WWE:Money in the Bank 7/14/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 世界ヘビー級王座MITBラダー・マッチ:ディーン・アンブローズvs.コーディ・ローデスvs.ジャック・スワガーvs.ファンダンゴvs.ウェイド・バレットvs.ダミアン・サンドウvs.アントニオ・セザーロ |
@タッグ王座戦:ザ・シールド(セス・ローリンズ、ローマン・レインズ)vs.ウーソーズ
レインズといえばパワフルな攻めが魅力ですが、
この試合は前面に出て受け手に回るシーンが目立ちます。
敢えてプレ・ショーの試合に回す中で、
レインズに経験を積ませようという狙いでしょうか。
ウーソーズの良質なテンポ・ワークに対し、
シールドも場外での介入攻撃を基調に対抗し、
タッグ・マッチらしい攻防が繰り広げられました。
まあまあ良い試合。
(執筆日:12/?/13)
@世界ヘビー級王座MITBラダー・マッチ:ディーン・アンブローズvs.コーディ・ローデスvs.ジャック・スワガーvs.ファンダンゴvs.ウェイド・バレットvs.ダミアン・サンドウvs.アントニオ・セザーロ
場外にはけながらもそれぞれスピード感を持ってリング・インしてくるので試合が大変引き締まって見えますね。
その中でそれぞれ高い意識で自分をアピールしている。
ファンダンゴは気性、アンブローズは仕草で
スワガー、セザーロとコーディ、サンドウはチームとして動いています。
バレットはナックル・ファイターとしての荒さを見せていました。
とはいえ難しくなることは分かるものの
欲を言えばもっと複数人で同時に争って欲しかったですね。
ラダーを立てての攻防を一通り行った後、
アンブローズの逆上がり、スワガー、セザーロの肩車立ち、
シールド乱入&ダイブ・スポットといった特別なスポットを連発。
そしてその最後にコーディをエース級の立場に据えての見せ場。
この抜擢には驚きましたが予想以上に歓声を得ていましたね。
なればこそ最後のサンドウの裏切りもインパクトがあった。
ぎりぎり好勝負。
AIC王座戦:カーティス・アクセル(ch)vs.ザ・ミズ
Bディーバズ王座戦:AJ(ch)vs.ケイトリン
Cクリス・ジェリコvs.ライバック
D世界ヘビー級王座戦:アルベルト・デル・リオ(ch)vs.ドルフ・ジグラー
EWWE王座戦:ジョン・シナ(ch)vs.マーク・ヘンリー
FWWE王座MITBラダー・マッチ:ロブ・ヴァン・ダムvs.CMパンクvs.ダニエル・ブライアンvs.シェーマスvs.ランディ・オートンvs.クリスチャン
全員ベビーフェイスということで普通にやれば関係性が希薄。
ということでいきなりゲストのRVDに全員で殴りかかったり、
パンクとブライアンのライバル対決を見せたりします。
しかしベビーフェイスのやることとしては違和感があるし、
序盤から1対1に時間が割かれるのは不自然です。
他の4人は何をしているのかという感じ。
確かに焦点はリングに集めておくべきだが
単純な殴り合いなどで景色として色を添えるべき。
またオープニング・マッチに比べるとレスラーの個性が乏しかったのも残念でした。
皆一定の仕事をしているが自分が自分がと他より上回ろうという情熱が見えなかった。
オールスターである欠点の方が出た形か。
ブライアンがいつも通り爆発させるとカーティス乱入からストーリー展開。
しかし最後のオートン奪取前にどっちかが取るのかという見せ場が欲しかったですね。
何故あんなに余裕を持たせた見せ方をしたんでしょうね。
中々良い試合。
総評
一定のクオリティを誇っているがそれはMITBという大会ならでは。
このカードならもっと上を狙えるポテンシャルがあったはずという意味ではまずまず。
(執筆日:7/?/13)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@タッグ王座戦:ザ・シールド(セス・ローリンズ、ローマン・レインズ)(ch)vs.ウーソーズ@世界ヘビー級王座MITBラダー・マッチ:ディーン・アンブローズvs.コーディ・ローデスvs.ジャック・スワガーvs.ファンダンゴvs.ウェイド・バレットvs.ダミアン・サンドウvs.アントニオ・セザーロ
AIC王座戦:カーティス・アクセル(ch)vs.ザ・ミズ
Bディーバズ王座戦:AJ(ch)vs.ケイトリン
Cクリス・ジェリコvs.ライバック
D世界ヘビー級王座戦:アルベルト・デル・リオ(ch)vs.ドルフ・ジグラー(DQ)
EWWE王座戦:ジョン・シナ(ch)vs.マーク・ヘンリー
FWWE王座MITBラダー・マッチ:ロブ・ヴァン・ダムvs.CMパンクvs.ダニエル・ブライアンvs.シェーマスvs.ランディ・オートンvs.クリスチャン