界王座戦を収録すべきだったのでは。
 抗争の初戦ということであっさり目で
 好勝負には届かず。

総評
 重箱の隅をつつくようなコンセプトDVDなのに
 本編、特典試合共にボリュームがあり予想以上に上出来。
 (なぜかフレアー家はなかったけれど)
 只今回扱っている家族に名レスラーが結構いる割には
 特典の試合まで家族コンセプトで選ばれており
 良い試合がほとんどないのは惜しすぎる。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ボブ・オートンSr&Jr vs.ジェフ・ポーツ、ロッキー・スミス (Championship Wrestling 4/21/76)
Aケビン&デイビット&ケリー・フォン・エリックvs.ウィルド・ビル・アー ウィン、フランク・デューセック、テン・グ(WCCW Star Wars 12/25/81)
Bブラックジャック・マリガンSr&Jr vs.リッキー・ハリス、ジム・ネル ソン(MACW 1/13/82)
Cタッグ王座戦(レフェリー:アンジェロ・モスカ):ジャック&ジェリー・ブリスコ(ch)vs.リッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッド(新チャンピオン!)(NWA Starrcade 11/24/83)
Dへクター&マンド&チャボ・ゲレロvs.マイク・イーノス、クラッシャー・ クルグノフ、トム・ブールトン(AWA All Star Wrestling 9/4/88)
Eエリミネーション・マッチ:ブレット&オーエン&ブルース&キース・ハートvs.ショーン・マイケルズ、スリー・マスクド・ナイツ(Survivor Series 11/24/93)
Fダスティ&ダスティン・ローデスvs.テリー・ファンク、バンクハウス・ バック(DQ)(WCW Clash of the Champions 8/28/94)
Gテリー・ファンク、ドリー・ファンクJr vs.パブリック・エネミー(DQ?)(ECW Hostile City Showdown 6/24/94)
HIC王座戦:ロッキー・メイビア(ch)vs.サルタン(Wrestlemania 13 3/23/97)
Iブライアン・クリストファー、ジェリー・ロウラーvs.アイヴァン・プツキ、スコット・プツキー(Raw 7/14/97)
JWWEタッグ王座戦:チャー リー・ハース、シェルトン・ベンジャミン(ch)vs.ロス・ゲレロス(新チャンピオン!)(SD 9/18/03)
Kアンダーテイカーvs.ランディ・オートン(Summerslam 8/21/05)