WWE:NXT TakeOver:Stand & Deliver Night One 4/7/21の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ピート・ダンvs.KUSHIDA NXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.トマッソ・チャンパ |
@ゾーイ・スタークvs.トニー・ストーム
Aピート・ダンvs.KUSHIDA
ピートの開幕飛びつき腕十字から
軽妙に体勢を変え合っていきます。
ソフトでありながら惹きつけられる高度なレスリング。
展開はすんなりと動きつつハードで狙いの通った動き。
攻防の織り込み方は共通で事前の世界観のすり合わせが上手くいっているな、という印象。
終盤もKUSHIDAがナックルを打ち込むも手の痛みで崩れ落ち、
ピートが揺らぎつつもその手を踏んだシーンは素晴らしかったですね。
攻守が常に一体となったレスリングの面白さが詰まった試合です。
ぎりぎり好勝負。
Bガントレット・イリミネーター:ブロンソン・リードvs.キャメロン・グライムスvs.デクスター・ルミスvs.アイザイア・スコットvs.LAナイトvs.レオン・ラフ
CNXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.トマッソ・チャンパ
ウォルターは圧力を強めすぎずチャンパの良さを殺しません。
受けも絶妙に調整が利いていますね。
チャンパも大きくダウンしてスケール感を出していますが、
バラツキを感じずトータルでしっかりとまとまり感があります。
中盤もウォルターの部位への意識など感心しきり。
終盤はチャンパが気持ちを見せて、観客に一体感をもたらしますが、
クローズラインを何度も連打したりと
自身を規定して上限を作ってしまう見せ方もありましたね。
ただ積み重ねの美学を感じさせる試合で素晴らしかった。
ぎりぎり好勝負。
Dタッグ王座戦:グリズルド・ヤング・ヴェテランズ(ジェームス・ドレイク、ザック・ギブソン)vs.レガド・デル・ファンタスマ(ロール・メンドーサ、ホアキン・ワイルド)vs.MSK(ナッシュ・カーター、ウェス・リー)
軽妙なタッグの役目を理解していることが分かるスタート。
3チーム目を排除して1対1をベースに作ります。
GYVは安定感があり、他のチームも色を出せています。
前半は抑えめでしたが、アクセントの3ウェイが加わると
試合としてもどんどん広がっていきます。
見せ場も硬軟織り交ぜ、期待通りの派手さもありました。
好勝負に少し届かず。
ENXT女性王座戦:イオ・シライ(ch)vs.ラクエル・ゴンザレス
(執筆日:4/?/21)
DVD Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ゾーイ・スタークvs.トニー・ストームAピート・ダンvs.KUSHIDA
Bガントレット・イリミネーター:ブロンソン・リードvs.キャメロン・グライムスvs.デクスター・ルミスvs.アイザイア・スコットvs.LAナイトvs.レオン・ラフ
CNXT UK王座戦:ウォルター(ch)vs.トマッソ・チャンパ
Dタッグ王座戦:グリズルド・ヤング・ヴェテランズ(ジェームス・ドレイク、ザック・ギブソン)vs.レガド・デル・ファンタスマ(ロール・メンドーサ、ホアキン・ワイルド)vs.MSK(ナッシュ・カーター、ウェス・リー)(新チャンピオン!)
ENXT女性王座戦:イオ・シライ(ch)vs.ラクエル・ゴンザレス(新チャンピオン!)