TOPアメリカン・プロレスWWE 2024年 →WWE:Best of WWE PPV 2024 part.1

WWE:Best of WWE PPV 2024 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@メンズ・ロイヤル・ランブル(Royal Rumble 1/27/24)
 ジェイ・ウーソとジミー・ウーソからスタート。
 アンドラーデのサプライズ復帰などがありつつも
 前半は入場者による盛り上げも物足りなければ
 既にリングにいるメンバーの働きも弱いですね。

 本命の一人コーディが15番手で入ると
 リングの背景となるレスラー群も積極的に動き。
 良い意味でわちゃわちゃしてきます。

 18番手で記録保持者のギュンター。
 
 対決としては色々な組み合わせが実現できるものの
 それをシングルとして目立たせる程でもなく…。
 レスナーの急な欠場とかも影響したのでしょうかね。

 22番手として実況者のパット・マカフィーがアナウンスされるも
 びびってリングに入りきらず自ら脱落する等
 笑う前にがっかりしてしまうネタや
 試合の焦点が定まっていない中でオモスが脱落する等
 中途半端なタイミングが目立ったりと惜しい内容。

 
 適切な6人が残ったので、クライマックスは上々でした。
 最後はパンクとコーディ。
 パンクが体力切れで脚を引っ張りつつも
 一方では疲労感と共に魅せてきたのは流石。
 どちらが勝つかというストーリー上も引きが強く、
 最後まで見入ってしまいましたね。

 しかしパンクはこれなら基礎体力の心配ありつつも
 少しWMが楽しみになった、と思ったらまた怪我で…。
 うーん。

 中々良い試合。

AWWE世界ヘビー級王座#1コンテンダーズ・イリミネーション・チェンバー:
ドリュー・マッキンタイアvs.ボビー・ラシュリーvs.
ケヴィン・オーウェンスvs.LAナイトvs.ローガン・ポール
vs.ランディ・オートン
(Elimination Cahmber Perth 2/24/24)
 ナイトとマッキンでスタート。
 人気者になってブレイクしたナイトですが、
 まだリズム、動きの練度に物足りなさを感じますね。

 3番手にオーウェンス。
 1対2多め目に入れて派手にやろうとする一方で、
 型使ったりベースラインを抑えるので思ったより印象残らず。
 そもそもとしてロックxレインズxコーディの前に
 この試合のストーリーとしての訴求力が弱いですからね…。

 とはいえ必殺技を放てば盛り上がり、
 流石はWWEのトップ・スター陣、という後半の帳尻合わせです。

 中盤のマッキンのリードラインも評価すべきですが
 オートンの死闘感の表現がとびきりでした。
 見事に全部持って行きましたね。

 中々良い試合。


 (執筆日:5/?/23)