TOPアメリカン・プロレスWWE 1989年 →WWE:Wrestlemania V 4/2/89

WWE:Wrestlemania V 4/2/89の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

5試合目ではオーエンvs.ヘニングがありますが、あまり良くない試合でし た。

JIC王座戦:アルティメット・ウォーリアー(ch)vs.リック・ルード
 ウォーリアーが中央に陣取り受けっぷりの良いルードを回りに、という
 位置取りにより試合構築は出来ている方だけど
 いかんせんそれだけでは単純と言うしかないですね。
 後半ウォーリアーのムーブが崩れがちだったのも痛い。
 試合開始時の仕掛けやウォーリアー・アップへの見せ方等
 WM仕様にしようという狙いは感じ取れたけど悪くない試合程度です。
 (執筆日:5/8/10)

MWWF王座戦:ランディ・サベージ (ch)vs.ハルク・ホーガン
 サベージが外しと間で持って自分のペースを作り出します。
 見事な物ですね。
 ホーガンも観客を乗せる流れを意図的に生み出す等
 WWEでは珍しく本格的にプロレスしてます。
 只それぞれで見ると良い物の、
 試合全体の構築としてはサベージのペースのまま崩れないので
 見かけ程一進一退ではなく後半は時に試合のクオリティが後退しています。
 またWMのメインとしてはドラマに欠けましたかね。
 エリザベスがどちらにつくのか、という見所は
 中途半端に見せただけでオチは無かったし  
 最後はダイビング・エルボー・ドロップをハルク・アップで返してレッグ・ドロップという予定調和です。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:5/8/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

MWWF王座戦:ランディ・サベージ(ch)vs.ハルク・ホーガン
  サベージは中々試合を始めようとはせず心理戦を仕掛ける。
  サベージのダブル・アック ス、ホーガンのアックス・ボンバー共に決まり互角の様相を呈する。
  ホーガンは攻撃を受けても立ち上がり,
  アックス・ボンバーを決めるとボディ・スラムで場外に落とす。
  サベージを鉄柱にぶつけようとするもエリザベスが割って入る。
  サベージが体勢を入れ替えホーガンを鉄柱にぶつける。
  ホーガンに駆け寄るエリザベスを見てサベージは控え室に戻るよう言う。
  場外へのダブル・アックスにロープを使ってもジョー・ブリーカーと得意技を決める。
  そしてダイビング・エルボー・ドロップ!
  カバーに行くもホーガンのハルク・アップでカウントは2!
  ビッグ・ブーツからレッグ・ドロップが決まり1、2、3!
  ホーガンが新WWFチャンピオンに!

試合結果

@ハーキュリースvs.キング・ハク
Aツイン・タワーvs.ロッカーズ
Bブルータス・ビーフケーキvs.テッド・デビアス(ダブルDQ)
Cブッシュワーカーズvs.ルージョー・ブラザーズ
Dカート・ヘニングvs.ブルー・ブレイザー
Eタッグ王座戦、ハンデ戦:デモリッション(ch)vs.パワーズ・オブ・ペイン
Fディノ・ブラボーvs.ロニー・ガービン
Gブレイン・バスターズvs.ストライク・フォース
H(レフェリー:ジョン・スタッド):ジェイク・ロバーツvs.アンドレ・ザ・ジャイアント(DQ)
Iハート・ファウンデーションvs.リズム・アンド・ブルース
JIC王座戦:アルティメット・ウォーリアー(ch)vs.リック・ルード(新チャンピオン!)
Kバッド・ニュース・ブラウンvs.ジム・ドゥガン(ダブルDQ)
Lレッド・ルースターズvs.ボビー・ヒーナン
MWWF王座戦:ランディ・サベージ (ch)vs.ハルク・ホーガン(新チャンピオン!)